改造変圧器とは、どのようなものですか。変圧器を何の目的で、どのように改造したものなのでしょうか。
変圧器は鉄と銅の塊で大きな物は結構高価です。特別な仕様のものを手に入れようとすると特注になるのでより高価になります。
そこで欲しい仕様の変圧器と仕様の似た変圧器が安く手に入った場合に望みの仕様に改造できればお得ですよね。
そういう目的で仕様変更をした変圧器を改造変圧器と呼びます。
例えば、下記の場合は電圧仕様を変更する改造を行っていますね。
http://www.jibu.co.jp/case-study/archives/000050.htm
商品仕様
旧 三相 60Hz H種 200KVA オート 400/500V
新 三相 60Hz H種 200KVA オート 440/500
変圧器の電圧仕様は巻線のターン数を変更することで可能です。変更前と後の巻き数比を計算して今現在の巻き数を巻き足したり逆に巻き戻したりして電圧の微調整をします。
電圧仕様はそのままで良くても端子形状とかを仕様変更する必要がある場合もあります。
だみーです。
改造変圧器に付いては1の方の回答で間違いないと思います。
改造が必要な場合は大概海外製の特殊な機器を使った場合に必要になったり、通常は使わない電圧(日本の規格には無い様な)への変更をする時に改造をする場合があります。
変圧器は変電所で使うような大型の物は初めからオーダーなので改造ではなく「特注」になります。
改造が簡単に出来るのは1の回答の方の紹介している様な乾式トランスで、モールドや油入式は普通やりません。(巻線部分がいじりれない)
私が見た物は記憶では575V→400Vに変圧するトランスで、元々は500V→400Vの物でした。(韓国で改造した物でした)
コメント(0件)