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地域の文化を支える鶏の羽
w832009/04/10 00:09:302pt
九州熊本県八代市泉町の久連子は、平家の落人伝説がある里です。この里には、「久連子古代踊り」という踊りが伝わっています。平家の落人が遠い都や妻子をしのんで謡い踊ったものだとされています。
そしてこの踊りに重要なのが、「シャグマ」と呼ばれる花笠があります。この花笠には、久連子鶏という、この地域で昔から飼われてきた地鶏の尾羽が使われています。一つの傘に300本程度の雄の羽が使われていますが、一羽の雄から15本ぐらいしかとれないそうです。
でもこの鶏、一時期絶滅の危機にあったそうです。肉や卵をとるために飼われてきたが、戦後もっと卵を産む大型のの品種にとってかわられていきました。天然記念物に指定されたころには、県外も含めてたった6羽しかいなかったそうです。
その後も繁殖に苦労したそうですが、現在ほぼ100羽ぐらいまで回復。でも踊り手の保存会は高齢化が進み、後継者不足に悩んでいるそうです。せっかく鶏の数を努力して増やしたのに、寂しいですね。どうにかがんばって踊りを後世に伝えてもらってほしいと思います。
鶏も踊りもいつまでも大切に守っていきたいですね
Fuel2009/04/13 11:15:421pt
久連子鶏、どんな鶏なのか、検索して写真を探してみました。黒くやや長い尾羽がとても立派な鶏ですね。日本の昔からの伝統的な種類なのだろうと思います。きっとその昔の平家の落人たちは、この鶏に助けられてきたことでしょう。
それがたった6羽まで減少してしまったとは。よくそこから100羽まで回復させたものです。こういうのは近親交配の繰り返しになりますから、悪い遺伝を避けて数を増やすのが大変だったろうと思います。
しかしその難しさに勝るとも劣らないのが、踊りの継承なんですね。伝統の火を消してしまわないよう、なんとかがんばってほしいと思います。こういうのは大学にでも話を持ち込んで、民俗学などを学ぶ学生たちに覚えさせるという手があると思いますが、それでは本当に伝統が継承されたことにはなりませんね。やはりその土地に生まれ育って、その土地の文化や習慣をすべて受け継いでいる人たちが担って行ってこそ本物なのだろうと思います。鶏も踊りも、いつまでも大切に守っていってほしいです。
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そしてこの踊りに重要なのが、「シャグマ」と呼ばれる花笠があります。この花笠には、久連子鶏という、この地域で昔から飼われてきた地鶏の尾羽が使われています。一つの傘に300本程度の雄の羽が使われていますが、一羽の雄から15本ぐらいしかとれないそうです。
でもこの鶏、一時期絶滅の危機にあったそうです。肉や卵をとるために飼われてきたが、戦後もっと卵を産む大型のの品種にとってかわられていきました。天然記念物に指定されたころには、県外も含めてたった6羽しかいなかったそうです。
その後も繁殖に苦労したそうですが、現在ほぼ100羽ぐらいまで回復。でも踊り手の保存会は高齢化が進み、後継者不足に悩んでいるそうです。せっかく鶏の数を努力して増やしたのに、寂しいですね。どうにかがんばって踊りを後世に伝えてもらってほしいと思います。