地球がまわるのは特別なことですか？

宇宙に静止している物は、ありません

宇宙塵が一点に収斂するとき回転しないで直線的に集まってくるとは考え難い。
破壊された断片が回転していないという事はあっても、生命の進化を閲するほど長期間に渡って存在し続けた惑星が回転運動を伴わないとは考え難い。
また、もし回転していなかったとしたらどうなるか考えてみるとスグに矛盾が明らかになる。
球体に近い天体は回転運動の結果、重力の平衡点に収斂した形態として球体になったと言える。
回転していなかったとしたら、土星の衛星のような不均衡な形で存続しているだろう。
さらに夜の半球と昼の半球の熱量差は地質年代的時間を前提にすれば惑星そのものを破壊するほどの歪を生み出す。
回転無しに大気層が存在するには相当の質量が必要で、現在の地球の質量では破壊された丸裸の岩塊が点在するだけの小惑星帯になるだろう。

銀河そのものもあるいは銀河団もひょっとしたら宇宙全体すら回転しているのです。
地球なんて銀河系だけからみてもゴミみたいなものが回転しているからといって何の不思議
もありません。宇宙全体が回転しているのかどうかは観測できません。もし回転している
というのならそれでは何に対して回転してるのかという答えようのない質問にぶち当たるでしょう。

これってノーベル物理学賞のパリティ対称性の破れが無ければ地球が回るような物理空間では無かったと考えるとやっぱり特別なことじゃないだろうか。
生きているから～♪明日があるから～♪地球が回っているか～ら～♪