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アニマルライツという考え方
Oregano2008/11/13 21:44:314pt
アニマルライツ。動物の権利のことです。はたして動物に権利は存在するのか。存在するとすればどういう権利なのか。みんなで考えてみませんか。
一般に権利というと人権や財産権などが思い浮かびますから、そういう権利なら、法が対象外としている動物には存在しないということになりますが、ルソーは「人間不平等起源論」の序文で、人間の出発点は動物であり、動物が感覚を持つ存在である以上、人間と同じように自然権を持つと考えられるべきであり、とりわけ無益に虐待されることのない権利を有しているといった内容を述べています。
ショーペンハウアーも、動物は理性的能力の有無に関わらず本質は人間と同じであり、人は動物に対して道徳的配慮をなすべきだと述べています。また、カントの倫理的価値観を評して、その道徳体系から動物が除外されているのは誤りであると批判しています。
ちょっと話がややこしくなってしまいましたが、とにかく生きている動物には、生きるための努力をする権利がある、虐待されない権利がある、それは命の誕生と共に無条件で与えられているはずの権利である、と考えられると思うのです。
70年代には、オックスフォード大学の哲学者グループが「種差別」という概念を導入しはじめました。猫は殺してはいけないがネズミは殺していいといった考え方を、差別、つまり権利を侵害する不当なものとして扱う考え方です。
反論もあるでしょう。動物の権利なんか認めていたら人間の生活が成り立たないと考える人もいるでしょう。しかし、動物の権利を否定せず、動物にもそれなりの権利があると認めた上で、双方が幸せに過ごせるあり方を考えていくこともできると思うのです。そういう譲り合いの共生の姿が、人とペットの同居という形ではないかと思います。
皆さんのペットライフの中に、ぜひ動物の権利という視点を取り入れてみてください。今までとは違う、新しい動物との関わり方が生まれてくると思います。
人と動物との共存の「鍵」
Fuel2008/11/14 10:11:393pt
たしかに動物には、法律が付与する権利はないと思いますが、持って生まれた自然権は人と同等であると考えることができますね。生きるための努力を阻害されない権利、虐待されない権利は、全ての生き物に本質的に存在すると思います。
もちろん権利は往々にして他の権利とぶつかり合いますから、それをどう考えるかという問題はあると思います。たとえば人に害をなす生き物に対して人間がどう対処するかといった問題です。
これについて今まで人間は、蚊だから殺す、ゴキブリだから殺す、ネズミだから殺すといった「種差別」的な考え方で対処方法を決めていたんですね。動物にも持って生まれた権利があるんだと考えると、種類で一律に決めつけてしまうのは誤りだということがわかります。
そこで、人の権利としての生きるための努力として、被害の状態に合わせた対処をしていくと考えると、殺さずに対処していく方法を編み出していきたいという方向に考えが移ってきます。
そういう考え方への転換が、人と動物との共存の鍵なのかなと考えさせられました。
動物の権利かあ
futanbo2008/11/15 09:07:542pt
難しい話ですね・・・文章理解が困難でした(私の頭脳では)。私の理解した範囲内で考えてみます。生きている動物には、生きるための努力をする権利がある、虐待されない権利がある、それは命の誕生と共に無条件で与えられているはずの権利である・・・同感です。そもそも、人間だけが特別ってのがおかしいと思います。人間も動物です。動物園に「ヒト」がいてもおかしくなかったはずです。(もし他の種が人間を制圧する力を持っていたら)いのちの大きさは私の中では、同等・・・ゆうと違うかな?豚肉平気で食べてるから・・。この問題はほんとに深いですね。
命の質に違いはありませんね
YuzuPON2008/11/15 23:43:001pt
人も動物も命の質に違いはありませんから、命に関する権利は全く同等だと思います。西洋ではルソーやショーペンハウアーといった思想家が動物の権利について考えていたようですが、日本でも素朴な形ながら、生まれ変わりといった考え方を通して、人と動物は本質的には全く同等なんだというとらえ方をしていたと思います。動物をモノのように扱う風潮は、肉食の習慣が庶民化した明治以降のことだろうと思います。
でも私は、家畜を殺して肉を食べているから動物をモノ扱いせざるを得ないとは考えません。逆に人と何も変わらない存在を殺して食べていることを真っ正面から認識した上で、だからこそ人の生きる権利の行使としての食という行為を逸脱した殺生や虐待を強く否定する立場に立ちたいと考えています。
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ショーペンハウアーも、動物は理性的能力の有無に関わらず本質は人間と同じであり、人は動物に対して道徳的配慮をなすべきだと述べています。また、カントの倫理的価値観を評して、その道徳体系から動物が除外されているのは誤りであると批判しています。
ちょっと話がややこしくなってしまいましたが、とにかく生きている動物には、生きるための努力をする権利がある、虐待されない権利がある、それは命の誕生と共に無条件で与えられているはずの権利である、と考えられると思うのです。
70年代には、オックスフォード大学の哲学者グループが「種差別」という概念を導入しはじめました。猫は殺してはいけないがネズミは殺していいといった考え方を、差別、つまり権利を侵害する不当なものとして扱う考え方です。
反論もあるでしょう。動物の権利なんか認めていたら人間の生活が成り立たないと考える人もいるでしょう。しかし、動物の権利を否定せず、動物にもそれなりの権利があると認めた上で、双方が幸せに過ごせるあり方を考えていくこともできると思うのです。そういう譲り合いの共生の姿が、人とペットの同居という形ではないかと思います。
皆さんのペットライフの中に、ぜひ動物の権利という視点を取り入れてみてください。今までとは違う、新しい動物との関わり方が生まれてくると思います。