では、日本で、それぞれの図形がこうした使用がされるようになったのは、いつ頃からなのでしょうか。
また、どういった経緯でこうした意味づけがされるようになったのでしょうか?
英語では、試験やリポートが手書きの場合は、チェックマークが正解、×マークが不正解で、一部正解の場合は、その回答項目全体には不正解の×が付いていますが、その一部正解箇所にだけアンダーラインと一緒に小さなチェックマークがなされ、先生によっては少し加点(本来は、総合評価がBだったのがB+になるなど)してくれるパターンが多いです。大ざっぱな先生だと、一部でも間違っているというだけで全部不正解にされるので、「大変良く出来ました」の花まるや、△の一部正解をくれる日本の先生はきめ細かいと思います。外国でも、「大変良く出来ました」のレポートなど手書きの場合は、A+の評価と共に"Excellent!", "Well done!"などと書かれていることもありますが、それは先生によります。
Tick Mark (Yes): http://en.wikipedia.org/wiki/Tick_(checkmark)
x Mark (No): http://en.wikipedia.org/wiki/X_mark
試験とは別に、機械式の選択書類の場合(Yes/NoではなくYesまたは該当する項目だけの場合。例えば、事務書類で、男女のいずれかの区別などにチェックがなされている場合)は、チェックフォントがない時は、アルファベットのxが日本の○にあたる「該当」として代用されているので、"No"の意味の×マークと混同しないように注意が必要です。手書き、またはチェックマークのフォントがある場合は、チェックマークが本来はYesの意味なので「該当」にも用いられます。
回答の補足:チェックマークの説明ですが、リンク内に括弧がついていて正常にリンクされない時は下記全体のリンク全体をコピー&ペーストして下さい(Tickの所で切れて、変な似たリンクの所に行ってしまうかも知れないので…)
http://en.wikipedia.org/wiki/Tick_(checkmark)
外国でも、該当する部分を「丸で囲む」(Circle the appropriate)という答え方(選択の仕方)があり、逆に非該当の部分を線で消すという回答方法があります。これが英語での不正解の×(No)と組み合わされたのが日本の○×方式のようです。
ありがとうございます。
「×」は輸入されて、「○」は国産だとすると、それもなんか日本らしい気がしますね。
ありがとうございます。
アメリカでも×=不正解で使うというコメントもありましたが、そうすると、
必ずしも否定的な意味合いだけというわけでもないようですね。