それは、ジェネリックの説明によくあるように新薬開発にはとてもお金がかかるからです。
どれくらいお金がかかるかと言うと、一つの薬に実際に150億~200億円かかります。
それくらいかかる理由は、新薬開発での成功率が6000分の1とかで開発途中で断念されるものが多いことがあります。
その開発費を価格で回収しなくてはいけないので価格を下げられないのです。
http://www.jpma.or.jp/medicine/med_qa/development/q03_84.htm
安くできないと言うよりもしないと言うのが正しいようです。
他サイトからの転載になりますが、
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa779461.html
>もっと高く売れる薬が開発されているのですから、それを生産した方が利益が上がるからでしょう。
>ジェネリックというのは、要はパテントが切れた薬ということでしょう。だから安く売れるのであって、新薬を生産してパテント料を得たほうがよいと思いませんか。
無理に値下げ競争に打って出て低い利益を求めていくよりも生み出した利益を使って新薬開発に打って出た方が博打の部分が高いものの多くの利益が取れるという計算があるのではないでしょうか。
ありがとうございました。私もそうではないかと思っていました。新薬ほどではなくともそれ相応に企業活動ができるのであれは安く販売しないのは問題ですね。医薬品メーカーとしての社会的使命が欠落していると思います。でもそれが大きな理由でしょうか?私にはまだ疑問です。他のサイトからの資料に感謝致します。
処方箋が必要な医薬品の場合、厳密な意味で「競争」が無いので、価格を下げる必要がないのです。
処方箋には、先発メーカーの【製品名】が書かれます。
メーカーと製品がそこで特定されるのです。
製品名(商品名)ですから、ジェネリック医薬品は該当しません。
今でもジェネリックも可とする処方が多少出回る程度で、ドクターも病院も、本来ワケのわからない(実績も定かでない)ジェネリック医薬品など使いたくないのが実情です。
競争力が十分にある為、安くする事自体にメリットがあまり無いのだと思います。
特許が公開されているからといって、全く同じ薬が出来上がる訳ではありません(ここが重要)。その点から最も大きな実績をもっているという事実が、値段差を埋めるだけの競争力になります。
健康の事ですから多少の差なら高いお金を出しても実績のある薬を使うという考えが成り立つのも自然な事で、要は安心代が差額以上あるという事でしょう。故に安く出来ないというよりしないという事です。
ありがとうございました。おっしゃたことは私も大筋において承知しております。しかし、20年という長い期間 特許料を受け取ることができるのです。この特許期間に開発費を回収し、かつ それ相応の儲けを確保できないのでしょうか?大手の医薬品メーカーの財務からして明らかだと思います。十分儲かっているんです。と思いますが・・・・