車のタイヤを交換しようと思います。普通車乗用車です。タイヤをスタッドレスにするか夏用タイヤにするか考えています。

スタッドレスタイヤを夏のドライ路面で使うことはお勧めできません。

たしかに、スタッドレスはドライ路面でも使えるようには設計されています。

もしクルマの使用状況が、近所のコンビニに行くだけ、というのであれば問題は起こりにくいとは思います。

しかし、現実問題として、ブレーキ性能やコーナリング性能が圧倒的に低いことを考えると、高速道路や山道でのヒヤリハットが、ヒヤリ──では済まなくなることが容易に考えられます。

http://pa90117.cocolog-nifty.com/117oyaji/2006/01/post_cfe4.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/ヒヤリ・ハット

スタッドレスタイヤは雪道を想定して作られたものなので、夏そのまま履いていると燃費が悪くなったり制動距離が伸びたりロードノイズが増したりあまりよいことがありません。とにかく飛ばす人や、車の中で音楽を聴きたい人は、素直に夏タイヤを履いたほうがいいです。

http://toyotires.jp/tire/tire_17.html

とはいえ、12/13インチなど軽のタイヤであればともかく、15インチを超えるタイヤ(そしてホイールも含めて)は結構な価格がしますよね。タイヤとホイールセットの価格が10万超えるならスタッドレスのみで走るのもありだと思います。燃費向上をうたった夏タイヤは高めですし、それを履いたからといって10万円分も燃費を節約できるかというと怪しいもんです。日常的に通勤に使うのではなく、週末だけしか使わないならスタッドレスだけでよいと思います。

あとは、クムホなど安い夏タイヤを選択することも一つの手です。韓国製なのでとにかく否定されがちですが、1シーズンのみでタイヤが硬くなる前に使い捨てる、つまりスタッドレスに変えたら捨てるような運用法なら十分だと思います。ダイハツの車にOEM供給されて標準装備されるようになりましたし。

ちなみに自分はファルケン履いてます。燃費向上に伴って飛ばすことがなくなったので、これで十分なのです。安いけど国産だし。

問題点１つ：燃費が悪くなります。１～２割は下がるでしょう

問題点２つ：夏の間にゴムが減ります。アスファルト向けでないので減りも速いです。

問題点３つ：夏の間にゴムが硬くなります。置いておくより高熱なので硬化も早まります。

問題点４つ：ブレーキの限界が低くなります。スタッドレスはブレーキの効きが良いように

　　　　　　誤解されますが、あれは低摩擦でのグリップ力が高いだけです。

　　　　　　アスファルトでの高速走行では、普通タイヤより限界が低くスリップし易くなります。

というように、スタッドレスは夏場には履くべきではありません。

冬場が心配で、履き替えるのが面倒で、大した積雪がないのであればオールシーズン用タイヤが

あります。しかし、普通タイヤとスタッドレスの中間なので、性能的にどっちつかずな物です。

とても圧雪や坂道で「スタッドレス」の代わりになるような性能ではありません。

・・・・そんなせいで、最近、ぱったりと見かけなくなりましたが。

http://q.hatena.ne.jp/answer