適当なHPが見あたらなかったので、以下に回答します。
洗濯の原理は、汚れを水に溶かし出すことにあります。
洗濯板では、洗濯物と洗濯板の間にかかる圧力や摩擦力によって、物理的に汚れを水に溶かし出します。
一方の洗濯機では、洗剤を使って水と汚れの親和性を高めることで、化学的に汚れを水に溶かし出します。
つまり、洗濯板の場合、洗剤を使うことが考えられていません。もし使うのなら、桶の中で洗濯物を洗うべきです。
私は洗剤を使って洗濯板で洗っていて、祖母に注意されたことがあります。洗濯物が浸かるほど桶が大きくないんですよね。洗濯板で洗剤を使うときは、汚れのひどい所をスポット的に洗うときに限った方が良いようです。
最近の洗濯機では、洗濯物にジェット水流を当てる機種があります。あれなどは、物理的に汚れを水に溶かし出す、洗濯機と同じ原理です。洗剤や水の量が少なくて済むと宣伝していますね。
メーカー各社の洗濯機は、回転速度を変えたり、逆に回ったり、洗濯槽の形状などで、複雑な水流を作り出したりして洗濯効果を上げています。
手洗いの場合、布と布をこすり合わせるようにして洗濯しますよね?洗濯機内部では、そういったことが、繰り返し効率的に行われています。
洗剤は同じはず
洗剤も昔に比べ、随分、変わってきていますが?
昔ながらの洗剤って、探す方が難しいのではないでしょうか?
リンクは、Wikipediaです。洗濯機のメーカー各社のホームページには、「汚れ落ちのよさ」、「省エネ」、「音の静かさ」など、洗濯機のセールスポイントが紹介されています。
やっていることは同じだが、機械の方がより効率的なので、それほど力をかけていない、と言う見解でしょうか。ありがとうございました。
洗剤は、手洗いの物と比べて、洗濯機用に改良されているはずです。
また、昔と比べると、お風呂に頻繁に入るようになったと思いますし、石鹸や掃除機の進化もあって、人間自体が清潔になっていると思います。
さらに、洗濯機の誕生で、以前よりも頻繁に洗うようになっているでしょうし、
一度で洗い流す「汚れ」の量自体が、大幅に落ちていることが一因にあるのではないでしょうか。
回答ありがとうございます。さて、機械、手の比較以前に、洗う「相手」である、布の汚れ「度」が異なる、と言う意見ですね。
このような発想があることも知りました。ありがとうございました。
3の回答のあと、もう1点思い当たったので、書いてみます。
洗濯物1枚当たりにかける時間が、圧倒的に長いであろうことも理由にあると思います。
洗濯機は、複数を同時に洗っていますから、稼働時間から考えて、1枚につき30分は洗っていることになります。
洗濯板に擦りつけるほどの力が働かずとも、手洗い何倍も洗浄していれば、普通の汚れは時間に比例して綺麗になるでしょう。
同じ10枚の量を同じ30分で洗濯するとして、手洗いだと1枚につき3分ですが、洗濯機だと1枚につき30分、10倍もの時間、丁寧に現れていることになります。
もっとも、「力」という意味では、やはり手の方がしっかり洗えていると思います。
今でも、濃い汚れが着いて、乾いてしまったりしたものは、洗濯機の前にその場所だけはもみ洗いしたりしますし、
「トッププレケア」といった商品も存在していますので。
旅行に行っていて返事が遅れすみません。そうですね。a.手では、同時に複数はできない。b.洗濯でも事前の手洗いをする。以上の2点はその通りで気がつきませんでした。ありがとうございました。
ということは、同じ名称ながら、二つは別のことをやっていると言うことなのですね。理解できました。ありがとうございました。