東京大空襲の約630倍、広島原爆の約70倍、SLBMの約1.3倍と推測されます。
NASAによると、2009 CZ1が衝突したときのエネルギーは TNT火薬換算で 0.350 メガトンとのこと。質量 1.1×10+7 kg、衝突速度 11.46 km/s で計算した値です。
ご質問の DD45 ですが、直径21メートル、高さ47メートルの円柱で、密度が 2.0g/cm3 だとすると、質量は 3.3×10+7 kg となります。
運動エネルギーは質量に比例しますから、もし、2009 CZ1 と同じスピードで地球に衝突したとすると(DD45の軌道が分からないので、これはあくまで推測)、その衝突エネルギーは TNT火薬換算で 1.04 メガトンです。
これは、1945年に日本に投下された広島原爆(0.015メガトン)の約70倍の威力です。広島原爆は、東京空襲で使われた火薬の9倍の破壊力と言われています。
近年の戦略核兵器として注目されているSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)は、1つの核弾頭の破壊力が0.1メガトン程度。米国のトライデント級原潜の場合、1つのSLBMで8個の核弾頭を装備できます。
冷戦時代に米ソが競って配備したICBM(大陸間弾道弾)は、単体の弾頭で10メガトン以上の水爆を装備できます。
1961年にソ連が実験した史上最大の水爆は 60メガトンと、第二次大戦で使用されたすべての火薬の20倍の破壊力を発揮しました。
期待したようなご回答ありがとうございます!
小惑星としては小粒な21m x 47mでもかなり威力が強いですね。
大きいのがぶつかったら恐竜が絶滅しそうな感じはしてきました。