デジタル通信の技術は、1970年には確立していたのに、実際に携帯電話や地上波デジタルテレビ放送として汎用化して普及するのに20~30年もかかりました。これは符号化・復号化のために必要な高速コンピューティング能力をもつマイクロチップ(CPU)の供給が安い価格でできるようになったのがやっとその時代になってからであるからだと理解してよろしいでしょうか。

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  • 登録:2009/03/16 14:44:17
  • 終了:2009/03/17 10:31:18

ベストアンサー

id:tap_t No.4

たっぷ回答回数45ベストアンサー獲得回数62009/03/16 21:00:51

ポイント35pt

>しかし、日本のハイビジョン放送が、最後の最後までアナログ方式に固執していたのは、何故だったのでしょうか。

>

政治的な理由もあるでしょうが、技術的な問題もあります。

↓にもありますが、最終的に、ハイビジョンは、送信はアナログでも信号はデジタルだったと思います。

http://d.hatena.ne.jp/pieria/00000003

id:ShinRai

国際標準をめぐる競争は、大変ですね。しかし、この開発失敗の話はとてもよくわかりました。




日本は「受信機側で受け取ったアナログ信号をデジタル化して画質向上をするテレビを発表した」、「伝送部分だけはアナログ方式で実用化に向けて研究開発が進められていったのである。つまり、完全なデジタルでのテレビ放送が行われることを予想し、その可能性を模索していながらも、実現可能性からアナログの伝送方式によるハイビジョンに固執してしまった」。

一方アメリカでは、「その後ゼネラル・インスツルメンツが完全なデジタル方式を開発することに成功した」、これは「競争メカニズムを取り入れたアメリカの成果」であると。

「結局、日本のアナログ方式のハイビジョンは1980年代まで世界で圧倒的な優位な立場であったにもかかわらず、その優位性ゆえに、当時の貿易・ハイテク摩擦の中で欧米は保護主義的な動きが起きて、それぞれが独自の次世代テレビの研究開発を行うきっかけを作ることになってしまった。」というところは、心を広くもちなさいということでしょうか。

と、そんなことよりも本題に戻れば、デジタルテレビ放送の技術もできあがったのは、1990年代であったということですね。チップのせいというよりも、むしろ技術的確立に時間がかかったということですね。

ありがとうございました。

2009/03/17 10:24:06

その他の回答(4件)

id:nekomanbo56 No.1

nekomanbo56回答回数1138ベストアンサー獲得回数342009/03/16 15:11:34

ポイント10pt

1985年 - 日本、通信自由化。電電公社がNTTに民営化。

通信開放によりパソコン通信サービスが始まる。また、これ以前は規制されていたインターネットの電子メールの交換が行えるようになった。とありますので、一概に昨今のデジタル化が、今まで時間を要したとは思えません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E4%BF%A1%E6%8A%80%E8%A1%9...

id:ShinRai

年表は便利ですね、ありがとうございます。

しかし、日本のハイビジョン放送が、最後の最後までアナログ方式に固執していたのは、何故だったのでしょうか。

どうしてデジタル放送にしようと思わなかったのでしょうか。

符号化・復号化のためのチップあるいはエンコーダ・デコーダの入手に困ったからではないのでしょうか。

2009/03/16 15:14:26
id:bg5551 No.2

bg5551回答回数1184ベストアンサー獲得回数802009/03/16 16:37:43

ポイント20pt

確かにCPUの進化も理由の一つですが、それ以外にも様々な要因があります。

そもそも放送や通信が使われる当初はアナログで事が足りていたと言う考えもあります。

扱うデータ量が圧倒的に少なかった為アナログで十分だったのです。デジタルの概念は

1940年代には確立されていました。

あとは、周波数帯域の利用許可の問題もあります。周波数は国が割り当てており、勝手

には使えません。その様々な周波数帯域で利用者が増えるとともに、足りなくなってきて

はじめて初めてデジタル化の必要性にシフトして言ったわけです。

電話やテレビ、無線などがその代表的なものです。

もう一つには、その膨大なデータ量を保存する媒体の発展が要因ともいわれています。


http://www.nhk.or.jp/strl/aboutstrl/evolution-of-tv/p20/index.ht...

id:ShinRai

とてもわかりやすいHPをご紹介いただきありがとうございました。

やはりいろいろな事情があるのですね。

2009/03/16 17:16:44
id:nasi-goreng No.3

nasi-goreng回答回数38ベストアンサー獲得回数22009/03/16 17:06:40

ポイント20pt

たしかに今のデジタルテレビ放送の実現には1970年代の、CPUの性能では、実現不可能でしょう。

すぐにデジタル放送に移行しなかったのは「必要ないから」でしょう。設備投資に対して、利点があまりない。今までの設備、各家庭のテレビを全て入れ替えなくてはならないので、費用がかかりすぎます。

 

他のデジタル通信は普及していましたよね?

 

http://q.hatena.ne.jp/1237182256

id:ShinRai

たしかに、必要ないから、大掛かりだから、というのもありますね。

2009/03/16 17:17:39
id:tap_t No.4

たっぷ回答回数45ベストアンサー獲得回数62009/03/16 21:00:51ここでベストアンサー

ポイント35pt

>しかし、日本のハイビジョン放送が、最後の最後までアナログ方式に固執していたのは、何故だったのでしょうか。

>

政治的な理由もあるでしょうが、技術的な問題もあります。

↓にもありますが、最終的に、ハイビジョンは、送信はアナログでも信号はデジタルだったと思います。

http://d.hatena.ne.jp/pieria/00000003

id:ShinRai

国際標準をめぐる競争は、大変ですね。しかし、この開発失敗の話はとてもよくわかりました。




日本は「受信機側で受け取ったアナログ信号をデジタル化して画質向上をするテレビを発表した」、「伝送部分だけはアナログ方式で実用化に向けて研究開発が進められていったのである。つまり、完全なデジタルでのテレビ放送が行われることを予想し、その可能性を模索していながらも、実現可能性からアナログの伝送方式によるハイビジョンに固執してしまった」。

一方アメリカでは、「その後ゼネラル・インスツルメンツが完全なデジタル方式を開発することに成功した」、これは「競争メカニズムを取り入れたアメリカの成果」であると。

「結局、日本のアナログ方式のハイビジョンは1980年代まで世界で圧倒的な優位な立場であったにもかかわらず、その優位性ゆえに、当時の貿易・ハイテク摩擦の中で欧米は保護主義的な動きが起きて、それぞれが独自の次世代テレビの研究開発を行うきっかけを作ることになってしまった。」というところは、心を広くもちなさいということでしょうか。

と、そんなことよりも本題に戻れば、デジタルテレビ放送の技術もできあがったのは、1990年代であったということですね。チップのせいというよりも、むしろ技術的確立に時間がかかったということですね。

ありがとうございました。

2009/03/17 10:24:06
id:kitaakabane No.5

Weak-field回答回数82ベストアンサー獲得回数22009/03/16 21:38:17

ポイント15pt

単刀直入に言うと、コスト面での普及が見込めないから。

技術が確立されても、大掛かりなものだと、値段が下がるまで、相当な時間が掛かります。

半導体にしても2年に半分のペースで値段が下がります(正確には半導体密度は2年で倍増する)。いわゆるムーアの法則です。

いま、仮にデジタル受信の装置が2000円だったとしましょう。すると単純計算で30年前は

2000*2^15 = 491520 [円]

いまの程度の装置でも超高価な金額になります。また、大きさでみても、今の受信機が10cm^3(10*10*3)だとして、

2000*2^15 = 327680 [cm^3]

相当な大きさになります。

これでは、一般家庭では置けませんし手が出せません。

普及できる大きさ、価格まで普及できなかった、ということです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%81%A...

id:ShinRai

最初は、このムーアの法則で決まったかと思ったのですが、意外に技術的確立も遅れていた(はじめは完全デジタル化はムリだと思われていた)ということがわかり、勉強になりました。

2009/03/17 10:27:46
  • id:pahoo
    確認したいことが2つあります。

    1.「デジタル通信の技術」と言っているのは、信号路をデジタル化することを意味していますか?
    モールス符号は一種のデジタル通信ですが、このようなデータ形式がデジタルである場合は含まないということですよね。

    2.「1970年には確立していた」というのは、ISDNのことを指していますか?
    だとすると、日本でISN64サービスがはじまったのは1988年(実験レベルでは1984年から)――普及しなかったのは単純に営業の失敗だと考えていますが‥‥。

    回答拒否を受けているようなので、コメント欄に書きました。
  • id:ShinRai
    いや、pahooさんは回答拒否にしていません。どうか再度お試しください。

    ここでいう「デジタル通信」の定義ですが、「信号路のデジタル化」だけでは通信にならないので、「信号路のデジタル化、ならびに送信機側での符号化、受信機側での復号化」という定義にします。

    1970年には確立していたというのは、斉藤洋一著「ディジタル無線通信の変復調」(電子情報通信学会)のp8の表をもとにしています。1968年に日本でQPSK方式で「世界初のディジタル無線方式」の通信が行なわれたとされています。
  • id:nasi-goreng
    ところで、
    信号路をデジタル化するとはどういう意味なのでしょうか?

  • id:ShinRai
    信号路のデジタル化とは、デジタル変調方式を使うということだと思います。

    NHKのハイビジョンは、アナログ変調方式で送受信を行なって、受信後にデジタル処理をしていたのではないでしょうか。

  • id:nasi-goreng
    >信号路のデジタル化とは、デジタル変調方式を使うということだと思います。
     
    なるほど、無線技術の話なのですね。有線のデータ伝送とかの話じゃないんですね。
      
     
    >NHKのハイビジョンは、アナログ変調方式で送受信を行なって、受信後にデジタル処理をしていたのではないでしょうか。
     
    あ、そうすると、アナログ変調方式でもデジタルデータは送れるのですね。
  • id:ShinRai
    NHK放送技術研究所の方にお伺いしたところ、国としてデジタル化を決定して、それに向けて業界が動き出すことに時間がかかったのであり、符号化・復号化のCPU依存度はそれほどではないというお話でした。

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