ある裁判所の法廷には特に「携帯電話の使用禁止」という表示はありません。「そんな事を表示しなくても常識で判断しろ」という事でしょう。
他の人がいる場所では携帯電話の使用は「禁止」や「自粛」が多くなってきていますが、その理由は「携帯電話の電波がペースメーカーなどに悪影響」という理由もありますが、「携帯電話の話し声は他の人にとって不愉快(迷惑)」というのが一番の理由でしょう。
裁判が始まる数分前、すでに法廷には書記官や訴訟の関係者らが数名、入っていた状態で、ある弁護士が急に携帯電話で話しを始めたのです。携帯電話がかかってきたら法廷を出て廊下で話しをするのが常識でしょうが、廊下に出る様子は全くなく、平気で携帯電話で話しをしているのです。
携帯電話で話しが終ったら書記官に「xx弁護士は来られなくなった」と告げたので、その携帯電話は「(その事件には2人の弁護士が付いていて)その内の1人が(寝過ごしたか何かで)来られなくなった」という内容だったのでしょう。
こういう常識のない弁護士に何かコメントして下さい。
特に、法廷など通常の会話すら少ない静かな場所だと周りの人が過敏になりがちです。
本当は電車内だって、混雑してない車内の優先席付近以外で、通常の会話より少し小さい程度の音量でしゃべる分には何も問題無いはずなんです。
しかし一部の人間がやたらと馬鹿でかい声で通話するから、通話そのものを制限した。
そして大々的に制限を公表したことにより、通話そのものが悪だと周りが認識して、ちょっとした通話にも嫌悪感を感じるようになってしまった。
質問の例ではどのぐらいの程度かがわからないので何とも言えませんが、個人的には多少声を小さめに絞って通話するならまったく問題無いと思います。
「携帯電話の使用禁止」という表示はありませんとおっしゃっているように、禁止されていない。裁判始まる前でしたら問題ないと言うことなんでしょう。カフェや乗り物内(飛行機運航中は除く)では自粛しましょうというのは日本だけのマナーのようです。世界では通用しません。
アジアと北米ではそんな文化はないようです。日本人の常識的な視点では公共の場で通話するのはNGなのですが、そういう文化は日本固有のモノみたいです。その方ももしかしたら海外長かったのかもしれません。
ただアメリカのドラマで法廷の中で携帯で通話しているシーンがあったのですが(←話しているのは医者で、命に関わる緊急案件とのことでした)その際に、判事に「緊急案件に関しては予め指示を出しておくように言っておきましたよね。電話は切っておいてください」と怒鳴られていましたので、法廷中はNGのようです。