THEME:「物語のついた愛しいモノたち!我が家の思い出の品」を教えて下さい
「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきた“イエ・ルポ”の続編コーナーです。“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか?毎回のテーマに沿って、あなたのルポをご投稿下さいね!
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※質問は11月27日(木)正午で終了させて頂きます。
hanatomiさんのお父様、たいへんだったのですね。実は義父も脳溢血でした。たまたま病院にいく途中でろれつがまわらなくなって、義兄がそのまま病院につれていき発覚したので大事に至らず、後遺症もまったくありませんでした。
なので読んでいて、ちょっと義父と重なってしまって、思わず涙がでてきました。
お父様ご自身の字でかかれた文字。これは回復の第一歩ですね。
いつまでも長生きしてほしいですね♪
お父さん、回復されてほんとに良かったです。
私も、子供のころ父がくも膜下出血で倒れて、奇跡的に助かったんで思いだしてしまいました。その後のリハビリも大変だったことと思います。でも後遺症があっても、子供にとっては生きていてくれていることがほんとに嬉しいですよね。
私の父は、10年前に他の病気で他界しましたが、他界後に脳で倒れたときのリハビリの
ノートが出てきて、にょろにょろの文字を初めて見て、泣きましたね~。。。
私の父は、ほとんど何の前触れもなく、突然いっちゃったんです。だから本人も、まだまだあと数十年は元気いっぱいだと思っていたのでしょう。色んな未来の希望を書き散らしたメモが見つかったんです。ほとんど落書きに等しい走り書きですが、そこには田舎暮らしの夢の構想が色々書かれていました。家の周りに実のなる木がぐるりと植えられた図。鶏小屋と山羊小屋が棟続きの家。ああ、こういう暮らしが夢だったのかと、その時私は初めて知りました。
その夢、私が引き継いできっと実現させます。親父の気に入りそうな終の棲家が決まったら、親父のメモ、持っていきますよ。そしてそれをベースに、夢の実現を目指してみます(^-^)
白い紙にゆらゆらした字で
オレンジジュース
が
飲みたい。
それだけですが、我が家の大切な大切な記念の品となっています。
父は脳いっ血で9年前に倒れました。
脳外科に運ばれたのですが、半日におよぶ大手術の後、麻酔が切れた時点で再出血をして
再手術となりました。そのため、その前に一度家族を集められ、無菌の服を着せられて、もう会えないかも知れないと、再会をさせられました。ショックで私は泣くばかりでした。
それから、さらに数時間におよぶ手術。早朝から手術をはじめて、終わったのは午後になりました。
このような大変な手術のため、外来は全てストップして、待合いは患者さんで溢れかえりました。
手術室の前で長い長い間待つわたし達を、手術で良くなった患者さんが励ましに来てくださいました。
手術が終わり、何日もか経った後、管を入れられた父が、手で書く仕種をするので、母が紙を持っていくと、「オレンジジュース が 飲み た い 」
そのオレンジジュースというのは、実際にオレンジを搾った母特製のジュースのことです。
その紙を見たとき、本当に嬉しかった。
父は頭をボルトで固定されていて、あちこちにくだを通されていて、喉が乾燥してヒリヒリと痛くて頭もガンガンに痛かったので、久しぶりに飲み物が飲みたかったそうです。
あれから何年も経ち、後遺症はありますが、今でも元気でいてくれている父、そして、神棚に飾っているこの走り書きは、我が家の思い出の宝物です。