選択肢があって、その上でIEを使うのと、よくわからないから最初から入ってたのを使うのでは大違いですね。
でも初心者は何がどう違うのかもわからず、「選べ」と言われても困るんじゃないでしょうか。
そこで、それぞれのブラウザの違いを初心者でもわかるようにまとめておきたいと思います。
全てのブラウザを網羅するのは無理ですから、とりあえず IE6, IE7, Firefox, Opera, Safari, Chrome あたりについて、長所や短所、特徴などを説明してみてもらえませんか。
・上記のブラウザ全てについてお答えいただく必要はありません。一部でも結構です。
・あくまで説明する相手はネットに不慣れな人です。
・個人的な好き嫌いではなく、客観的な説明をお願いします。
実際にOperaをに友人に勧めたことがあるのですが、
・マウスジェスチャーが快適
・IEと比べると表示が早い
・誤って消してしまったページが再表示できる
という点を聞いて、実際に入れてみようと思ったとのことです。
個人的にはマウスジェスチャーはブラウザの必須条件だと思っています。
正直、「今からブラウザを選ぶ」人にとってマウスジェスチャーは興味ないと思います。
そういうことで、上の人とは違いこの点には触れません。
「IE7」:Windows組み込みなので起動が早い。セキュリティ云々言う人がいるが、現実問題気にするほどではない。ただし、新しいタブを開くと重くなるのがネック。あと、アングラ系など一部のサイトでIEだと全機能使えないことがある。
「IE6」:IE7やFirefoxが重くて仕方が無いという人は昔はIE6だったが、今はChromeがあるのでIE6よりChromeをおすすめする。しかもIE6はタブが使えない。
「Firefox」:Firefox信者の活動が活発なので、「古い」IEより「深い部分ではFirefox」みたいな誤解が広まっているが、Firefoxはそれほど良いものではない。ただし、UbuntuなどLinux系OS上ではやたらと早いので、LinuxユーザーがFirefoxを使うべき。あと、Web開発者にとってFirefoxは必須といっても過言ではない。
「Chrome」:とにかく軽い。軽い。Windows上での起動がズルしてるIEより早いというのは奇跡的。しかも描画が強いので、これからの時代にも対応してるといえる。
「Opera」:俺はOperaは一時期しかつかったことない。OperaはTorrentクライアント内蔵というのが評価できる点。あと、上の人はOperaの多機能性を挙げているが、「多機能」という意味ではFirefoxの右に出るのはない。まとめサイトなどを参考にしてプラグイン入れまくればFirefoxは完成されたブラウザになる。あと、ページ表示が速いというのはChromeが出てきた今日他のブラウザでは勝負にならない。正直、Operaの立ち居地はかなり中途半端と言え、向こうもそれを理解してるようで、最近ではDSとかWiiみたいなゲームに活躍の場を移している。
まとめ:
軽い:Chrome
多機能:Firefox、Opera
無難:IE7
特徴を一言であらわすとしたら
■IE6
食わず嫌い
ブランド志向
保守的
■IE7
新物好き
ブランド志向
■Firefox
安定
■Opera
玄人好み
■Safari
Macなら
■Chrome
軽い
です。
参考になれば幸いです。
Internet Explorer6
WindowsXPでの標準Webプラウザで、後のサービスパックでポップアップや自動インストールのブロック機能、ActiveXコントロールのインストール確認機能などが追加されたが、タブプラウズ機能を備えていない。ただし、よい意味で枯れていてIE6向けに作られた拡張ツールやサポートツールで使い勝手を向上させることができる。
Internet Explorer7
WindowsVistaで標準搭載されているWebプラウザで、タブプラウズ機能や検索エンジン用の検索ボックス、RSSリーダーなどが実装された。また、フィッシング詐欺対策機能や特定のスクリプトを自動ブロックする機能を備えるなど、セキュリティが向上している。ちなみにIE6からIE7ではレンダリングエンジンであるTridentもバージョンアップし、IE7搭載のTridentVではCSS処理時のバグフィックス、PNG形式のアルファチャンネルサポートなどが行われている。
FireFox
Mozilla Foundationがオープンソースで開発を行っているWebプラウザ。タブプラウズ機能やRSSリーダー、フィッシング詐欺対策機能などをサポートするほか、RSSで配信されたデータをブックマーク形式で管理するライブブックマーク機能なども備えている。また、アドオンによって機能やインターフェイスを拡張できる。レンダリングエンジンはGeckoを採用しており、IEで利用できるVBScriptやActiveXを標準でサポートしていない。FireFox3になって一部はてなの表示が崩れることもなくなった。
Opera
独自のレンダリングエンジンPrestoを搭載しており、軽快な動作するWebプラウザ。標準でタブのサムネイルプレヴィー機能やパスワードマネージャー、フィッシング詐欺対策機能、Bittorrent対応、マウスジェスチャーなどの機能を備える。また、お気に入りのWebページにすばやくアクセスできる「スピードダイヤル」という機能も用意されている。Operaは機能拡張面では劣るが標準機能だけで十分という方にはお勧め。
Safari
SafariはMacOSXでの標準Webプラウザだが、Windows向けのSafariが公開されている。以前の物は日本語の表示に問題があったが現在は改善されている。レンダリングエンジンはApple WebKitが使われていて実際に試したときは非常に高速に表示されました。SafariにはRSS対応やタブプラウズなど一般的な機能に加え、検索結果の最初のページにワンクリックで戻ることができる「SnapBack」や、履歴情報から自動的にフォームに入力を行う「自動入力フォーム」、テキストフィールドのサイズを変更する機能など、独特な機能が数多く搭載されている。
Google Chrome
レンダリングエンジンにSafariと同じWebkitが採用され、高速に表示することができる。シンプルなインターフェースが特徴的で閲覧数が多いページをサムネイル表示する機能など独自の機能を搭載する。タブプラウザとしては一つ一つのタブが独立してるのが特徴的で、一つのタブがクラッシュしても他のタブに影響を与えないとか。また、シークレットモードでは履歴を残さずWebプラウジングができたりする。以前自分が使ったときは、はてなの回答などのテキストボックスに入力するときにバグがあったようですが、正式版では改善されたのかな。
相手が、ついこの前初めてWindowsマシンを買ったばかりの、全くの初心者だと想定して回答します。
まず、Windowsに標準でついてくるのがIE(インターネットエクスプローラー)だから、多くの人はそれを使っているけれど、「実は他にも色々なブラウザがあって、それらを使うと快適にブラウジング出来たりするから、頻繁にブラウジングするような人は、ブラウザを選ぶケースが多い」ということから、理解して貰う必要があると思います。
自分の経験としては、「なんでわざわざインターネットエクスプローラー以外のソフトを入れるの?」という反応が最も多く、またIE以外のソフトをわざわざ入れるなんて面倒くさい・メリットがわからないという感じでしたので。
IE6
Windows XPなら最初にこれが入っている。
Windowsに最初からついてくるという理由で、シェアは最も多い。
タブブラウザではないし、レンダリングも正確じゃないので、ページが崩れたりもする。
ただし、最もシェアが多いため、「IE6の正確ではないレンダリング」に合わせて作られたページも多く、逆にIE6じゃないと見られない・レイアウトが崩れるページも存在する。
IE7
Windows Vistaか、Windows XPでもアップデートすれば、IE7になる。
タブブラウザにはなったが、相変わらずバグも多く、他のタブブラウザと比べて重い。
IE6からそのまま7に移行している人が多い。
Firefox
最近シェアを伸ばしてきている、オープンソースのブラウザ。
多彩なアドオンのお陰で、自分の使いやすいようにカスタマイズ出来る。
WEBページを制作している(プロの)人間はFirefoxを使っていることが多い。
アドオンを片っ端から入れすぎると不安定になったりするが、素の状態では非常に安定している。
何より、自分がこれを使っているので、わからないことがあればすぐ教えられる。
(これは客観的意見ではありませんが、「身近に同じソフトを使っている、アドバイスを貰える人がいるかどうか」というのは大きなポイントだと思います)
Opera
拡張性の面ではFirefoxに一歩劣るが、標準で多彩な機能を有している。
シェアの面でもFirefoxに劣るため、「IE、Firefoxでの動作確認はしているが、Operaではしていない」というサイトもあるので注意。
WM等でのシェアは大きいが、今からパソコンであえてOperaを使う理由は特に見あたらない。
WMでOpera使ってて~とかの人なら、操作性が共通なので良いと思うが、そもそもWMを使うような人はパソコンのブラウザも自分で選んでいると思う。
Safari
元々Mac用のブラウザ。
Windows版もあるが、AppleのソフトのWindows版はMac版に比べてバグがあることが多く、対応も後手なので(Macがメインだから当たり前だが)、Macのデザインが好きとか、元々Macを使っていて~等でなければオススメはしない。
どうしてもSafari使いたいなら、先にMacを買うことをオススメする。今Windowsも動くし、割と安いし。
Chrome
速い。軽い。レンダリングも割と正確。
ただ、まだ世に出て日が浅いので、今後どうなるか不安。
一部の新し物好きな人が使って、フィードバックされて改善されて行くだろうから、初心者であればまだ使わなくていいと思う。
結局の所、身近にいる「ネットに詳しい人」がどのブラウザを使っているかによると思います。
周りがみんなOperaなのに、初心者がいきなりFirefox使っても、アドオン選びで四苦八苦するだけですし。
まずは「IE以外にもブラウザがあって、それらはある面でIEより出来が良い物が多く、使うと幸せになれるかも知れないよ」という所を理解して貰って、その上で色々入れて試してみたり、身近な人の使ってるブラウザと同じ物を使ってみて貰うのが、ベストだと思います。
Internet Explorer 7(下記の理由で、併用している)
古いサイトでは、FireFox が対応しないことがある。
リモート・サポート(遠隔操作)に対応。
旧来の Yahoo! を IE で、Yahoo! BB を FireFox に使い分けできる。
FireFox(再起動や一括終了が速い)
印刷プレビュー(V)プリント倍率が選択できる(部分指定できない)。
印刷(P)従来どおり、選択した部分だけを指定できる。
画面切れが IE よりも少ない。
コメント(2件)
処理が重かったりバグがあったりで自分は使いませんが。