1) 起業したいと思う。(そもそも、会社を起こしてやってゆけるという自信を持つことが大切。大きな会社に勤めている人は、大きい会社を辞めると収入がダウンすることが予測されるため、なかなか踏ん切りがつかない。)
2) 起業できるビジネスを思いつく。
3) 時期を得て起業を決意し、自己資金で会社を作る。
4)信頼できるパートナー、資金的な援助などを集める。顧客を紹介してもらう。
起業を考え、なおかつ挫折するのはプロセスのどの部分でしょうか。また、政府や地方自治体の援助の他にどんなサービスがあるとあなたが起業したくなると思いますか?
今、派遣切りなどが問題になっていますが、このうちの一部が会社を起こしたりすると考えるのは現実的でしょうか。
おそらく現実的には、下記のプロセスで挫折する場合が多いと思われます。
理由は下記の通りです。
2) 起業できるビジネスを思いつく。
→明確なビジネスアイデアとプランの捻出、マーケットリサーチ等の不足。
3) 時期を得て起業を決意し、自己資金で会社を作る。
→時間の捻出、資金調達、現実問題(家族の反対やオフィスの立地、ライセンス等の法的問題等)。
4)信頼できるパートナー、資金的な援助などを集める。顧客を紹介してもらう。
→人脈不足、銀行からの借り入れ融資・出資に関わる資金問題。
また、3)と4)に関しては、国の公共機関からの融資や借入制度の利用、
町おこしなどをしたい市などどのタイアップなどを企画して
資金やコネの確保ができることもあると思います。
誰が言っているのか知りませんが順番がおかしいです。
1と2は同時期または逆順などもありますので結構ですが
成功への近道とすれば2→1でしょう。
同じく成功するためには3と4はまったく逆です。
とりあえず作ってからなどという形は幼稚そのもの・・・。
「自信が無い」とか「収入がダウンするから踏ん切りつかない」などは
単に無謀で無計画なだけの話であって論点にする事すらおかしいです。
つまり、プロセス自体が間違っていますから成功以前の問題。
1)発起
「操業できそうなものを見つけた」から企業したいと思う場合と
とにかく自分でやってみたいという「希望だけを持つ」場合と
大きく2つに分けられるでしょう。
2)ビジネスモデルの構築
やれそうだと思うビジネスに思い当たった、もしくは見つかった場合
まずは、自己の能力を見極め、不足分を補うにはどうしたらよいかを考えるのが必須。
3)実行計画
人脈形成、資金調達、顧客獲得戦略・・・
こういった事が後回しになっているなんてのは無計画なんてものではないです。
4)起業
派遣切りされて困っている人たちが企業できるか・・・。
正直、砂丘に埋もれた指輪を見つけるような確率でしょう。
基本的に起業のための基盤(創造力、実行計画力、人脈、資金など)
となるべきものがありませんから・・・。
1は具体的に考えるというよりは「起業が一つの選択肢である」と考え「起業したら具体的にこうしよう」と考える状態だそうです。このプロセス「ベンチャービジネス要論」という本から取って来たのですが、具体的な計画は教えることができるのですが、そもそも選択肢の一つとして、起業がないと起業家は生まれないだろうというのがその意味付けだと思います。
ま、順番や、見通しの甘いヤツは起業なんか考えるなという論旨もkn1967さんのおっしゃる通りだと思います。
ご協力ありがとうございました。
営業なんじゃないでしょうか。
採算が見込めるだけの取引相手となる顧客をつかんでいたり、お客さんを集められたりできそうなら、事業計画として回せそうですし、逆にいえば、そういう採算の見込みが立つ具体的なターゲットを開拓する道筋が見えないと事業としていつか破綻するだろうと。
優秀な営業なり、有力なコネなり、集客効率(駅前の店舗とか)なり、そういう能力というのは開発とは別っぽいんですけど、起業というとこの開発やアイデアの部分がクローズアップされてしまうようで、実際にやってみると顧客がつかなくて資金繰りがつかなくなるといった話になりがちなのかなぁと思います。営業=人脈ということになるかもしれません。
ネットがもっとそういうビジネス機会のマッチアップとして機能するようなサービスとして盛り上がってくるとまた状況として変ってくるかもしれませんけど。
あと、初歩的な挫折の理由としては、起業知識のボーダーライン(最低条件)が見えなくて挫折するというのもありそうですね。どんな知識を学んで、どこまで身につけていれば企業できるのか目処がつかなくて諦める人っていうのもわりといそうですか。そういう人は企業しないほうがいいという話になるかもしれませんが。
ありがとうございます。人脈は必要でしょうね。海外にはビジネスマン向けのSNSみたいなものがありますが、日本では流行らないですねえ。
国際比較をすると日本は下記の項目で低い数値を記録しています。以下GEMの2008年の調査によります。まちょっとネタばれっぽいんですけどね。
先進国は全般に起業しようとする人は少ないのですが(既に大企業が雇用先としてあるため)。自分自信も起業できるスキルがあるとは思わず、周りからもやり方が違うとか、考えがアマイとか言われると確かに、二の足を踏んでしまうのは理解できます。
2と3がリンクしていて、自己資金の枠でやれそうなビジネスのアイデアというのが難しいのかも。
ある程度の投資がいるビジネスはあるていどの貯金が必要で、貯金がなければその投資でやれるビジネスということでアイデアの枠が小さくなるわけですし。
そうはいってもやっぱり4が難関でしょうね。能力があり頑張れる人じゃないと。
でも、起業って、ユニークなアイデアで大きなビジネスを目指すものだけではないですよね。軽4でたこ焼き売るのもたい焼き売るのも起業だし、ヤフオクでせどりするのも、行政書士取って代書屋するのも起業とするならば、失うものがなく、親は退職金が入るロスジェネ世代の派遣切りに会った人には期待したいです。
内定取り消しにあって就留して暇な学生さんとかも。
その中から成功する人も出てくるでしょうし、大成功して沢山の人を雇用するようになる人もいるのでは。
リクルートの創業も創業者が学生の時だと聞きますし、ビジネスの経験がないと成功しないというわけでもないのではないでしょうか。
障害は、このセフティネットのない世の中で、お金を借りようと思ったら自宅を抵当に入れなければいけないということだと思います。ビジネスの失敗が一文無しに直結するというのはなかなか恐ろしいです。ある程度は国民生活金融公庫などで無担保で調達できるのでしょうが、商売が伸びるほど運転資金がいるようになったりしますからね~
とはいえ、人に資本大部分出してもらった場合、やっと上手く行き出したころに社長解任されたりとか起業する意味があまりない気がしますし。
担保でなく能力やアイデアに融資する金融機関があるといいですが、能力やアイデアをだれがどう審査するのかというのがちょっとイメージ湧きません。
さっきご紹介した「ベンチャービジネス要論」には、訓練として、1000円でできるビジネスを考えてもらい、一度起業ってどんなもんか考えてもらうというのがあるそうです。なので、小さいビジネスもあり得るというのはその通りだと思います。
「保証人制度」は論点の一つですね。確かに企業資金は地域から借りる事ができるのですが、これは自己資金が実質的な担保になっているそうです。銀行は社長の個人保障を要求することがほとんどです。もう一つはベンチャーキャピタルについてですが、日本は証券会社系などが作っていることが多く、事業評価が貧弱なことは問題になっているとのことでした。
ありがとうございました。
解決できそうなもの
解決しなければならないもの
参考になりました。ありがとうございます。