THEME:「ドキッ、××が出たっ!! その時の効果的な対処法」を教えて下さい
日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
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※質問は8月11日(月)正午で終了させて頂きます。
居間でくつろいでいると、家族が天井を見上げて、ありゃ何だと言っています。見ると天井にオバケのようなシミができていました。調べてみると二階の洗面に行っている水道管から漏水があり、漏れた水の一部が居間の天井裏にまわったことがわかりました。水道はこのままでは困るのですぐに直しましたが、天井の方は見栄えは悪くても実害はないので、しばらく放置していました。
しかし、どうも天井からいつもオバケが見ているみたいで嫌なので、この際塗装で対応できないかと考え、思い切って自分で塗ってしまうことにしました。
使った塗料は室内壁用の一回塗りタイプつや消し水性塗料です。塗装することでシックハウス症候群になったら嫌なので、塗料には低VOCと表示のある物を選択しました。VOCとは揮発性有機化合物のことで、室内に充満すると様々な健康被害が予想されるほか、屋外に漏れ出ていくと光化学スモッグの原因物質の一つにもなってしまう厄介な物質です。2004年改正の大気汚染防止法でも、国民の努力として低VOC製品を選択購入することが定められています。
壁にマスキングをして、床に百円ショップで買ったブルーシートを敷き詰め、まずは天井材に塗料が適合するかどうかの試し塗りをしてみました。試し塗りの場所は照明を外した部分です。ここなら失敗しても後で器具で隠れますから安心です。
十分良好に塗装出来ることがわかりましたので、さっそくローラーで塗っていきました。ただし壁際だけはローラーでは塗りきれないので刷毛塗りで仕上げます。元々白い天井材に白の一回塗り塗料を塗りましたので、作業はかなり簡単に終わりました。案ずるより生むが易しとはこのことです。
ただ大失敗だったのは自分の頭でした、頭に何もかぶっていなかったので、ローラーから垂れたペンキを、もろにくっつけてしまったんです。ちゃんと何かをかぶって作業しないといけませんね。
とにかくこれで天井のオバケのようなシミは完全に消えました。家を自分で塗ってみるのは楽しいですね。以来、自分で塗った天井のある居間がさらに好きになりました。家族との団らんの時間が増えました。