私の現状:アメリカに来て一年が経ちましたが、英語が上達しません。英語環境に入れば自然に英語力がつくというのは嘘だと分かりました。
現在は、週に2−3回は、一日6時間以上、かなり濃厚に英語を聞きます。書くこともしばしば要求されます。
しかし、話すのはあまり必要性がないために足りません。
少なくとも相手の言うことがほぼ理解できて、自分の言いたい事がある程度自由に話せるだけの英語力をつけたいと思います。
(分からない単語は相手に尋ねるか、自分でスペルを調べて理解でき、話す事は相手が嫌がらないで、簡単に理解できるレベル。)
さて、質問です。
ある程度使える英語力になるまでに、どのくらいの期間をかけて、どのような段階を踏んで、上達したかを教えて下さい。
また、勉強方法などアドバイスがあれば宜しくお願いいたします。
『英会話の正体―地道な努力が報われる本』 http://www.amazon.co.jp/%E8%8B%B1%E4%BC%9A%E8%A9%B1%E3%81%AE%E6%... って本がいいですよ。
瞬間英作文用の例文が多く載ってます。
例文が既にある場合は、「作文」じゃなくて「発話」でいいと思います。
添削してもらう必要が無いので。
要は、瞬間的に英語の語順で文章を組み立てられれば良い訳ですから、独り言でも作文でも、そこは自由にすればいいんです。
nobnob3 さんの他の書き込みを見てると、「単語や熟語は知ってるけど、スペルと発音の仕方を結び付けられない」というよりも寧ろ、「単語や熟語を知らない」って感じがするんですよ。
この段階だと、まだまだライティングがスピーキングの訓練の有効手段になる段階だと思いますよ。
辞書を使わずに「パッ」と瞬間的に英作文する訓練がよいと思います。
で、書いたものを添削してもらうか、ネット等の表現と比較します。
もちろん、外国にせっかく住んでるんですから、外国人との会話もしたほうが良いですよ。
でも、その際に「話すべき会話文の蓄積」が無ければ、何にも口をついて出てこないですからねぇ。
で、英作文とその添削ってのはアウトプットであるのみならずインプットでもあるんです。
具体的な、期間、方法をありがとうございました。参考になりました。
>半年くらいで必要に迫られてなんとか話せるようになっていきました。
>学術テーマがあるので、専門用語さえ覚えてしまえば、かえって簡単なところもあったかもかもしれません。
>とはいえ、やはりもどかしさがあったので、先述のような泥臭いお勉強で単語力不足と表現力不足を補っていきました。
>なんとかましに(TOEICなら950くらい)なったのは渡英3年後くらいだったと思います。
ここが、特に参考になりました。
半年で使えるようになって、その後も努力を続けた結果3年でものにしたということですね。
ありがとうございました。参考にして頑張ります。
日本人の英語習熟までの段階の方がメインのご質問だったのですね。
私は中学・高校ではいわゆる学校英語が大嫌いであまり真面目に勉強しませんでしたが
日本の大学を出た後、イギリスの大学に留学しました。
イギリス英語の発音に戸惑いましたが、1・2か月でなんとか慣れて聞き取れるようになってきました。
プレゼンやディスカッションが頻繁にあったので、半年くらいで必要に迫られてなんとか話せるようになっていきました。
学術テーマがあるので、専門用語さえ覚えてしまえば、かえって簡単なところもあったかもかもしれません。
とはいえ、やはりもどかしさがあったので、先述のような泥臭いお勉強で単語力不足と表現力不足を補っていきました。
なんとかましに(TOEICなら950くらい)なったのは渡英3年後くらいだったと思います。
ところでnobnb3さんはきっと読む分量も内容レベルの高さも十分なんですよね。釈迦に説法でお恥ずかしいです!
あとは間違っても気にしないラテン系的な「いい意味での図々しさ」と「絶対に英語しか話せない状況」だけかもしれませんね。
僕自身はほぼネイティブなので質問の意図から外れるかも知れませんが、勉強環境は英語だけど家では日本語限定、という意味では同じ条件を通ってきているので回答させて頂きました。
まず現地で毎日英語のヒアリングをしていてある程度それらを理解できているのであれば、知らないうちに相当数の単語や言い回しが頭に蓄積されている筈です。
ただし、短い文節や単語をバラバラに記憶しているだけなので、時間と比例して会話力が上達していくわけではありません。
会話を構成するのに十分なボキャブラリーが蓄積された時点で、突如急速に話せるようになります。
個人差はありますが、海外在住で毎日英語を聞いており、理解する努力を怠っていないと言う前提であれば、長くとも3年以内にはそういう日が来ます。
良い例が赤ん坊で、奴らはある時期を境に色んな単語を扱うようになり、あっという間に普通に会話ができるようになります。
あれは突然変異が起こるわけではなく、普段から聞き知っていた単語が、意思を伝えるに足るレベルまで蓄積されたから起こる現象です。
では、どのように効率的に単語や文節を蓄積するかですが、遊ぶのが一番良いと思います。
別に英語なんて喋れなくていいんです。スポーツをしたり酒を飲んでバカ騒ぎするのに、高尚な語学力など必要ありませんので。
語学の習得は右脳が多分に司っている分野なので、左脳で学習しようとすると(暗記や文法の勉強など)遅れをとるのは必至です。
例えば、
・音楽を聴きながら歌詞を口ずさむ
・スポーツをしながら何かを叫ぶ
・お笑い番組を見てものまねをする
・酒を飲んで共通の知人を笑いものにする
など、その言葉を使ったシチュエーションと一緒に身体にしみ込ませるようなアプローチが一番効率的です。
外人の集団に触れ合う機会の無い日本国内ならいざ知らず、アメリカで暮らしているなら恥を捨ててジャパニーズイングリッシュとボディーランゲージで外人の遊び人集団の中に飛び込んでいくのが良いと思いますよ。
もし社交面に自身がなく、なるべく独学したいと言う事であれば、家の中で「変な日本語」を喋る事も意外に使えます。
とりあえず気になる単語があったらすぐに調べて、出来る範囲で覚えておく。
その上で、日本語で会話する時も覚えた単語は全て英語で言う。
よく日本のアニメで外人キャラの話し方をちゃかす時に使う、「ユーは、ビューティフォーで~す」といったカンジの日本語です。
滑稽に聞こえるかも知れませんが、日本語習いたての欧米人は分からない単語は英語でどんどん言って会話を無理やり成立させます。
他人の前で恥をかく勇気がないのなら、まず家族の前で変な日本語を喋ることからでも。恥をかきすてる練習にもなります。
本当に丁寧にありがとうございます。読む事に関しては、必要上、学術論文を英文でよく読んでいます。
ところで、
>ある程度使える英語力になるまでに、どのくらいの期間をかけて、どのような段階を踏んで、上達したかを教えて下さい。
この点について体験を教えていただけると参考になります。
宜しくお願いいたします。
ところで、
このスレの目的は、
>さて、質問です。
>ある程度使える英語力になるまでに、どのくらいの期間をかけて、どのような段階を踏んで、上達したかを教えて下さい。
です。
宜しくお願いします。
最も基本的で重要な問い!!!!!!
一年いても、話す英語が身に付かないとすると、その辺に問題がありはしないか!?
とてもアナログですが、某国の通訳の人に聞いたことで、僕も実践して効果があったことを書きます。
「とにかく、読んで書いて口にも出してまねする」です。
ゴールは覚える、というよりも体にしみこませる、というところです。
そういう文をたくさんストックする、と。
よく考えると、日本語もそうやって覚えますよね。
特に、ある程度物心ついてから覚えた言葉や漢字は、苦労して覚えた記憶ありませんか?
普段使わないような漢字って、結構無理やり暗記しますよね。
「なるべく新しい表現を使ってみて覚える」は理想ですが、すべてに適用するのは不可能なのは、これと同じです。
僕はこれで英語とロシア語を話せるようになりましたよ。
最後に、勉強時間のことも書かれてますが、時間は、「使える限り永遠に」じゃないでしょうか。
マスターしたくて勉強するなら、それ位気合入れてやりましょう!
「話したいのに読むなんて」とお思いになるかもしれませんが、
コップに水を並々と注いで、あふれ出してしまうくらいまで読みまくって、聞きまくってみて下さい。
読む:
1.最初は興味のある分野(趣味でも、直接お仕事や日常生活に関連したものでも)の辞書を引かずにどんどん読める程度のもの。
例えば雑誌を一冊買ったら、全てのページを読んで下さい。広告ページも読者投稿も、くだらないと思っても全部読みます。
2.興味のある分野で、少し単語レベルの難しいもの。長さ・量は(1)より少なくても構わないので、分からない単語はきちんと辞書で調べて、小さめのノートに単語帳として書き留めます。
(知らなくても意味が正しく類推できれば飛ばしてOK、飛ばすと文脈が分からない場合は必ず辞書で調べます。
単語帳を作ることが目的ではないので、簡潔な記述でOK。ただしその単語に遭遇した文を例文として書きこんでおくと効果的)
この時点で、構文的に分からない所が多ければ、語学学校で使うような文法書(イギリス英語ですが、定番で分かりやすいのはEnglish Grammer in Use)で復習してみてください。
3.興味のあるなし関係なしに、(1)、(2)より単語・構文レベルの高い読み物を読む。分からない単語は飛ばしてどんどん読む。
4.(3)の中で特に面白かった、こんな表現を使いたいなと思った文章だけ、(2)の要領で単語帳を作る。
5.高級紙のコラムや、短編小説などをどんどん読む(自分で書ける英文よりも教養度の高い文章に挑戦してください)
6.テーマを決めて専門書や、中・長編の文学作品の中を2~3冊を1冊1週間以内のスピードで読みきる。
2~6の段階では、常に単語帳を携帯してちょっとした空き時間に読み返したり、習熟度チェックを行ってください。
これを真面目に毎日やっていれば、いつの間にか自然にネイティブのような表現・単語で話している自分に気がつくはずです。
聞く:
折角アメリカにいらっしゃるのですから、テレビ・ラジオ・DVD、オーディオブック、ポッドキャストなど
ありとあらゆるメディアがあると思います。お好きなものを聞きまくってください。
聞き流し用のお勧めは、How I Met Your Motherなどのゆる~いコメディドラマや料理などのハウツー番組。
前者は比較的会話スピードがゆっくりで日常使う表現が多い、後者は説明することが目的なので内容が分かりやすいと思います。
聞き込み&シャドイングには、短くてもよいので内容のまとまったもの(Newsweekの一週間のニュースのまとめ番組など)を
繰り返し聴き、途中で止めながらリピートし、なめらかにリピートできるようになったら、
一瞬遅れでほぼ同時に話す=シャドイングを行ってください。
続けていれば自然に発音が良くなり、何より単語と単語の間の「間」や、どの単語にストレスを置くかが分かってくるので、
より「通じやすい」英語になっていくと思います。
長々と書いてしまいましたが、がんばってください!
週一回は、現地で日本語を学びたいアメリカ人と交換で2時間くらい会話の勉強をしているんですが、それ以外でのアウトプットは、書く事以外には少ないですね。もうちょっと週間スケジュールの中に英会話が強制的に必要になるよう考え直してみます。ありがとうございました。
でも、めちゃくちゃだけどある程度話せるようになる時ってありますよね。
私の場合は、東南アジアに行ったとき、英語でコミュニケーションをとる必要があり、そのときは自分の実力以上に話せた記憶があります。今よりもずっと英語力は低かったはずですが。
私は「自由に英語が使える」とはとても程遠いので恐縮ですが...
1週間程度単独でアメリカに行った時は、自分でも英語力が向上したと実感した感覚があります。
帰ってきたらまた戻ってしまいましたが。
たぶん英語でしか会話できない環境に追い込む(追い込まれる)と背水の陣で脳が頑張るんじゃないでしょうか。文法や発音が多少間違っていようがとにかく英語で会話しないと生活できない状況でしたので。
話す必要がなくても積極的に話すこと(実践)が重要だと思います。過程では日本語だとしても、家庭外で誰でも良いので日常的に話し相手を見つけるのが良いのではないでしょうか。
http://www.prolingua.co.jp/vocab_est_j.html
このサイトでの診断は9600語でしたが、前半の基本的な単語でも分からないものが結構あったので、
やはり基礎力不足もあると思いました。
一時聞いていましたが、最近聞いていません。
なにか、聞き方とかありますか?ただ漠然と聞いたんですか?
聞いていて自分で変化を感じることはありましたか?
私の場合、「どれくらい咄嗟に的確な表現が口にできるようになったか」というのが
自分の中での成長の目安です。同じようなシチュエーションに遭遇したとき、以前は
言えなかった事が言えた(あるいは、稚拙な表現が的確な表現になった)時は「また
一つ課題がクリアできたな」と自己満足しています。
ヒアリングでも会話の中からでもいいですが、自分が耳にしたことのなかったフレーズは
ヒマな時に思い出して、鼻歌を口ずさむように何回か頭の中で繰り返して記憶を定着させて
おくと、イザという時にすぐ口をついて出てくるようになった気がします。私の場合は、
その英語のフレーズだけでなく、その時の状況を映像化して記憶になっている感じです。
アメリカ人といっても色々な人がいるので、どちらかと言えば上品な英語を話す人の表現を
参考にした方が無難ですね。
何事もそうですが、
成長は、階段状に訪れるものなんですよね。
英語で考えていたと気がついた時には大きな成長を実感しました。
最近は、そういう気づきがないのが焦りになっているのだと思います。
焦らず地道にいきます。
日本語のスレにもちゃんと回答出来ていないようであれば、英語では、なおさらということですね。
学習時間については、正確に計算出来ないのと、自分は2000時間は超しているだろうと思っていたので意識的に無視をしていました(笑)。
改めて、大雑把に試算してみます。
私は大学は卒業しているので1000時間。
大学卒業後にも、色々と英語学習に手を出しましたが、完璧に終わらせた唯一の教材がDSの英語漬け。
もっと英語漬けは、半分以上は終了という段階。
DS英語漬けの例文は1800以上ということ、一つの例文の学習に平均5分かけたとして、
5x1800min/60min=150時間
もっと英語漬けも半分以上終わっているので、この二つの教材で、150x1.5=225時間
この一年間が、濃厚な英語環境に週3回一日6時間で50週間とすると、900時間となり、
これだけで合計2000時間は超えています。
実際には、この一年間は濃厚な英語環境以外にテレビを見たり、買い物や電話で英語を話すのでもっと多いでしょう。
また、アメリカ渡航前にも英会話レッスンも受けたりしていました。
ボキャブラリ不足については当たっていると思います。
新聞や本など、書かれているものは辞書なしで意味を取る事は出来ますが、知らない単語や、イディオムなどには頻繁に出くわします。
ちなみに英文翻訳は仕事でいくつかしたことがありますが、英語の構文が正確に理解できる基本的なレベルがあれば、
後は、丁寧に辞書を調べること、その分野の知識、日本語の能力によるものが大きいと思います。
もちろんネイティブに聞かないと分からないような独特の表現やニュアンスもありますが。
さて、このいわしを立てた本来の目的は、日本語脳を持つ日本人がどのような段階を経て英語が上達したかという個人的な体験を聞きたいことが一番の目的でした。英語の学習方法は他のサイトでも沢山紹介されているので、補足的なものです。
もし宜しければ、改めて、そのあたりのお話を聞かせて頂ければ有り難いです。宜しくお願いいたします。
そういうのをもう少し体系的にまとめたいと思いました。
新しい質問の方へ回答を頂ければと思います。