THEME:「人生が変わった?!あの時の家族のひと言」を教えて下さい
「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきた“イエ・ルポ”の続編コーナーです。“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか?毎回のテーマに沿って、あなたのルポをご投稿下さいね!
豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿下さいね!
「Welcome to イエはてな」
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テーマ詳細とルポ例
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プレゼント変更ご案内
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※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は9月11日(木)正午で終了させて頂きます。
話した言葉は取り消せない。
手紙は書いた言葉は削除出来ない。
自分から出て離れた言葉はその時から自分のものではなくなっている。
だからこそ言葉を大切に。
言葉に感謝するべきですね。
重い言葉ですね。
言った方はそんなに深い意味がなかったとしても、
言われた方は忘れないですよね。
子供ががお母さんに昔こんなことを言われたと言うことがあります。
自分では覚えていないものの、内容を聞くとショックだったろうなと
反省させられるないようのものもあります。
よく考えて、言葉にしなければいけないと強く思いました。
これは母が祖父からよくいわれたことです。だからよく考えてから話さなければならない、と。母も、この言葉をよく私に言います。多分母の60年の人生で痛感したこともあったのでしょう。
私もこの言葉で、救われたかな、と思う出来事がありました。一時期、人(Aさん)から頼まれた仕事を手伝ったことがあります。ほかに仕事を頼まれた人(Bさん)がいて、その二人で仕事をすることになりました。Bさんは、父がAさんに頼まれてどうにか探した人でした。
私はその作業は初めての経験でした。Bさんは、少し経験がありました。だから私はBさんから、教わる、という形で仕事を始めました。ただ私がはじめての作業だったので、帰宅してから父に作業のコツを教わっていました。
そうやって仕事をしていったある日、Aさんが現場にきて、作業をちゃんとしていない、と注意しました。注意された内容を聞いていると、仕事内容の説明がAさんとBさんで異なりました。
そのときはおかしいな、と思いながら仕事を続けました。私も初めての作業なので、ミスがあったかもしれない。注意しよう、と思ってAさんの指示通り、仕事をしました。
ところがまた現場にやってきたAさんに怒られてしまいました。仕事内容に不満をもったAさんは、私とBさんの作業を確認しました。そうするとミス(手抜き)は私ではなく、Bさんでした。Aさんは、Bさんに注意して帰りました。
その後もBさんと一緒に仕事していると、相変わらずBさんは手抜きをしていることが分りました。私はAさんに報告すべきかどうか、父に相談しました。父はまあ良い、ということでしたので、報告しませんでした。
そうやっていくうちに、その作業は終わりました。後日、Aさんに、私達の仕事はどうだったのか、と尋ねました。すると大失敗で、その原因は私にある、といわれてしまいました。
私は思わず、手抜きをしていたのはBさんでAさんもそのことを確認していたじゃないか、それにもかかわらずAさんはその後現場に現れなかったじゃないか、と怒鳴ってしまいそうになりました。しかし、そのとき思い出したのが、母のこの言葉でした。
考えてみると、Aさんは私とBさんを信用してあの仕事をまかせてくれたのでした。また私も初めての仕事でしたので、ミスがなかったとは言い切れません。そう考えて、謝りました。
その結果、Aさんは私を信用してくれたのか、年に数回私に仕事を頼んでくるようになりました。しかしその後私とBさんは、一緒に仕事することはありませんでした。AさんとBさんの関係がどうなっているのかは分りません。Aさんと話していてもBさんの話題は出ないので、ひょっとしたらBさんよりも私のほうを信用してくれたのかもしれませんね