両方ともオプション、あるいは標準メニューに加えてもいいのではないでしょうか。
単純に「動脈硬化」を調べる検査といっても、それぞれの検査では観察部位およびデータの意味合いが異なってきます。頚動脈エコーであれば脳梗塞発症のリスクについて画像による確実な確認ができますし、脈派測定であれば四肢のASO発症リスクを予想して、更なる検査の検討が即時的に行えます。どちらも患者さんへの侵襲が殆どなく、保険点数的もお手ごろという点では人間ドッグに適していると思いますが、頚動脈エコーはきちんとした検査技師あるいは医師による検査実施が必須ですが、脈派測定検査であれば基本的に血圧測定と殆ど変わらないので専門スタッフを配置する必要は少ないという点から、脈派測定検査はルーチンでも良いように思います。
頚動脈エコーの紹介:
http://www.miwaclinic.net/ultrasound.html
http://wada-clinic.com/keidoumyakueko.html
脈派測定検査の紹介:
http://www.kmc.or.jp/2.dock_kenshin/domyakukouka_kensa.htm
http://yamaguchi-heart.com/setubi-pic/9.html
まぁ、いっそのこと両方ともやってあげたほうが患者さんにとっては嬉しい検査になると思いますけど。
お粗末さまでした。
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