Adobe Photoshop CS2 日本語版で、写真画像のある特定の帯域の色を透明色に変更する方法を、できるだけ具体的に教えて下さい。
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No.1
60pt
素材準備
- テスト用に画像ファイルを作成しました。以下の画像をダウンロードし、Photoshopで開いてください。
操作手順
※以下、Photoshop CSでの操作なので、もしも違っていて出来ないところがあれば教えてください。
- 「ウインドウ」から「レイヤー」を表示。
- 「レイヤー」の中の「背景」というレイヤー名をダブルクリック。
- 「背景」レイヤーは特別なレイヤーで、画像の最下層にのみ配置でき、透明にすることが出来ません。
- 「背景」から任意のレイヤー名に変更。今回は「レイヤー0」とする。
- ツールボックスから「自動選択ツール」をクリックする。
- たとえば、青い部分を透明化するとして、「自動選択ツール」の設定(画面上のほうに出ると思います)を、許容値:48、アンチエイリアス:チェックする、隣接:チェックしない、全レイヤー使用:チェックしない……の設定で、画面のどこか青い部分をクリックしてみてください。
- 青っぽいところをもっと増やしたい場合は「許容値」を大きくし、クリックしたところに近い青により限定したいときは「許容値」を小さくし、「選択範囲」から「選択を解除」してからもう一度クリックしてみてください。
- あとは、BackSpaceキーを押してみてください。画像の青い部分がまとめて削除され、透明になると思います。
「自動選択ツール」の詳しい使い方(Photoshop CSのヘルプより引用)
自動選択ツールを使用するには:
- 自動選択ツール を選択します。
- オプションバーで、新規選択 、選択範囲に追加 、現在の選択範囲から削除 、現在の選択範囲との共通範囲 のいずれかを指定します。自動選択ツールのカーソルが、選択したオプションによって変わります。
- 「許容値」には、ピクセル単位で 0~255 までの値を入力します。低い値を入力すると、クリックしたピクセルに非常に近似したいくつかのカラーだけが選択され、高い値を入力すると、幅広い範囲のカラーが選択されます。
- 滑らかなエッジを定義するには、「アンチエイリアス」を選択します(選択範囲のエッジのソフト化を参照してください)。
- クリックした位置に隣接した同じカラーを使用している領域だけを選択するには、「隣接」を選択します。オプションのチェックを外すと、クリックした位置と隣接してない領域も含む、同じカラーを使用しているすべてのピクセルが選択されます。
- すべての表示レイヤーのカラーを選択するには、「全レイヤー使用」を選択します。オプションのチェックを外すと、自動選択ツールは、アクティブなレイヤーのカラーだけを選択します。
- 画像内で、選択するカラーをクリックします。「隣接」が選択されている場合は、許容値の範囲内の隣接するピクセルすべてが選択されます。オプションのチェックを外すと、許容値の範囲内のすべてのピクセルが選択されます。
補足
- こちらを参照すると、画像つきで似たような操作を行っているので、よりわかりやすいかもしれません。ただし、「隣接」のチェックマークは今回の場合ははずしてください。
- Photoshopのレイヤーについての解説はこちら
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ありがとうございます、CS2でもできました。(「背景」というレイヤーは見つかりませんでしたが。)