ビタミンEについて

LOO・との反応速度はα>β~γ>δという結果が良く引用されていますが

世の中には”抗酸化力はα<β<γ<δの順でで高い”という記述も散見されます。
この根拠となっていそうな情報を教えて下さい。

よろしくお願いします。

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  • 終了:2009/03/28 14:08:43
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ベストアンサー

id:rsc96074 No.2

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ポイント42pt

 δ>γ>β>αの順となるのは、主に油脂用の食品添加物(酸化防止剤)や化粧品などの酸化防止剤として使う場合のようです。つまり、そのもの本来の抗酸化力のことのようです。前述の反応速度定数の大きさの序列=抗酸化活性の大きさの序列は、生理活性ということでしょうか。(下記URL1番目と2番目より)

 逆転の理由は、輸送蛋白質と結合して運ばれやすくなるからのようです。(下記3番目のURLより)

・化粧用ヘンプオイル

>6.酸化防止剤である天然ビタミンEについて

食品の栄養価として価値が高い(生理活性作用が高い)トコフェロールは、α>β>γ>δの順である。しかし、酸化防止作用では、δ>γ>β>αの順となり、逆の関係である。

http://www.hemp-revo.net/report/0401.htm

・日清オイリオ ヘルシースクエア - ビタミンE

>トコフェロールもトコトリエノールもそれぞれ化学的な構造が僅かに違う4種の異性体(α体、β体、γ体、δ体)の存在が確認されています。

主要なビタミンEであるα、β、γ、δ-トコフェロールの抗酸化剤としての効果は、δ>γ>β>αの順なのですが、からだの中での抗酸化活性は反対でα体が最も高くなっています。

http://www.nisshin-oillio.com/health/power/power08.html

・CERA ショップブログ | 20080208

>d-α-トコフェロールのみが輸送蛋白質と結合して、体の各組織へ血液を通じて運ばれていきます。これがd-α-トコフェロールが、体内での生理活性が高い大きな要因となっています。

http://blog.cera.shop-pro.jp/?day=20080208

※その他 参考URL

http://www.wdic.org/w/SCI/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3E

id:puppetmaster2501

ありがとうございます。

大変助かりました。

2009/03/28 14:08:33

その他の回答1件)

id:rsc96074 No.1

回答回数4502ベストアンサー獲得回数437

ポイント28pt

 下記URLのPDFに、反応速度定数の大きさの順序を見つけました。これは合っていましたが、これが抗酸化活性と一致しているような感じの内容でした。

・StudyIII 抗酸化物質とくにビタミンEについて 抗酸化物質

>4.1 ビタミンE同族体と抗酸化活性

 α-トコフェロール(100)>β-トコフェロール≒γ-トコフェロール(40)>δ-トコフェロール(14)

>4.2 ビタミンEの生物活性とαーとこフェロール輸送タンパク質

 この序列は、前項で述べた抗酸化活性の序列とほぼ一致するが、

http://homepage3.nifty.com/junkan111/pdf/39901.pdf ←このPDFの5ページ目を参照

http://homepage3.nifty.com/junkan111/index2_3.html

 また、抗酸化力の順番は、ウィキとエーザイのURLでも反応速度定数の大きさの順番に一致しているようでした。

・ビタミンE ←ウィキ

>ヒトではD-α-トコフェロールがもっとも強い活性をもち、主に抗酸化物質として働くと考えられている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B...

・ビタミンEの生理作用と働き ←エーザイ

>抗酸化作用

4種類のトコフェロールの中でも、抗酸化活性の強さの順序は、生体内ではαが最も強く、 α> β > γ> δの順とみられています。

http://www.eisai.co.jp/vita_e/kiso5.html

※参考URL

・ビタミンの働きPart.2

http://www.chem-station.com/yukitopics/vitamine2.htm

id:puppetmaster2501

早速ありがとうございます!

2009/03/26 17:25:06
id:rsc96074 No.2

回答回数4502ベストアンサー獲得回数437ここでベストアンサー

ポイント42pt

 δ>γ>β>αの順となるのは、主に油脂用の食品添加物(酸化防止剤)や化粧品などの酸化防止剤として使う場合のようです。つまり、そのもの本来の抗酸化力のことのようです。前述の反応速度定数の大きさの序列=抗酸化活性の大きさの序列は、生理活性ということでしょうか。(下記URL1番目と2番目より)

 逆転の理由は、輸送蛋白質と結合して運ばれやすくなるからのようです。(下記3番目のURLより)

・化粧用ヘンプオイル

>6.酸化防止剤である天然ビタミンEについて

食品の栄養価として価値が高い(生理活性作用が高い)トコフェロールは、α>β>γ>δの順である。しかし、酸化防止作用では、δ>γ>β>αの順となり、逆の関係である。

http://www.hemp-revo.net/report/0401.htm

・日清オイリオ ヘルシースクエア - ビタミンE

>トコフェロールもトコトリエノールもそれぞれ化学的な構造が僅かに違う4種の異性体(α体、β体、γ体、δ体)の存在が確認されています。

主要なビタミンEであるα、β、γ、δ-トコフェロールの抗酸化剤としての効果は、δ>γ>β>αの順なのですが、からだの中での抗酸化活性は反対でα体が最も高くなっています。

http://www.nisshin-oillio.com/health/power/power08.html

・CERA ショップブログ | 20080208

>d-α-トコフェロールのみが輸送蛋白質と結合して、体の各組織へ血液を通じて運ばれていきます。これがd-α-トコフェロールが、体内での生理活性が高い大きな要因となっています。

http://blog.cera.shop-pro.jp/?day=20080208

※その他 参考URL

http://www.wdic.org/w/SCI/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3E

id:puppetmaster2501

ありがとうございます。

大変助かりました。

2009/03/28 14:08:33
  • id:rsc96074
     いるかまで貰ってありがとうございます。
     結局、大雑把にいえば、α>β~γ>δとなるのは、生体内で(in vivo)ということで、α<β<γ<δの順になるのは、試験管内で(in vitro)ということなのでしょう。
     試験管内で、δが最も強力なのは活性部位の立体障害が最も少ないからのようです。
    ・スーパービタミンE トコトリエノールについて
    >6、.立体障害(クロマノール環に付いているメチル基による)の最も少ないδ-トコトリエノールはフリーラジカルを捕捉する最も強力な抗酸化活性を有しています。
    http://www.piconet.co.jp/import/tamo_4.html
     しかし、下記URL2つにもあるように、生体内では、α-トコフェロール輸送蛋白(α-TTP)によって優先的に血中へ放出されるためα型が最も生物活性が高いといわれているようです。
    ・健食素材/ビタミンE
    >ビタミンEの吸収
    ビタミンEは腸から吸収され、カイロミクロンによって肝臓まで運ばれます。前項で紹介した4つの同族体(α、β、γ、δ-Toco)はすべて肝臓まで運ばれますが、肝臓にはトコフェロールに結合する蛋白質があり、α-トコフェロールが優先的に結合し、血液中に出ていき、組織に運ばれます。
    α-トコフェロールが最も活性が高いのはこの理由によります。
    http://www.rikenvitamin.jp/prouse/health/vitamine.html
    ・ビタミンE(トコフェロール)/臨床検査の三菱化学メディエンス ←臨床的意義の右側をクリックして下さい。
    >肝臓内ではα型のみがα-トコフェロール輸送蛋白(α-TTP)によってVLDL(超低比重リポ蛋白)とともに優先的に血中へ放出されるためα型が最も生物活性が高いといわれている。
    http://data.medience.co.jp/compendium/main.asp?field=01&m_class=08&s_class=0011

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