THEME:「アイデア自慢、味自慢!我が家秘伝&郷土のお節料理」を教えて下さい
「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきた“イエ・ルポ”の続編コーナーです。“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか?毎回のテーマに沿って、あなたのルポをご投稿下さいね!
豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿下さいね!
「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
テーマ詳細とルポ例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20081219
プレゼント変更ご案内
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080729
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は12月25日(木)正午で終了させて頂きます。
大学在学中に作り方を教わり、自宅に帰って作ってみたところ大変好評で、お節料理の一品に加わって現在に至るのが「いかにんじん」です。作り方は次の通りです。
[1] まずスルメを長さ4cm、幅2mm位の細切りにします。スルメの量に決まりはありませんが、中サイズの人参3本にスルメ一枚の割合くらいでしょうか。スルメの量はもっと多くても構いません。刻んだスルメに清酒を振りかけ、数時間おいて柔らかくします。
[2] 続いて、スルメを漬けている酒を50ccほど取り、醤油100cc、味醂50ccと合わせて鍋に入れ、切れ込みを入れたダシ昆布を1枚入れ、辛いのが好きな人はここで鷹の爪を2本くらい入れて一煮立ちさせ、粗熱を取っておきます。
[3] 中サイズの人参を3本くらい、皮をむき、長さ4cm、2~3mm角くらいの細切りにします。きんぴらより太い切り方です。シャキッとした食感を大切にするため、よく切れる包丁で作業します。
[4] 刻んだ人参と柔らかくなったスルメをタッパーなどの容器に入れ、3の鍋の汁をかけて漬け込みます。ダシ昆布と鷹の爪は取り出しますが、細く刻んで人参と一緒に漬け込んでも構いません。
[5] フタをして冷蔵庫で1日か2日おくとできあがりです。
安く手軽に作れる酒の肴として教わった物ですが、人参の赤がおめでたく、一週間は日持ちするので、お節に最適ということで、わが家のお節に加わって今日に至っています。毎年私が作り、正月はこれを肴に父と酒を酌み交わします。皆様のお宅でもスルメの旨味と人参のβ-カロテンたっぷりの「いかにんじん」をぜひどうぞ。
なお、この「いかにんじん」はウィキペディアを見ると
とあり、これが松前漬けの先祖になるようですが、昆布のヌメリを出さない点が松前漬けと異なります。