御世話になります。
またくだらない質問をしようと意気込んでおります。
この度私が抱きました疑問は、「地球上で揚力ではなく、重力がかからない状態にして飛ぶことは不可能なのか」というものです。
タイムマシンとか理論上はこうすれば近いことが出来る、みたいなのがあるみたいですが、
重力をかからなくする装置のようなものを作ることは不可能なのでしょうか。
理論上の段階で構いません。
こういう仕組みを作れば重力がかからなくなる、という説があれば教えて下さい。
逆に今のところはこういう理由から絶対に不可能とされている、というのであればそれを教えて下さっても構いません。
しつこいですが、飛ぼうとする力で重力をかき消し、結果浮くというものではなく、
例えばこのスーツを着たら、スーツの中の人には重力がかからなくなり、結果浮くことが出来る、のようなものです。
万有引力という言葉は知ってますが、「人間が考え付くことで実現不可能なことはない」という言葉もきいたことがあるので。
教えて下さい、エロい人!
ガガーリン宇宙センターで有名なスターシティーでは、地球上で体験できる宇宙体験・無重力体験飛行を楽しめます。下図のように航空機が放物線状に飛行をすることにより無重力状態(正確には微小重力)が約20~30秒、これを約10回繰り返します。
世界中から集まった参加者の中には、小さなじゅうたんの乗って「空飛ぶじゅうたん」を実演したり、小道具持参で空中に浮かせたりなど無重力空間で少年に戻ったかのようにはしゃいだり、ちょっとした実験でしょうか、空中に丸い水滴状に浮く水を飲むなど楽しみはさまざまです
ごくミクロなレベルならば、地上でかかっている重力を減弱
させる装置が実際にできているようです。
重力がかかる方向と逆向き(上向き)に磁気力を作用させることに
よって、「みかけ上の重力レベルを微小重力近くまで制御」する。
また、クリノスタットという装置もミクロな実験に使われています。
>本装置は直交する2軸により3次元的に対象物(試料)対象物を
>回転させることにより、重力方向を連続的に変化させ、 対象物が
>重力刺激を感受するまえに方向を変えると共に、 対象物に
>かかる重力ベクトルの合計を時間的にほぼゼロの状態にします。
あとはこんなのも…これはさすがにネタっぽいですね。
UFOの技術? 反重力装置「リフター」研究に米国議会が資金拠出 2002年5月14日
「重力と反対の向きに遠心力や磁気力をかけることによって
ごく小さな規模でみかけ上の重力をゼロに近づける」ことは
既に実現できているが、その結果人間なりある程度以上の大きさの
ものが「浮かぶ」「飛ぶ」というレベルにまでは達していない…
という感じでしょうか。そもそも「重力がゼロになる=浮く」
とはならない気もするのですが。
なんだか難しそうですけど、クリノスタットはちょっとへぇ~って思いました。
やはり反重力をかけるしか方法はないのですかね。
ありがとうございます。
>地球上で揚力ではなく、重力がかからない状態にして飛ぶことは不可能なのか
「揚力以外で飛ぶこと」は、上のpalukoさんがおっしゃってるように、
磁力や浮力を使えば可能です。
ただ、「重力(自体)がかからない状態にして飛ぶこと」は不可能です。
重力が掛からないようにするためには、
重力を打ち消すための「反重力」が必要になります。
反重力を発生させるためには、
負のエネルギーをもった物質が必要になります。
負のエネルギーをもった物質とは
どういうものかといいますと、
計量機に載せれば-100gとかになるし、
下に向かって投げれば、ボールなどとは逆の放物線を描いて空の彼方へ…。
数学的にはそういう物質を想定して計算することは可能ですが、
物理学的にはそもそも理論的に不可能なのです。
反重力をかけることで重力を打ち消すってのは分かるのですが、
それ以外の方法によって重力自体がそもそもかからなくなるようなことって発見されてないんですかね。
なぜかこの物質には重力がかからない!!みたいな・・・
すみません、漫画の読みすぎですかね。
ありがとうございます。
ハゲしくネタっぽいものなら聞いたことがありますよ。
ジャイロを利用するもので、反重力独楽というんです。
http://www.dma.aoba.sendai.jp/~acchan/AntiGra.html
↑ここ難しくてよくわからないんですが、
右回転のジャイロと、左回転のジャイロを比べると、
右回転のほうがなぜか軽くなる、というような話です。
わたしが前にテレビで見た実験は次のような感じでした。
定滑車みたいなものの片方にジャイロ独楽を下げて、
もう片方には独楽とつりあう重さの何かを下げます。
ジャイロを回転させると、なぜかひゅーっと上昇してました。
浮いているのではなく、つりあいがくずれて
片側の重りが下がってるだけですが。
ただし、その実験映像そのものがネタっぽいです。
リンク先にある通り、その実験をやってる人は UFO の研究をしてます。
これ法則とか見つかっているわけではなくて「なぜかこうなる」っていう話なんですね。
そういうの個人的に凄くおもしろいです。
とりあえず重力に逆らいたいです!
重力の原因は「万有引力の法則」です。
ですから、目的の物体の上に地球と同じ重さの物を置けば
重力は打ち消されます。
超高密度の物を目的の物体の上に置けばいいのです。
(本を捨ててしまったので確認できませんが「空想科学読本」シリーズの
何作目かに有った「宇宙戦艦ヤマト」の項に書いてあったと思います。)
あ、なるほど。
それよりは磁石とか使ったほうが簡単だと、そういうわけですね。
何か他にないんですかね、思いもよらないような方法が。
残念ながら、無理じゃないでしょうか。「永久機関」と同様に、想像できても実現不可能なのの一つじゃないでしょうか。ウィキペディアによると、
>重力(じゅうりょく、gravity)とは、天体(特に断りの無いときには地球)の表面上あるいは上空にある物体が、天体自体から受ける力。万有引力および遠心力との合力であると考えられる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E5%8A%9B
そこで、「万有引力」を引いてみると、
>万有引力(ばんゆういんりょく、universal gravitation)は、単に重力ともいい、質量を持つ物質・エネルギーなどの間に働く作用。 アイザック・ニュートンが発見した自然界に存在する基本的な力である。 電磁気力では引力と斥力があるのに対し、重力(万有引力)では引力しか存在しない。
とあります。特に、最後の一文が重要です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%87%E6%9C%89%E5%BC%95%E5%8A%9...
もし、反重力装置を作ったという人がいたら、インチキだと思ってほぼ間違いありません。世の中に絶対はありませんが、それが科学の常識たと思って下さい。
リフターが反重力で浮上しているという人もいましたが、それはたぶん間違いです。リフターは、恐らく、イオンクラフトの一種で、浮上するのはイオン風説が有力なようです。決して、重力自体がなくなっているのではないと思われます。
http://www.hamusuta.net/openbbs/pc/ion/index.html#msg3
http://homepage3.nifty.com/garakuta-syuuri/ion_craft/ion_craft.P... ←7ページ参照
今揃っている理屈によると、どうしても無理という答えにたどり着くんだろうなーと思います。
今分かっている理屈・条件で無理なら、これから新たな物理法則が発見されたり、物質が見つかったりすればいいわけだし、
それがありえないことはない、と考えたいです。
という幼稚な考え方の元、「もしこういうことが出来れば実現できる」「もしこういう物質があれば実現可能」などの説でもないもんでしょうか、という質問に至っているわけです。。
なんかすみません、レベル低くて。
HGウェルズの長編小説「月世界最初の人間」の中で「ケイヴァーリット」なる
重力遮断物質を用いた宇宙船が登場しています。
さすがに当時の読者にもご都合主義的に映ったらしく、
当時の科学者ジューヌ・ヴェルヌがこの小説を非科学的と評しています。
原理的には既に現実可能であることが明らかな反重力機関としては
重力磁場をもちいたモノがあります。
重力磁場の存在は今なお各国でその検出実験計画が精力的に進められており、
それらの存在そのものを疑う人間はまずいません。
物質同士の相互作用を支配する二つの力、重力と電磁気力はいまだ別々の数式で
記述されていますが、「統一理論」ではこれらが本来同一の力であると考え、
この二つを同じ数式で統一的に記述する研究が進められています。
SF作家で重力工学の専門家であるロバート・L・フォアードは
電場は磁場をつくるが、磁場は電場に直接作用することはできず、磁場を介してのみ
電場を動かすことができる、という電磁場理論のセオリーにもとづき、
重力磁場を介して重力場を制御するという方法を提唱しています。
http://terra.cside.com/yohko/labo/303-anchor.htm
(5:重力磁場による重力制御を参照)
ただし、この地球上で物質の化学的相互作用に頼って生きているわれわれにとって、
それは限りなく達成不可能に近い課題であることも確かです。
あーーーそう!こういうの待ってました!
かなり難しそうだけど、「絶対無理」っていうのは揺らぐ感じ!
ありがとうございます!!
これは根本的に重力がかからないようにしてるとかじゃなくて、
既に重力で落ちてるからかかってないように感じるっていうことですよね??
そうではなくて、本当にかからないようにって出来ないもんですかね。