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4600円ですね。
原価は わかりやすくいうと ↓
販売価格から利益を差し引いた金額。
商品原価の内訳は生産時の経費だけでなく、流通から販売するまでの全部の経費を含むと考えられる。商品製造のための原材料費や工場設備費、光熱費、人件費、輸送費などの直接・間接の費用に加えて、宣伝広告費、販売促進費などの管理費等も挙げられる。
一概に「原価」といっても、いろいろな側面があります。
ご質問の例では、「製造原価」という意味では3,000円、「総原価」なら4,600円が相当します。
また、受注生産で1つ1つのリングを作っているなら「総原価」は4,600円ですが、複数個/複数種類のリングを製造委託しているなら、送料などのコストはまとまって発生します。これらは、製造原価(直接費)とは別に間接費として計上されるべきで、各々の製造原価に割りかけて「総原価」とします。
製造原価とは「その物を一つ作るのにかかった費用」と言う事になります。
これは材料原価+送料と言う事です。
原価の計算は2つの方式があります。
まず平均原価方式の場合
送料と言うのはまとめて10ヶ、20ヶと同梱されてきますので一つあたりに細分化します。
例えば送料が1回に¥1000かかってて中身は10ヶの場合、平均すると送料は¥100となります。
材料原価¥3000+送料¥100=原価は¥3100となります。
それと、ロット別原価方式と言うのもあり、この場合はまとまった送料を1回目の原価に含めます。
1ロット目は¥3000+¥1000=原価¥4000になります。
2~9ロット目は原価¥3000のみです。
どちらを取るかは1ロットだけの販売でも回収するのか長期戦略で回収するのかで変わってきますね。
それと厳密には事務所の経費(光熱費)なども必要ですが、これは業務運営全般に必要な経費なのでロット毎には計算に入れないのが普通です。
その例にプラスして原価に地金代が(石を使う場合は石代も)要るのではないでしょうか?
加工代金のみの原価でしたら不要かもしれませんが、商品としての原価であればそれらも含まれると思います。
加工代金としての原価と商品としての原価は、個別に考えなくてはならないでしょうね。
どういった管理をされるかにもよりますが、私なら多分両方とも使わないでしょうね。
元々SEだったこともあって人件費(間接部門も含めた)やら事務所の家賃を含めた標準原価を使う癖がありますから。
原価には色々とあって、仰っている内4,600円が仕入原価と呼ばれているもので、3,000円はまず使う人はいないでしょう。
どの立場から見るかによって「原価」に入る部分は変わってくると思います。
リング単体の原価は、その業者さんが設定している3000円という値段より少し安いと思います。
なぜならその3000円は業者さんがもう少し安く購入したリングの素材を加工し、その技術料としていくらかの利益を上乗せしてあなたに売っているため。
これを製造原価と言います。狭義の原価です。
ただし、そのほかの付属物も込みでセットの商品として売っているならその業者さんにとっての原価は「原材料費+付属物代」となり、おそらく3000円を超えているでしょう。
別のケースとして、あなたがそのリングをまた転売して利益を得る場合が考えられます。
あなたは4600円を払って手に入れたリングを転売するわけですから、当然利益を確保するためにいくらか代金を上乗せしなければなりません。たとえばあなたが5000円でリングを販売した場合、5000円がその取引においての定価、原価は4600円ということになります。
ただし、ただ単に原価というと、商品の材料費のみを含む狭義の原価のことを指すことが多い気がしますね。
原価=購入価格から中間利益を差し引いたもの
と考えてだいたい間違いはないと思います。
いかがでしょうか?
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