その中で「原子爆弾」が広島に落とされる1年以上も前の昭和19年のものに「原子爆弾」を予言するような
「中性子爆弾」爆発の小説が発表されているということを聞きましたが、それは何年何月号で何という題名か教えてください。
原子爆弾投下と広島・長崎・終戦 鳥飼行博研究室
http://www.geocities.jp/torikai007/war/1945/hiroshima.html
『新青年』(第二十五卷)七月號(1944年)米本土空襲科學小説「桑港(サンフランシスコ)けし飛ぶ・・立川賢 」
日本が原子爆弾を完成し、米国本土サンフランシスコ(桑港)に原爆を投下、70万人を殲滅、戦局を逆転する空想戦記。
編輯後記では「米本土空襲、爆砕の夢は吾人の抱くもののうちもっとも大いなるもの。」とある。日本人でも,民間人殺戮を一顧だにせず,戦局挽回を期待した。(→)『新青年』1944年7月号/「遅すぎた聖断」昭和天皇と日本製原爆開発計画;山崎元引用)
不屈 和歌山県版 : 「遅すぎた聖断」
http://wakayama.exblog.jp/878139/
一九四四年七月号の大衆文芸雑誌『新青年』に「桑港(サンフランシスコ)けし飛ぶ」と題して、日本製原爆と原子力エンジンの開発に成功し、さっそくアメリカ本土でニューヨークにつぐ大都会の一つ、西海岸に面したサンフランシスコ市を急襲、原爆を投下し、すべての高層建築を破壊、七十万市民を全滅させて、日本に降伏を迫るという空想的な科学小説が掲載された。作者は「立川賢」氏、開発過程で事故死する話もおりまぜて、興趣をそそる内容となっている。
1944年7月号で「桑港(サンフランシスコ)けし飛ぶ」という題名ではないでしょうか。
早速のご回答、ありがとうございます。
最近、ヒロシマ原爆の手記を読んでいて、その中で
上記の本が引用されていて大変に驚いた次第です。
ただこの空想小説の中では「放射能」のことまでは
一切、触れられていないようですということでした。