【地震雲】特有の形の雲により地震を予知できるという説があります。その説は(1)いつごろから言われていることでしょうか? (2)誰が言いはじめたことでしょうか?


注意:
・お聞きしたいのはその説の信憑性やメカニズムではありません。質問は「いつ頃、誰が言いはじめた説なのか」です。
・地震雲について研究をしている人の名前を聞きたいのでもありません。地震の前に特有の雲が出るという、都市伝説的なものがどこから発生したのかを知りたいのです。
・また「誰」というのは個人名である必要はありません。江戸時代の日本でも言われていました、とかでかまいません。

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  • 登録:2008/05/16 10:54:00
  • 終了:2008/05/23 10:55:02

回答(3件)

id:taku_j_7 No.1

taku_j_7回答回数139ベストアンサー獲得回数122008/05/16 11:59:13

ポイント27pt

元奈良市の市長である鍵田忠三郎氏さんの研究によるものです。

意思を継ぐ形で「日本地震雲研究会」というのが存在しますが、

詳細の活動内容などは不明です。

http://f50.aaa.livedoor.jp/~earth/

http://www1.odn.ne.jp/cam22440/kagita.htm

id:chinjuh

うーん、そこでわかるのは、

  • 昭和17年に地震と地震雲の関係を、鍵田氏が知ったこと。
  • 昭和23年に鍵田氏が福井地震の予知に成功したこと。

なんですが、17年の出来事は、鎌田氏が自分の経験で知ったのでしょうか。それとも民間伝承がすでにあり、そのことを鎌田氏が知ったのでしょうか。そのサイトでは判断しかねます。前者であれば発明者が鎌田氏なので満点の回答ですが、そうでないなら「で、どこが答えですか?」ってなってしまう。


でも、昭和17年の日本にはすでにあったということはわかりました。これは収穫です。また、日本で地震雲について広く知られるようになったのは鎌田氏の著書が発端かもしれませんね。ありがとうございました。


訂正:×鎌田氏 ○鍵田氏

年食ったみたいです。目がしょぼしょぼします(汗)


鍵田氏の「これが地震雲だ」をサクッと借りてきました。

  • 若いころから自然に興味を持っているうちに雲で地震を予知できるようになった。
  • 中国の「一六六三年徳降縣誌」という本に「晴れた暖かい日にヘビのような雲が空を横切っていたら必ず地震(はげしく意訳)」というような文章があるが、氏がそれを知ったのは地震雲の研究を始めてから。
  • 「地震雲」という呼称を考えたのは、どうやら鍵田氏らしい。同書の後書きに「私が三十年来考えてきた地震雲と名付けた一連の……」の記述あり。


誰がポイントはたいて質問してるんだかわかんなくなってきた。

2008/05/16 18:07:26
id:kanan5100 No.2

kanan5100回答回数1469ベストアンサー獲得回数2752008/05/16 12:23:56

ポイント27pt

6世紀インドの天文学者・占星術師、ヴァラーハミヒラ(505年 - 587年)の書いた『プリハット・サンヒター』(邦訳は『占術大集成』(東洋文庫))という本の32章で、地震雲を含め、動物の異常行動や地下水の動きなど、数々の地震の前兆現象について論じられているそうです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Earthquake_cloud

http://www.snowjapanforums.com/ubbthreads.php?ubb=showflat&Numbe...

id:chinjuh

おーっ、いきなり1500年くらいさかのぼりましたね。ブリハット・サンヒターの邦訳なら図書館にあったような気がするので借りてみます。世界的な視野で見ると古代から言われていたことなのかもしれませんね。


現在の状況:

  • 日本では鎌田氏が広めたっぽい(異説歓迎)
  • 6世紀インドですでに言われていた(もっと古い例も歓迎)

中国では、ヨーロッパでは、などの情報大歓迎です。



さらに追記。「占術大集成」を借りてきました。32章ですよね? たしかに地震のことが書いてありますが、日本語訳を読む限り、地震の予知を論じる章ではなく、地震で世の中の動向を予知することを論じているようです。

ただ、まあ強いて言うと、アグニの地震とやらは「四方の空やけをともなう」インドラの地震の時は「水牛の角や蜂の群れや蛇のような雲が雨をふらせる」とあり、鍵田氏の『これが地震雲だ』の内容と一致させようと思えばさせられなくないような記述も確かにありました(ただ、それが地震の前触れとして起こるのか、地震と同時に起こると言ってるのか判断できない文章でした)。


やはし誰がポイント払ってるのかわかんなくなってきた(笑)

2008/05/16 18:17:20
id:kanan5100 No.3

kanan5100回答回数1469ベストアンサー獲得回数2752008/05/16 12:56:29

ポイント26pt

江戸時代に仮名垣魯文編の『安政見聞誌』という安政大地震の記録があります。

http://www.jcsw-lib.net/ansei/index.html

この中に、次のようなエピソードが記されているそうです。

http://www.tane.cn/newpage1.htm

駒込白山下の質屋に地震を予知した丁稚がいて、どうして予知できたのかとあとで尋ねられたところ、

「僕の父は信州の人で、いつも語っていたことは善光寺開帳のときに起きた地震の日の夕方に、西方に白雲が霞みのようにたなびき、また東の方に藷(つくねいも)のような雲が出ていました。その夜にその地方は大地震でした。それからしばらくして、元のような雲が東西に出ました。それで父は「これは必ず揺れ返し(大きな余震)があるに違いない」として家財を外の広いところに運び、わが身は竹林にひそんでいましたところ、はたしてまさにその夜も大地震がありました。そのように聞いて忘れずに覚えていましたが、あの2日のとき、その雲が現れました。それで思わず言ってしまったのです。」

と語ったとのこと。

善光寺地震は、安政大地震の8年前の1847年に起きているので、このときすでに丁稚のお父さんは地震と雲の関係に気づいていたようですね。

id:chinjuh

これも面白いです。特殊な形の雲を地震とはっきりむすびつけている例ですね!



みつけました。

教えてもらった一番目のURLの中巻20/22の左ページに書いてありますね。


現在の状況:

  • 鍵田忠三郎氏が独自に(?)観察して地震と雲に関係があることに気づき、そのことを著書にまとめたのが『これが地震雲だ』で、地震雲という言葉を作ったのは鍵田氏っぽい。著書は昭和57年刊、氏の初予言は昭和23年の福井地震。
  • 1800年代(江戸時代安政年間)に地震と雲に関係があることを知っている人がいた。『安静見聞誌』中の間
  • 1663年の中国の本『一六六三年徳降縣誌』に、空に長い雲が出たら必ず地震が来ると書いてある。
  • 6世紀インドの『占術大集成』の第32章にある種の地震にともなう現象として蛇のような雲の出現や空焼けがあげられているが、地震の前兆として記録されたものかどうかは判断が難しい。

せっかくだから引き続きほかの情報もお待ちしてまーす。

2008/05/16 23:10:30
  • id:chinjuh
     ほんとはもっとタラッと調べて「うんうん、昔から言われていたんだね」って納得して図書館とか行かないで済ませるつもりだったのに、うっかり『これが地震雲だ』が図書館にあることに気づいてしまったので結局調べてしまった……うううう。

     ここにあがってるものの他に「プリニウスの博物誌」にある地震雲の例はみつけました。また、17世紀ごろの中国の文献にも同様の記録があることを教えてくれた人がいて、どうやらこの時代の中国の文献にある地震雲は元ネタがプリニウスっぽいこともわかりました。プリニウスは1世紀くらいの古い文献ですが、15世紀にグーテンベルクが印刷術を発明したあとに活字になって知識人によろこばれたそうで、その知識(もしくは本そのもの)が宣教師によって中国に伝わり、中国の文献に残っているようです。中国の本に出ていることは日本の知識人も知っていた可能性があるので、ひょっとするともしかすると、信州出身の丁稚が父から聞いたという話も、おおもとをたどるとプリニウスにたどり着くかもしれません。

     詳しくは自分のブログに書いてトラックバックしておいたので興味のある方はどうぞ。また、他で地震を雲の形で予知できるとした例をご存じの方はご一報を。
  • id:chinjuh
     あ、書き忘れましたが、みなさんが探してくださったものは調べ物の手がかりには十分になりました。ありがとうございました。締め切りまであと三日くらいありますので引き続きよろしくおねがいします。
  • id:chinjuh
    みなさんありがとうございました。ちょっと面白かったです。
    ヨーロッパ・中国・日本あたりに広く伝播している地震雲の話が
    それぞれ独自に発生した伝承ならすごいんですが、
    ひょっとしたら全部プリニウスが元ネタなのかな、という気もしてきました。

    じゃあ、プリニウスに触れたことがなさそうな、
    インディアンやアボリジニや、
    アフリカの部族(エジプト関係を除く)の神話にそういうのがないかな、と思うんですが、
    そもそも地震のない地域に地震雲の伝説はないでしょうし、
    高層建築(木造でも石造でも)を作らない民族に大地震の恐怖はないかもしれませんね。

    大紀元に、四川大地震の前に中国で七色の雲を見た人がいるって
    写真付きで書いてありましたよ。
    現象自体は環水平アーク(水平環・水平虹)だと思うんですけど、
    きれいなので興味のあるかたはこちらをどうぞ。
    http://jp.epochtimes.com/jp/2008/05/html/d83561.html

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  • 古典における地震雲に関する記述 新・珍獣様のいろいろ 2008-05-19 18:24:19
     東洋・西洋の古典における地震雲に関する記述。地震雲という呼称は元奈良市長の鍵田忠三郎氏が発案したもの(『これが地震雲だ~雲はウソをつかない』日中新聞本社1980年刊、現在...
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