過去と現在が交錯する”ミステリ作品”を教えてください。


いわゆる過去の事件が元で、現代で再び事件が起こり、
その後、現代の事件を解決することで過去の事件までも解決するタイプのお話です。

例1:
<哲学者の密室(小説)>
 開口部を完璧に閉ざされたダッソー家で、厳重に施錠され、監視下にあった部屋で滞在客の死体が発見される。現場に遺されていたナチス親衛隊の短剣と死体の謎を追ううちに三十年前の三重密室殺人事件が浮かび上がる。

例2:
<キマイラの新しい城(小説)>
 「わが死の謎を解ける魔術師を呼べ」フランスの古城を移築後、中世の騎士として振舞い始めた江里。750年前の死の真相を探れ、という彼の奇想天外な依頼で古城を訪れた石動戯作は、(現代でも)殺人事件に遭遇する。

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  • 終了:2009/03/04 16:18:55
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ベストアンサー

id:goldwell No.1

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ポイント53pt

『99%の誘拐』岡嶋二人

99%の誘拐 (講談社文庫)

99%の誘拐 (講談社文庫)

  • 作者: 岡嶋 二人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 文庫

末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。

会社社長子息が誘拐されるが、コンピュータを駆使した巧妙な犯人の手口に警察は振り回される。そして現金受け渡しに指名されたのは、8年前未解決に終わった誘拐事件の当事者だった青年だった。

途中でネタばれあってわかるのですが、主人公自身が誘拐事件を起こして関係者を巻き込み、自分が誘拐された過去の事件の謎を解こうという趣向になっています。

参考までに私の書いたレビューはこちら。

http://d.hatena.ne.jp/goldwell/20081213/1229145302


井沢元彦は歴史上の謎と現代に起きる事件を絡ませた作品をよく書いていましたね。

歴史上の謎解きも楽しむという歴史ミステリーの範疇でもよければ。

『信玄の呪縛』

信玄の呪縛 (角川文庫)

信玄の呪縛 (角川文庫)

  • 作者: 井沢 元彦
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: 文庫

http://www.amazon.co.jp/%E4%BF%A1%E7%8E%84%E3%81%AE%E5%91%AA%E7%...

「武田信玄の墓はどこにあるのか?」というテーマで討論をするため、諏訪湖の貸別荘に集まった典山大学歴史研究会のメンバー九名。しかし、その旅行を呼びかけた当人は姿を見せず、代わりに、鎧兜を身につけた武将姿の男が歴史研究会のメンバーに復讐を誓う内容のビデオが、別荘に届けられた。そして翌朝、女性メンバーの一人が槍で刺され死体となって発見される!だが、それは戦慄の連続殺人の幕開けに過ぎなかった…。武田信玄の屍の所在をめぐる歴史上の謎と、現代で繰り広げられる連続殺人の謎が交錯する、長編歴史ミステリー。


『義経はここにいる』

義経はここにいる (徳間文庫)

義経はここにいる (徳間文庫)

  • 作者: 井沢 元彦
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • メディア: 文庫

http://www.amazon.co.jp/%E7%BE%A9%E7%B5%8C%E3%81%AF%E3%81%93%E3%...

ヨシツネに殺される…。佐倉財閥の跡を継ぐことになっている森川義行からの救いをもとめる、謎の電話。そして源義経の悲劇に符合する殺人事件が起こる。連続して起こる殺人事件の謎と、義経伝説、平泉の金色堂の秘密に挑戦する古美術研究家の名探偵・南条圭の推理。新考証で描く、傑作歴史ミステリー。

id:FLine

おお、とても見やすいです。

参考にさせていただきます。

2009/02/28 09:59:13

その他の回答1件)

id:goldwell No.1

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『99%の誘拐』岡嶋二人

99%の誘拐 (講談社文庫)

99%の誘拐 (講談社文庫)

  • 作者: 岡嶋 二人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 文庫

末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。

会社社長子息が誘拐されるが、コンピュータを駆使した巧妙な犯人の手口に警察は振り回される。そして現金受け渡しに指名されたのは、8年前未解決に終わった誘拐事件の当事者だった青年だった。

途中でネタばれあってわかるのですが、主人公自身が誘拐事件を起こして関係者を巻き込み、自分が誘拐された過去の事件の謎を解こうという趣向になっています。

参考までに私の書いたレビューはこちら。

http://d.hatena.ne.jp/goldwell/20081213/1229145302


井沢元彦は歴史上の謎と現代に起きる事件を絡ませた作品をよく書いていましたね。

歴史上の謎解きも楽しむという歴史ミステリーの範疇でもよければ。

『信玄の呪縛』

信玄の呪縛 (角川文庫)

信玄の呪縛 (角川文庫)

  • 作者: 井沢 元彦
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: 文庫

http://www.amazon.co.jp/%E4%BF%A1%E7%8E%84%E3%81%AE%E5%91%AA%E7%...

「武田信玄の墓はどこにあるのか?」というテーマで討論をするため、諏訪湖の貸別荘に集まった典山大学歴史研究会のメンバー九名。しかし、その旅行を呼びかけた当人は姿を見せず、代わりに、鎧兜を身につけた武将姿の男が歴史研究会のメンバーに復讐を誓う内容のビデオが、別荘に届けられた。そして翌朝、女性メンバーの一人が槍で刺され死体となって発見される!だが、それは戦慄の連続殺人の幕開けに過ぎなかった…。武田信玄の屍の所在をめぐる歴史上の謎と、現代で繰り広げられる連続殺人の謎が交錯する、長編歴史ミステリー。


『義経はここにいる』

義経はここにいる (徳間文庫)

義経はここにいる (徳間文庫)

  • 作者: 井沢 元彦
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • メディア: 文庫

http://www.amazon.co.jp/%E7%BE%A9%E7%B5%8C%E3%81%AF%E3%81%93%E3%...

ヨシツネに殺される…。佐倉財閥の跡を継ぐことになっている森川義行からの救いをもとめる、謎の電話。そして源義経の悲劇に符合する殺人事件が起こる。連続して起こる殺人事件の謎と、義経伝説、平泉の金色堂の秘密に挑戦する古美術研究家の名探偵・南条圭の推理。新考証で描く、傑作歴史ミステリー。

id:FLine

おお、とても見やすいです。

参考にさせていただきます。

2009/02/28 09:59:13
id:Lew No.2

回答回数469ベストアンサー獲得回数20

ポイント17pt

映画ですがバタフライ・エフェクトはどうでしょう?

http://www.butterflyeffect.jp/

主人公エヴァンはごく普通の少年だが、まれに記憶を喪失(ブラックアウト)することがあり、医者に言われ日記をつけ始める。大学生になり、7歳のころからつけていた日記を見つけ、それを読むうちになくした記憶がよみがえり、一人の少女の将来を取り戻すため、エヴァンは動き出す。

と、できる限り本編に触れないようにまとめました。

id:FLine

見たことあるのですが、タイムリープものは今回求めているものとちょっと違います。

回答ありがとうございました。

2009/02/28 10:00:50
  • id:kuroyuli
    http://www.amazon.co.jp/%E6%99%82%E8%A8%88%E9%A4%A8%E3%81%AE%E6%AE%BA%E4%BA%BA-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%B6%BE%E8%BE%BB-%E8%A1%8C%E4%BA%BA/dp/4061857061/ref=sr_1_6?ie=UTF8&s=books&qid=1235736776&sr=8-6
    時計館の殺人 綾辻 行人 (著)
    館を埋める108個の時計コレクション。鎌倉の森の暗がりに建つその時計館で10年前1人の少女が死んだ。館に関わる人々に次々起こる自殺、事故、病死。死者の想いが籠る時計館を訪れた9人の男女に無差別殺人の恐怖が襲う。凄惨な光景ののちに明かされるめくるめく真相とは?
    《時計をネタに、現在と過去がからむ。かなりご希望に近いかと思います。》
     
    http://www.amazon.co.jp/%E9%BE%8D%E8%87%A5%E4%BA%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B3%B6%E7%94%B0-%E8%8D%98%E5%8F%B8/dp/4334728898/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1235737102&sr=1-1
    龍臥亭事件 島田 荘司 (著)
    御手洗潔が日本を去って1年半。彼の友人で推理作家の石岡は、突然訪ねてきた二宮という女性の頼みで、岡山県まで悪霊祓いに出かけた。2人は霊の導くままに、寂しい駅に降り立ち、山中分け入り、龍臥亭という奇怪な旅館に辿り着く。そこで石岡は、世にもおぞましい、大量連続殺人事件に遭遇した。推理界の奇才が、渾身の筆致で描く本格ミステリー超大作。
    《実際の事件をモチーフにした作品。社会派ミステリーに属するかも。》
  • id:FLine
    フィオルン&ライン 2009/02/28 21:19:48
    おお、情報ありがとうございます。参考になります。

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