お互いに矛盾していると思われる諺、格言、箴言を挙げてみてください。
たとえば、「手が多いと仕事が楽だ」 ⇔ 「コックが多いとスープが駄目になる」
「好きこそものの上手なれ」 ⇔ 「下手の横好き」 などです。
「船頭多くして船山に登る」は意思決定の場面では多くの人間に裁量を与えると、
ごちゃごちゃになってしまうことが多いので少数の人間に決定権を集める必要があるということかもしれません。
「三人寄れば文殊の知恵」は、一人でやって行き詰った時に、
アイデアを多くの人間から集めるとうまくいくことがあるということではないかと考えてみました。
どうでしょうか?
他にもありましたらどんどんお願いします。
意思決定も知恵のひとつなのでこれらの言葉を使う場面は限定されないと思いますが、言葉の由来としてはおっしゃるとおりだと思います。
「三人寄れば文殊の知恵」の場合良い「デジジョンメーカーの存在」が無くて「船頭多くして船山に登る」状態になるケースが多いのではないでしょうか?
この場合は「船頭多くして」というよりは船頭のなり手がいない状況も少なからずあると思います。
「船頭多くして船山に登る」と「三人寄れば文殊の知恵」
私の周りでは残念ながら前者が多いですね。