「はてなに活気がない」と書きましたが、さにあらず。
質問次第で、まだまだすばらしい場所と改めて感じました。
そこであえては「はてな」の前途を祈り・・。
近藤さんがやや「はてな」のあり方で迷走しているやに思います。
そんな近藤社長にこれからの「はてな」について、ぜひ。
私が初めて「はてな」に出会った時、ここは「匿名掲示板文化」の対極に位置する存在だなと感じました。何か新しいことをやってくれる。そんな期待感がありました。
その頃、はてなのサービスの中心は人力検索とダイアリーでした。人力検索は、実名ではないにせよ固定したハンドルを使い、書き込みに対する責任の所在を明らかにした上で利用していくサービスです。またダイアリーは「キーワードでつながる」ことが特徴であり、ある程度のまとまった文章量があってこそはじめてその魅力が生きてくる性質のサービスです。これらは明らかに、匿名でチャット的短文を書き捨てていく掲示板の対極に位置していました。
私はそこに大きな可能性を見ました。もしかするとここはネットコミュニケーションの第二の波を作り出す存在になる。そう予感しました。そして実際、まだWeb2.0という概念が生み出されていなかった時期から、ユーザーを能動的な表現者として巻き込み、ユーザーが生み出すコンテンツの充実によって発展していくという「人に向いたWeb2.0的サービス」によって、はてなというサイトは成長していきました。
そんなユーザーが財産のサイトですから、当時のはてなでは、きめ細かな個別のユーザーサポートの充実が群を抜いていました。類似のサービスとサポートの質で差別化を図る。サポートによって得られるユーザーの満足度はどこにも負けない。そんな誇りがスタッフの一人一人から漲ってくるのが感じられました。この当時、サポート担当だけでなく、技術担当スタッフも含めて、ユーザーへの対応の速さと丁寧さには、驚くべきものがありました。
しかし、そうした「既存サービスの充実」から、「新サービスのリリース」に興味の中心が移っていくと、きめ細かな個別サポートの優秀さは次第に薄れていきました。
同時にサービスの中心が、ユーザー蓄積コンテンツの「質」が物を言う人力から、舌足らずの短文が記号的に行き交う「質より量」的コミュニケーションの提供に移行しはじめたことで、ユーザーの立場も、サイトの財産を構築していく能動的な表現者としてではなく、サービスのスケールメリットを作り出す「数」の一員として期待されるに過ぎない存在に変化しつつあるようです。
もちろん、サービスの方向性の変化は、悪いことではありません。しかし、それまで培ってきた「はてな独自の良さ」の継承に失敗しているんですよね。芯を見失った「迷走」。それが今のはてなの、非常に残念な所と言えるわけです。sayonarasankakuさんが書かれている、
前を見るのもいいんだけど、足元もしっかり見て欲しい。
という意見は、その意味でとても的を射ていると思います。
はてなはこれからも、どんどん新しいサービスを展開し、多角的に発展していくでしょう。しかし、新しいサービスが生まれる時には、必ず「一貫した方針との整合性」と「従来の成果の継承」が考慮されなければなりません。それが「Web進化論」的流れの中で有効に行われていく時、「迷走」は有り得なくなります。来たる年のはてなには、そういった認識による実りある発展を期待しています。
迷走に見えるのかもしれませんが,私は今の近藤社長のあり方は,経営者として間違って無いと思います
間違いないと信じる目標に対し,まっすぐ向かっていくのも良いですが,周りの変化や自分の目標の違和感を感じたら,それで軌道を修正していくのも,経営のやり方です
人力検索は,アイデアは素晴らしかったと思いますが,はてなが技術者集団だからかもしれないですが,ウェブの検索エンジンを使う以上に,利用するためにはスキルを求められる気がします
私は今のはてな(会社の意味)は,成長とか上場を目指されるのも良いと思うのですが,マイノリティである価値も他社に無い良さだと思うので,手を広げ,ユーザを増やす視点以外の可能性も模索して欲しいかな,と思います(ただし,はてなが100%近藤社長の出資では無い場合,他の株主の利益やポリシーも考えないといけないですけどね)
他にこのような顔の見える、もっといえば社長の悩みの見える場所はないですね。
でもこんなこと(アイデア)で仕事が成り立つ、っている・・・会社、考えた人って凄いよなと思います。このまま欲をかかなければで良いと思います、目立つと逮捕されますからね~
知られたくない看板のない店に少し似てませんか。
いつも、はてなを楽しませてもらっています。
はてなも新しいサービスがどんどん増えています。
特にハイクは手軽に楽しんでいる人も多くていいサービスだと思います。
ただはてなは、目新しいことには夢中なんだけど、
既存のサービスはあまり見ていないことが多いような気がします。
人力なども、いろいろと、
「こうしたらいいんじゃないか、ああしたらいいんじゃないか。」という声は、
たくさんでるものの、その声をはてなの中の人が参考にしている実感はありません。
あと不具合がでても、なかなか直らないことが多い。
いつも安定したサービスを提供して欲しいです。
前を見るのもいいんだけど、足元もしっかり見て欲しい。
「使ってもらうところまで来てやっと完成。」
ではなくて、
「使って満足してもらって、やっと完成。」にしてほしいと思います。
善意にいつまでも頼るといつかその人は黙って去りますよね。
私が初めて「はてな」に出会った時、ここは「匿名掲示板文化」の対極に位置する存在だなと感じました。何か新しいことをやってくれる。そんな期待感がありました。
その頃、はてなのサービスの中心は人力検索とダイアリーでした。人力検索は、実名ではないにせよ固定したハンドルを使い、書き込みに対する責任の所在を明らかにした上で利用していくサービスです。またダイアリーは「キーワードでつながる」ことが特徴であり、ある程度のまとまった文章量があってこそはじめてその魅力が生きてくる性質のサービスです。これらは明らかに、匿名でチャット的短文を書き捨てていく掲示板の対極に位置していました。
私はそこに大きな可能性を見ました。もしかするとここはネットコミュニケーションの第二の波を作り出す存在になる。そう予感しました。そして実際、まだWeb2.0という概念が生み出されていなかった時期から、ユーザーを能動的な表現者として巻き込み、ユーザーが生み出すコンテンツの充実によって発展していくという「人に向いたWeb2.0的サービス」によって、はてなというサイトは成長していきました。
そんなユーザーが財産のサイトですから、当時のはてなでは、きめ細かな個別のユーザーサポートの充実が群を抜いていました。類似のサービスとサポートの質で差別化を図る。サポートによって得られるユーザーの満足度はどこにも負けない。そんな誇りがスタッフの一人一人から漲ってくるのが感じられました。この当時、サポート担当だけでなく、技術担当スタッフも含めて、ユーザーへの対応の速さと丁寧さには、驚くべきものがありました。
しかし、そうした「既存サービスの充実」から、「新サービスのリリース」に興味の中心が移っていくと、きめ細かな個別サポートの優秀さは次第に薄れていきました。
同時にサービスの中心が、ユーザー蓄積コンテンツの「質」が物を言う人力から、舌足らずの短文が記号的に行き交う「質より量」的コミュニケーションの提供に移行しはじめたことで、ユーザーの立場も、サイトの財産を構築していく能動的な表現者としてではなく、サービスのスケールメリットを作り出す「数」の一員として期待されるに過ぎない存在に変化しつつあるようです。
もちろん、サービスの方向性の変化は、悪いことではありません。しかし、それまで培ってきた「はてな独自の良さ」の継承に失敗しているんですよね。芯を見失った「迷走」。それが今のはてなの、非常に残念な所と言えるわけです。sayonarasankakuさんが書かれている、
前を見るのもいいんだけど、足元もしっかり見て欲しい。
という意見は、その意味でとても的を射ていると思います。
はてなはこれからも、どんどん新しいサービスを展開し、多角的に発展していくでしょう。しかし、新しいサービスが生まれる時には、必ず「一貫した方針との整合性」と「従来の成果の継承」が考慮されなければなりません。それが「Web進化論」的流れの中で有効に行われていく時、「迷走」は有り得なくなります。来たる年のはてなには、そういった認識による実りある発展を期待しています。
そうですね。新しいことも大切ですが創業の精神を失わないでほしいです。Googleとは同じ土俵ではないのですから。
人力検索といえばはてな
はてなといえば人力検索ですが
今は他のサイトでも同じようなサービスをやっていますし
基本的にウエブサービスは参入障壁が低いですから
先頭を入っているときに上場して資金を集め、それで優秀な人材や
有望な会社を買収して時間を買う成長の仕方の方がいいと思います
近藤社長のやり方や考え方に一個人としては好感を持ちますが
はてなのユーザー数の伸びや他のウェブサービスとの現状との差別化を見てみると
昔の活気が私も感じられないと思います
そうですね。
ビジネスとしてはうまくないかもしれません。
そうですね。新しいことも大切ですが創業の精神を失わないでほしいです。Googleとは同じ土俵ではないのですから。