THEME:「今だからありがとう!ボクの好きな先生&学校の思い出」を教えて下さい
「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきた“イエ・ルポ”の続編コーナーです。“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか? 愛するマチ、好きな風景、家族とのエピソード、イエでの思い出…。毎回のテーマに沿って、あなたのイエとマチのルポをご投稿下さいね!
次なる〈イエはてな〉ライブラリーの本の実現を目指して――豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
※モラルのない一行レス等コメントの内容によってはポイント送信を控えさせて頂く場合もございますのであらかじめ御了承下さい。
※コチラのテーマ詳細とルポ例をご覧になってご投稿下さいね!
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080718
プレゼントはコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071028#Repo2
※今回の「いわし」ご投稿は7月24日(木)正午で終了とさせて頂きます。
鉄道が春闘の季節なんかにストライキをやることがありますよね。そのときは先生たちが通勤できないということで学校が休みになる可能性がありましたよね。「6時までにスト回避の場合午後から通常授業。8時までにスト回避の場合午後2時から」とか事前に通告されていました。スト当日の朝は祈るような気持ちでテレビのニュースを見ていました。もちろん「ストを続けろ!なんならもう1日、頑張れ」と念じて。
ぼくが小学校の低学年くらいのとき、うちでは子供が電話をかけることは禁止されていました。
電話代がもったいない。友達と話すんだったら会って話せばタダだ。
こういう家だったのです。
ただ、このストの日と、遠足の日で天気が微妙な場合、つまり遠足が中止かどうかはっきりわからないとき、そういうときだけは小学校の真ん前の家に住む岡本君に電話して、学校に張り出されている掲示の内容を教えてもらうことが許されていたのでした。
めったにかけられない電話をかける喜びと、ストで学校休みになるかもしれない期待で、胸が躍ったストライキの日でした。