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β美が子供の頃の話。高校野球最終日、家族でテレビを見ていた。
表彰式を見ていたβ美が、父に質問した。
β美「お父さん、準優勝って何?」
父 「二番目に優勝するって事だよ。」
β美「?」
この言葉に、母が割り込んだ。
母 「あなた。β美に説明する時はもっと言葉に気をつけないと。
β美、二番目に優勝するんじゃなくて、二番目に強かったっていう事よ。」
β美「それじゃ一番目に強かった時はなんて言うの?」
母 「優勝よ。」
するとβ美は言った。
β美「じゃぁ、一番半目に強かった時はなんて言うの?」
兄はずっこけた。父は言った。
父 「一番半目というのは無いんだよ、β美。
強い順に、一番目、二番目、三番目、・・・」
β美「…お父さん!」
急に父の言葉をさえぎって、β美は言った。
β美「三番目は無いのよ。」
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β美の理屈を読み解いてください。
※オープンは9月1日(月)の晩以降。
楽しい問題ありがとうございます。
さて考えてもよくわからなかったのですが、いちおう答えを。
β美は準々決勝(4強を決める)、準決勝(2強を決める)、決勝(1強を決める)と観てきたので、
1番目→優勝 2番目→準優勝 というところから、
n番目→○○ (2*n)番目→準○○ と呼ぶ、と過度な一般化をしたのでしょう。
ですから、一番半がないなら、その倍の3番目もない、という結論に無達したのだと思います。
それを確かめたければ、β美に「4番目に強いことはなんて言うと思う?」と聞けば、
元気に「準々優勝!」と答えると思います。
高校野球はトーナメント戦なので3位のチームが2チーム出来ます。
そこで3番目を2チームで割って1.5番目という理屈ではないでしょうか。
この理屈でいくと1.5番目の次は5位のチームが4チームあるので1.25番目になります。
これはこれで説得力あります!
高校野球は、勝ち残り式トーナメント方式で、しかも、3位決定戦がないから、3位は決まらない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A...
私は想定していませんでしたが、三位決定戦がないからという回答が多かったですね。
「一番半目」をうまく説明できないですが。
>β美「お父さん、準優勝って何?」
>父 「二番目に優勝するって事だよ。」
>β美「?」
父のこの説明を納得できていないので、まずβ美の観念には「優勝」という言葉には量的な重みづけがないということがわかります。
優勝はするか、しないか、という観念だということです。
>母 「あなた。β美に説明する時はもっと言葉に気をつけないと。
> β美、二番目に優勝するんじゃなくて、二番目に強かったっていう事よ。」
>β美「それじゃ一番目に強かった時はなんて言うの?」
>母 「優勝よ。」
ここのやりとりからβ美の頭の中は「一番目に強い=優勝」「二番目に強い=準優勝」だと認識していることがわかります。
>β美「三番目は無いのよ。」
この言葉からβ美の観念には、恐らく三番目からそれ以降の観念がないのだと推察できます。
>β美「じゃぁ、一番半目に強かった時はなんて言うの?」
この言葉からβ美の観念には「一番目に強い」と「二番目に強い」の間に更にランクがあることがわかります。
そして「三番目」以降がβ美の観念にはないので、恐らくβ美の頭の中では「二番目に強い」というのは、
「一番最後に強い」つまり「一番弱い」という理解をしているのだと思われます。
で、一番半目というのは、一番目よりは弱く、二番目よりは強いのだと思います。
つまり、 一番目に強い > 一番半目に強い > 二番目に強い という理解をβ美はしている可能性が高い。
しかし、ここで終わりではありません。
恐らくβ美の頭の中では「一番目に強い」と「二番目に強い」の間には無限のランク付けがあるのだと思われます。
「一番目に強い」よりは弱く、「一番半目に強い」よりは強いのをここでは仮に、「一番半半目に強い」とします。
そして更に、「一番半目に強い」よりは弱く、「二番目に強い」よりは強いのをここでは仮に「一番三半目に強い」とします。
すると強さの順はこうなります。
一番目に強い > 一番半半目に強い > 一番半目に強い > 一番三半目に強い > 二番目に強い
そして更に「一番目に強い」と「一番半半めに強い」の間という風に続いていくのだと思います。
言葉で説明すると煩雑になるので、分数で説明します。
1を「一番目に強い」として0を「二番目に強い」とします。
それ以外はすべて0から1の間にあると考えてください。
1に近づくほど強く、0に近づくほど弱いということです。
1より弱く0より強いのが1/2、1より弱く1/2より強いのが3/4、
1/2より弱く0より強いのを1/4、1より弱く3/4より強いのが7/8・・・・ という風に続きます。
β美の頭の中のランク付けは、1の半分はハーフ、ハーフのさらに半分はクォーターという感じではないでしょうか?
後半の理論的裏づけについては、こちらの想定と一致してます!
正解です。
2校しか出場してなかったから
一応、高校野球は都道府県対抗ですから、2校だけってのは、ちょっと…
え?将来は都道府県が合併して、西府と東府のみになるんですか?
甲子園では、3位決定戦無いからでしょうか
私の知らないところでやってたりしませんよね?
いや、やってないと思いますけど。
「一番半目」については華麗にスルーされてます。
楽しい問題ありがとうございます。
さて考えてもよくわからなかったのですが、いちおう答えを。
β美は準々決勝(4強を決める)、準決勝(2強を決める)、決勝(1強を決める)と観てきたので、
1番目→優勝 2番目→準優勝 というところから、
n番目→○○ (2*n)番目→準○○ と呼ぶ、と過度な一般化をしたのでしょう。
ですから、一番半がないなら、その倍の3番目もない、という結論に無達したのだと思います。
それを確かめたければ、β美に「4番目に強いことはなんて言うと思う?」と聞けば、
元気に「準々優勝!」と答えると思います。
これは全く考えてませんでした。なるほど。さすがはB美の生みの親(?)のlionfan様です。
子供相撲か何かで、1番、2番が確定して表彰をした後に、
あたしも参加したいといって、2番と相撲を取って勝ってしまって、1番と相撲を取って負けた。
実際の順位は確定しているので、2番が3番目になることはなく、1.5番目ということになった。
というのは、どうでしょうか。
>http://q.hatena.ne.jp/1219994762#c129366>
β美が、優勝も準優勝も知らなかったということから、TVで高校野球を見たのは表彰式のみで、高校野球に興味もなく(トーナメントなどの)野球に関する知識はないという仮定を立てました。
「一番目に強い=優勝」「二番目に強い=準優勝」という情報のみ知った
β美が「じゃぁ、一番半目に強かった時はなんて言うの?」
と質問したことから、β美自身が一番半目になってしまって、自分の立場をどう表現しようかと悩んでいると思いました。
このような観点からの回答でした。
なぜ相撲かというと、テニスでも将棋でも何でも良かったのですが、相撲関係のニュースを見たので相撲にしてみました。
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は~い、了解しました。
これは全く考えてませんでした。なるほど。さすがはB美の生みの親(?)のlionfan様です。