【続:ウサギと亀】
亀との競争に負けてしまったウサギは、自分が嫌いになりました。亀に負けたことで、自分は亀以下だと思い知りましたが、今でも亀を見下す気持ちが変わらなかったからです。ウサギは、それから毎日のように競争を思い出しては亀を見下し、その下にいる自分を見下し続けています。
努力して勝てばいい事は分かっていましたが、それでもウサギは、ほんの少しの努力が、どうしてもできません。もう、草原に寝転んで昼寝をしても、おいしい若葉をかじっても、ちっとも楽しくありませんでした。
その翌日から、雨が全く降らなくなり、草が枯れてしまいました。うさぎは、池や沼を転々とする毎日になりました。草がたくさんたべたい。でも、毎日、長い距離を走らなくてはなりません。これまでののんびりしていたくらしが変わりました。しばらくして、またもといたムラにもどったうさぎさんは、池でカメにあいました。「うさぎさん、どうしたのその脚」うさぎは、いわれるまで、カモシカのようになった脚に気付かなかったのでした。「うさぎさんとは、もう競争することはなくなったね」めでたし。めでたし。
その翌日から、雨が全く降らなくなり、草が枯れてしまいました。うさぎは、池や沼を転々とする毎日になりました。草がたくさんたべたい。でも、毎日、長い距離を走らなくてはなりません。これまでののんびりしていたくらしが変わりました。しばらくして、またもといたムラにもどったうさぎさんは、池でカメにあいました。「うさぎさん、どうしたのその脚」うさぎは、いわれるまで、カモシカのようになった脚に気付かなかったのでした。「うさぎさんとは、もう競争することはなくなったね」めでたし。めでたし。
逃避じゃなくて、
本当にうさぎの冒険譚にしちゃえばいいのでは?
と、思ったのですが、
どなたかの回答に似ちゃいますが、
鼠の嫁入りを冒険物語系にするということで。。
最後は世界を支える亀(どこぞの神話)を発見しても
面白いし、
あるいは青い鳥みたいに、元の世界に戻るというのでも、
まあそれはお好みで。
現実を捨てて、妄想の世界に生きることでしょうか。
満たされるだけを求めるならありかもしれないですね。
お互いの意見をぶつからせ、解り合うことが大事です
来るべきときに、幸せはやってくるのです
お互いを尊敬しあう。大事にしあう。
片方だけの愛では、前には進めないことを知りました。
うさぎは、いずれ、亀を受け入れて、愛することが出来るようになりました。
学習能力が動物にはあると信じています
ふと道端の草むらを覗いてみると、四角くて黒い物体が。「あ、コレって、人間が使ってる、コンピューターっていう魔法の箱だ!」恐る恐る蓋を開き、スイッチを入れると既にIEが立ち上がっていました。そして、四角い家のマークをクリックしてみると、http://www.2ch.netに繋がります。ウサギは次から次へと表示される文章を時間を忘れて読みふけりました。「みんなボクのように人を見下して、その下にいる自分に傷ついてるんだね」同じような仲間がたくさんいる。ボクは一人じゃないんだ。この心地よさが永遠に続くといいのにな、そう思っていると、突然けたたましく警報音が鳴り、画面が真っ暗になって、あたり一面に静寂が訪れました。バッテリー切れです。もういちど2chを見たいと思って、アチコチのスイッチを押したり、パソコンをガサガサ揺すっても、二度と起動しませんでした。
「永遠はなかった( ̄ー ̄)。」
ある日火事になりました。
うさぎは全速力で逃げようとしますが、亀がいる場所に火が広がって来ていたので、亀を背負って逃げる。
亀は「ぼくは君みたいに速く走れないんだ。助かったよ」と言った。
うさぎは「ぼくは少の時間しか走れないんだ」と言うと、
亀が「気にするな。速く走れるのが君の良いところだ」と言った。
亀を見下すのをやめればいい。これでは、人を見下す罰が当たっているようなもの。人それぞれ、得意分野と苦手な分野があるので、優劣を比べることは出来ないはず。
【続き】
ある日、ウサギのそばをネコが通りました。ウサギはネコに言いました。
「やぁネコさん。ぼくとかけっこをしてみないか」
ウサギとネコのかけっこが始まりました。ヨーイドン!
速さは互角でした。お互いに並んでぴったりと走っています。
でも、少しずつウサギが遅れてきました。疲れた、休みたいという気持ちが、ウサギを遅くしていたのです。
ウサギは走りながら、気持ちが沈んでいきました。あぁ、また負けてしまうのかなぁ、僕はダメなウサギだなぁ。遠いゴールの景色が、暗く暗くなっていきます。
ウサギがそう思った時、ネコが突然向きを変えました。ネズミがいたのです。
ネコは、ネズミを追いかけて、ずっと遠くまで行ってしまいました。
ウサギはポカーンと遠ざかるネコを見つめました。
「勝った・・のかなぁ」
【感想】
すいません、うまくまとまりませんでした。
書いてみて気付きましたが、ウサギは、能力的に劣る亀に、精神的に負けたと感じた事で、プライドが傷ついたのかもしれません。
おかげで新しい観点が見つかりました。ありがとうございます。
兎氏、亀氏共に親交のある動物(今回は野鼠にでもしますか)が川で溺れている、
兎氏、亀氏共に野鼠氏の異変に気づく、しかし・・・
兎氏:あまり泳ぎは得意ではない
亀氏:泳ぎは得意であるが川までは距離があり時間がかかってしまう
両氏は今までの事などは忘れ協力し、何とか野鼠氏を救出する・・・
(兎氏の心の中で何かが解けはじめた)
【続き】
そんなある日、ウサギは思い立ちました。「そうだ!もう一度勝負しよう!」
ウサギはまっすぐな目で、かつて逃したゴールを見つめました。
それから毎日毎日、ウサギは亀と勝負を続けました。どんなに負けても、ウサギはくじけませんでした。
99回目の勝負で、亀は言いました
「いやぁまいったまいった。僕の負けです。亀の僕が言うのもなんですが、あなたはスッポンのようなウサギです」
ウサギは、ついに勝ったのです。
そして亀は最後にこう言いました。
「でも、なんで毎回寝てるんですか?」
【感想】
オチがつくとは・・。予想外の展開になりました。
なにも努力=幸せとは限りません。何もしないでも、もしかすると何らかのきっかけで幸せが訪れるかもしれません。
ウサギの俊足をうらやむ亀、十中八九負けると分かりながらも勝ちを信じて諦めずに勝負する亀。
亀と話をすることでウサギの考えも変わるのではないでしょうか。
自暴自棄になり好き勝手に生きて、周囲に迷惑をかけ続け体を壊し、死の直前に亀に優しくしてもらい、勝つことだけが人生ではないと悟って安らかに死ぬ。
幸せって絶対値じゃないですからね、本人が幸せと感じるかどうか、今まで好きなように生きてきたのに幸せだと感じられなかった理由をウサギが悟り、わずかな時間でも納得できる幸せを見つけられたなら、これも幸せの形かと。
亀が居る限り自分を見下し続けるのだ。
そうだ!
亀の居ない世界を見つける旅にでよう。
うさぎは亀の居ない世界を求めて旅にでます。
旅の途中で出会う様々な生き物や植物たちと交流によって
うさぎの虚無的な心は満たされていきます。
というのは、、いかがでしょうか?
http://homepage2.nifty.com/lololon-note/nezuminoyomeiri.html
亀を凌ぐ存在は何だろう?
という形で、次々と別のものに憧れるが、それぞれに長所と短所があることを知る。
そして、自分がそのままのウサギでいいのだと悟る。
亀さんの無欲な生き方に魅了された。亀さんには、一度も勝負をしたことも勝ったことも自覚が無かった。うさぎさんが「ひとり相撲」していたことにやっと気がつき、さらに亀さんの無関心に腹を立てたものの、もくもくと前に歩き、食べ、休み、寝るという人生に意義を見出し、勝負にこだわった自分を許し、そしてやすらぎを発見しました。