【家】 【NTT局】
[PC(端末)]--[ルータ]--[ADSLモデム]---------[ADSLモデム]--[ルータ]--[PC?(端末)?]
家の通信機器の状態は目でみて確認できたのですが、
家から出た先の通信機器のやり取りがどうなっていて、またそのやり取りの結果、
インターネットが実現化されているのが良くわかりませんでした。
家のモデムから出た先の、通信機器のやり取りがどうなっているから、
私達は家でインターネットの通信が行えているのでしょうか?
ネットワークは勉強を始めたばかりで、深いところはわかりません。
イメージとして掴みたいため、専門的でなくとも構いませんので、イメージや理屈について教えていただけませんでしょうか。
また少し別件で、
ADSLモデムのログでは、「LAN インタフェースリンクアップ・ダウン」「ADSL回線トレーニング中へ移行」というステータスがあります。
これらの各ステータスはどのような状態を指しているのでしょうか。
>【家】 【NTT局】
>[PC(端末)]--[ルータ]--[ADSLモデム]---------[ADSLモデム]--[ルータ]--[PC?(端末)?]
イイセンイッてます。
ADSLモデムにはスプリッタ内臓、の前提ですね。
NTT局舎にPCや端末は無く、ルータの先は土管(プロバイダの回線)で、プロバイダのデータセンターに繋がっています。
プロバイダからインターネットに接続しているのはIX点で、別のプロバイダ(上位プロバイダ)と接続されているケースもあります。
http://www.internap.co.jp/feature/point.html
>LAN インタフェースリンクアップ・ダウン
LAN側インターフェイスに何も接続されていない(または電源断)の状態がダウン、接続されるとアップです。
>ADSL回線トレーニング中へ移行
ADSL回線というのは、速度可変であることはご存知だと思います。
回線速度を切り替える際に、トレーニングという状態へ移行し、その結果によって回線速度を切り替えます。
FAX通信なども、最初にトレーニングによって通信速度を決めます。
(回線状態が悪い場合は、どんどん遅くする)
FAXと違うのは、FAXの場合1回の接続で決めた速度は、途中で変わりません。
が、ADSLの場合は繋ぎっ放しなので、速度が下がったきりでは困りますから、ときどきトレーニングに移行して速度を上げたり下げたりすることになります。
「ADSL」の解説がわかりやすいでしょう。
ThinkThinkさんのご利用のADSLモデムの電源を入れると、間もなくNTT局社の集合型ADSLモデム(DSLAM)と制御情報のやり取りを始めます。これを「ハンドシェイク」と呼びます。
次に、電話回線の周波数帯域やノイズの状態を調べ、最適な通信ビット数を決めます。これが「トレーニング」です。
通信ビット数が決まるとリンクが確立(リンクアップ)します。
リンクダウンはリンクが切れることです。
トレーニングで想定した以上にノイズが増えると、突然リンクダウンします。すると、ADSLモデムはトレーニングを自動的に再開し、再びリンクアップします。
インターネットの構成を極々簡単に説明すると
・LANとLANの間をプロバイダといった通信キャリアが取り持っている。
となります
LANとは?
プロバイダとは?
http://e-words.jp/w/E38397E383ADE38390E382A4E38380.html
LANとは、最小単位のネットワーク。要するにインターネットの末端です。
PC┐
PC┼─[ルータ]-[モデム]-[電話回線]-[プロバイダ]
PC┘
PC┐
PC┼─[ルータ]-[モデム]-[電話回線]-[プロバイダ]
PC┘
これが沢山組み合わさったものがWAN。つまりインターネットです。
基本的に、PCは閲覧のみで利用されますが。
中には、PCの位置でサーバーと呼ばれるシステムを立ち上げて、サイトを運営したりする人も居ます。
基本的に、サーバーは業者やプロバイダが提供しますが
知識さえあれば、サーバーは誰にでも立ち上げられるという事です。
コメント(2件)
ご返信が遅れて大変申し訳ありませんでした。
id:aki1960 さん
ご回答ありがとうございます。
ご返信が遅れて大変申し訳ありません。
ルータの先が土管(プロバイダの回線)で、しかもプロバイダのデータセンターに繋がっている、ということ、知りませんでした。汗
データセンターは名から察すると、、WEB上のデータを共有する場であるのでしょうか?
>ADSLモデムにはスプリッタ内臓、の前提ですね。
はい。音声信号とデータ通信で分かれていること前提です。
>ADSL回線というのは、速度可変であることはご存知だと思います。
はい。知っています。
帯域調整と呼ばれる、通信速度を落とす事によって、
ノイズの影響などを受けにくくして、安全性を保つもののことですよね?
>FAXと違うのは、FAXの場合1回の接続で決めた速度は、途中で変わりません。
つまり、トレーニング中へ移行したとなっても、FAXの場合は通信速度は変わらない。
それ以外については、通信速度が変更される、という考えの纏めでいいでしょうか。
ガスタービンエンジンによる発電機などを備え、停電でも数時間から数日間機器を停止することなく運用でき、室内は一定温度(20度前後)に保つために、クーラーに囲まれています。
一般的には、利用者(契約者)以外は所在すらわからないように秘匿されていて、入管も厳重です。
プロバイダや、大手企業などが、大掛かりなコンピュータシステムを運用するために、こういった施設を利用しています。
web利用に限りません。
利用料は非常に高額ですが(ラック1本当たり50~100万円/月、とか)、逆にSLAによる保障もあります。
例えば、電源について1年365日24時間絶対に切れることは無い、という条件で、切れた場合は莫大な保証金が支払われる、みたいな感じです。
もちろん、高額で良い施設もあれば、しょぼいチープな施設もありますけど、たいてい金額に比例します。
インターネット回線や、企業で使う専用線などは、必要であれば各契約者が引き込むのが普通です。
トレーニングについては、例えばFAXの場合最初に行われるだけで、以降は通信が切断されるまでトレーニング以降はありません。
FAX通信は通常短い時間で切断されるため、途中で回線速度を変更する必要性が低いためです。
こういった細かい仕様は、通信規格毎に違い、それぞれの規格によって厳密に定められています。
例えばxDSLの規格概要(というか種類など)このあたりに簡単に説明されています。
http://www.wdic.org/d/COMM/MEANS/WIRE/XDSL
>ノイズの影響などを受けにくくして、安全性を保つもののことですよね?
そうですね。
ノイズという意味では、もともとの電話線(メタル線)仕様からみれば、ADSLの信号などはノイズそのものである点が面白いと思います。
(ですから入り口と出口にスプリッタを設置して、ノイズ(DSL信号)を分離するわけです。)