THEME:「床」「木の実」「PCスペース」+「言い伝え&おまじない」
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※質問は9月16日(火)正午で終了させて頂きます。
よくよそのお宅に生ったイチジクを見ては美味しそうだなと思うことがあります。
自宅に実のなる木があると、とても生活が豊かになる気がします。
ただ、どうしてイチジクは庭に植えたらいけないという言い伝えがあるのでしょう?
身体にとてもよさそうなのに・・・、
日当たりが悪くなるせいもあるのかもしれません。
話は変わりますけど、漢字で一文字「九」と書いてイチジクと読ませる苗字の方もいるようですね。
花も咲かないのに実を付けたり(あの実が本当は花なんですけどね)、熟しすぎると実が割れることが身持ちの悪さの象徴のように言われたりするみたいです。イチジクに言わせたら、ひどいと言われそうなこじつけですがw
ほかには「イチジクは病人のうめき声を聞いて太る」なんてことを言う地域もあるようです。これはおそらく、かなり水分を要求する植物であることから、イチジクがよく実る所は湿気が多い、そういう家では病人が出やすいということだったのでしょう。現代の気密性の高い家では全く無関係ですね。
話は変わりますけど、漢字で一文字「九」と書いてイチジクと読ませる苗字の方もいるようですね。
初めて知りました!たしかに一字九、イチジクですね。まるでナゾナゾみたいです。
id:momokuri3さん、ありがとうございます。
イチジクが嫌われる理由はそうだったんですか。
なるほどです。
昔からの言い伝えは、結構、理にかなったものも多いので、
昔は湿気など、やはり良くない部分もあったのかもしれませんね。
それでも、家で実が採れるというのは大きな魅力でもあります。(笑)
イヌビワという木があります。雌雄異株ですが、両方とも実をつけます。ただ雌でないと、食べることができません。実はイチジクに似ていますが、とても小さいです。
実はこの木、中3のとき本で知ってからぜひ賞味してみたいと思っていました。その願いはあっさり実現しました。通学路でたまたま見つけ、大興奮。実が大きくなるのを待って、大きくなって、願いをかなえることができました。甘かったです。そして採ってきた実の一つを、家の畑の隅に撒きました。
ところがその後すぐにイヌビワはありふれた、といっていいほど珍しくない木であることが分りました。探せば、よく見つかったのです。というわけで、イヌビワに対する情熱は急激に失われました。
で、畑に撒いたイヌビワのことをすっかり忘れていた7年後。学校を卒業し、地元に戻った私は、畑の隅にはえているイヌビワを見つけました。母に「これどうしたの?」とさりげなく尋ねると、「勝手に生えてきた」という答えが返ってきました。
事情を説明すると、母に笑われてしまいました。しかもこの木、大きくなって邪魔になっています。きってしまいたいのですが、情熱が失われているとはいえ、昔思いいれがあった木。なんだか複雑な気持ちです
イヌビワは、おそらく関西以西で多く見られる木ではないでしょうか。関東では、少なくとも私は個人が趣味で植えているようなケースも見たことがありません。イヌビワ、見たいです。そして食べてみたいです。w83さんの情熱を、私が受け継ぎたいと思います(笑)。
でも雌雄異株のイヌビワの受粉には、イヌビワだけに寄生する特別な蜂の力が必要だと聞いたことがありますので、その蜂がいない地域での栽培は無理ですね。やはり生えている場所まで自分が行かないと駄目そうです。
今そのイヌビワは、どのくらいの大きさになっているのでしょうか。もしどうしても切らなければならないことになってしまったら、またその実を採ってどこかに蒔いてあげられるといいですね。イヌビワの旬はやはり今ごろなのでしょうか。
ですね。でも枝が広がっているので。大きさは、大きくても1円玉ぐらいでしょうか。昔の記憶なので曖昧ですが、イチジクと比べられないほど小さいです。もう実はすっかり落ちていたので、旬は夏みたいですね。
参考までに
イチジクもいいですが、私はアケビが好きです。
好きと言ってももう大分昔に食べたきり全然食べる機会がありません。
子供の頃近所の山の中でいくらでも取って食べられたのですが、、、
ごくたま~にお店で売っているのをみかけますがやけに高いので買えません。
口に含んだときタネがプチプチ当たる感覚がちょっとイチジクに似ていますね。
秋はイチジクやアケビでしょうか。
アケビは一度食べたことがありますが、甘くさっぱりしていた印象です。
今ちょうど、イチジクの木を植えている人たちのお宅では、いい実がたわわに実っています。
イチジクは聖書にも登場するように、古くから中東近辺で栽培されていたそうです。原産地はアラビア半島南部で、なんと紀元前3000年頃にはすでに人の手による栽培が行われていたと言われています。きっと人が育てて収穫する果実としては、最古参の部類になるのではないでしょうか。
その後イチジクは地中海沿岸にも広がり、スポーツが盛んだった古代ギリシャでは体力増強に役立つ食べ物として、競技者の間で人気が高かったと言われています。
日本には寛永年間に長崎に渡来したのが最初だそうで、当時は蓬莱柿(ほうらいし)と呼ばれて大変珍重されたそうです。蓬莱とは古代中国の想像上の仙人が住む山のことですから、当時の人たちがイチジクをどんなイメージで受け止めていたのかがよくわかります。
実際イチジクには果糖・ブドウ糖・蛋白質・ビタミン類・カリウム・カルシウム・ペクチンなどが豊富に含まれ、即戦力となるエネルギーから持久力の元となるエネルギー、体の働きを整える栄養素などがバランスよく含まれているようです。
食物繊維も豊富ですから、お通じの強い味方でもあります。熟した実を乾燥したものは無花果(むかか)と呼ばれる生薬となり、やはり緩下剤(お通じをつける薬)として使われたそうです。
前置きがやたら長くなりましたが(私はそのくらいイチジクが大好きなのです)、イチジクはとても痛みやすいですし、木に付けたままでもそのうち割れてアリだらけになったりしますから、食べきれないほど実った場合は、ぜひイチジク酒作りをお勧めしたいと思います。
分量は、ホワイトリカー1升(1.8リットル)につき、イチジク800g、レモン4個、氷砂糖100gくらいがいいと思います。イチジクは皮を付けたまま。レモンは皮をむいて輪切りにして、イチジクと共に漬け込みます。砂糖がずいぶん少なめですが、イチジクその物に糖分が多いですから、このくらいで十分だと思います。またイチジク、レモン共に成分が滲出しやすいですから、砂糖を濃くして浸透圧を高める必要はあまりありません。半年くらいで飲めるようになります。
もう一つ、不老長寿のイチジクに健康的な酢を合わせた、疲労回復・便秘解消・食欲増進などが期待できるイチジク酢をご紹介しておきます。
まず皮のままのイチジクを半分に切ります。
それを適当な広口瓶に入れ、お酢をイチジクが浸るまで注いで、フタをして冷蔵庫で1週間寝かせて完成です。お酢は普通の米酢でOKです。これを5倍くらいに薄めて飲むといいですよ。イチジクの甘さが十分お酢の酸っぱさを和らげていると思いますが、好みで蜂蜜などを加えてもいいと思います。
こうしてイチジク酒やイチジク酢にすると、今が旬のイチジクを長い期間楽しめます。たくさん手に入る人はぜひ試してみてください。