ジェネリックと呼ばれている後発医薬品が話題になっております。先発医薬品メーカーは、新たに設備投資等を必要とする後発メーカーより優位性があると言ってもよいと思います。したがって、特許料の価格分を下げれば医薬品は安くなると思います。なぜ後発メーカーより安くできないのでしょうか?私の単純な疑問を解いて下さい。

回答の条件
  • 1人1回まで
  • 登録:
  • 終了:2008/09/23 07:26:58
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答4件)

id:SALINGER No.1

回答回数3454ベストアンサー獲得回数969

ポイント23pt

それは、ジェネリックの説明によくあるように新薬開発にはとてもお金がかかるからです。

どれくらいお金がかかるかと言うと、一つの薬に実際に150億~200億円かかります。

それくらいかかる理由は、新薬開発での成功率が6000分の1とかで開発途中で断念されるものが多いことがあります。

その開発費を価格で回収しなくてはいけないので価格を下げられないのです。

http://www.jpma.or.jp/medicine/med_qa/development/q03_84.htm

id:wakaizohide7

ありがとうございました。おっしゃたことは私も大筋において承知しております。しかし、20年という長い期間 特許料を受け取ることができるのです。この特許期間に開発費を回収し、かつ それ相応の儲けを確保できないのでしょうか?大手の医薬品メーカーの財務からして明らかだと思います。十分儲かっているんです。と思いますが・・・・

2008/09/22 21:18:35
id:sylphid666 No.2

回答回数3302ベストアンサー獲得回数90

ポイント29pt

安くできないと言うよりもしないと言うのが正しいようです。

他サイトからの転載になりますが、

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa779461.html

>もっと高く売れる薬が開発されているのですから、それを生産した方が利益が上がるからでしょう。

>ジェネリックというのは、要はパテントが切れた薬ということでしょう。だから安く売れるのであって、新薬を生産してパテント料を得たほうがよいと思いませんか。

無理に値下げ競争に打って出て低い利益を求めていくよりも生み出した利益を使って新薬開発に打って出た方が博打の部分が高いものの多くの利益が取れるという計算があるのではないでしょうか。

id:wakaizohide7

ありがとうございました。私もそうではないかと思っていました。新薬ほどではなくともそれ相応に企業活動ができるのであれは安く販売しないのは問題ですね。医薬品メーカーとしての社会的使命が欠落していると思います。でもそれが大きな理由でしょうか?私にはまだ疑問です。他のサイトからの資料に感謝致します。

2008/09/22 21:30:59
id:aki1960 No.3

回答回数256ベストアンサー獲得回数8

ポイント16pt

処方箋が必要な医薬品の場合、厳密な意味で「競争」が無いので、価格を下げる必要がないのです。

                       

処方箋には、先発メーカーの【製品名】が書かれます。

メーカーと製品がそこで特定されるのです。

製品名(商品名)ですから、ジェネリック医薬品は該当しません。

今でもジェネリックも可とする処方が多少出回る程度で、ドクターも病院も、本来ワケのわからない(実績も定かでない)ジェネリック医薬品など使いたくないのが実情です。

id:backupper No.4

回答回数95ベストアンサー獲得回数10

ポイント22pt

競争力が十分にある為、安くする事自体にメリットがあまり無いのだと思います。

特許が公開されているからといって、全く同じ薬が出来上がる訳ではありません(ここが重要)。その点から最も大きな実績をもっているという事実が、値段差を埋めるだけの競争力になります。

健康の事ですから多少の差なら高いお金を出しても実績のある薬を使うという考えが成り立つのも自然な事で、要は安心代が差額以上あるという事でしょう。故に安く出来ないというよりしないという事です。

  • id:SALINGER
    >この特許期間に開発費を回収し、かつ それ相応の儲けを確保できないのでしょうか?
    20年前に今でもあまり浸透していないジェネリック医薬品が浸透するとも思っていないので
    20年で開発費を回収できるように価格設定することに意味がありません。
    そもそも、新薬の価格設定は開発費よりも同種の既存の同分野の薬価をもとに「画期性」「有用性」を評価して
    加算され決定されるもので、製薬会社はその加算幅に不満を持っているのが現状。

    >新薬開発に打って出た方が博打の部分が高いものの多くの利益が取れるという計算があるのではないでしょうか。
    1994年に25あった国内の新薬の製造承認数は、2004年には5にまで激減。長期の開発期間と莫大な投資を要する新薬は、おいそれと開発はできないのが現状。

この質問への反応(ブックマークコメント)

「あの人に答えてほしい」「この質問はあの人が答えられそう」というときに、回答リクエストを送ってみてましょう。

これ以上回答リクエストを送信することはできません。制限について

回答リクエストを送信したユーザーはいません