私の現状:アメリカに来て一年が経ちましたが、英語が上達しません。英語環境に入れば自然に英語力がつくというのは嘘だと分かりました。
現在は、週に2−3回は、一日6時間以上、かなり濃厚に英語を聞きます。書くこともしばしば要求されます。
しかし、話すのはあまり必要性がないために足りません。
少なくとも相手の言うことがほぼ理解できて、自分の言いたい事がある程度自由に話せるだけの英語力をつけたいと思います。
(分からない単語は相手に尋ねるか、自分でスペルを調べて理解でき、話す事は相手が嫌がらないで、簡単に理解できるレベル。)
さて、質問です。
ある程度使える英語力になるまでに、どのくらいの期間をかけて、どのような段階を踏んで、上達したかを教えて下さい。
また、勉強方法などアドバイスがあれば宜しくお願いいたします。
> アメリカに来て一年が経ちましたが・・・嘘だと分かりました
1年じゃ分からないと思うんですけど。
> 話すのはあまり必要性がない
必要がないと日本語でもうまく出てこないですよ。外国語ならなおのこと。
英語学習について、複数の友人の場合でいうと、もっとも効率がよかったのは「周りに日本人のいない留学」です。最初の数ヶ月は地獄らしいですけど、そこでブレークスルーがあるらしいですよ。対して、日本人のいる留学先だった人はまったくぜんぜん英語は上達しませんでした。
ところで、kumeuchiさんの言うように日本人同士でさえ「話が見えない」ことは1日で何度もあります。100%通じてなくても「ああ、そうそう」って流しちゃうわけで、そこでひっかかっちゃうのは外国語学習者としてはしかたのないことなんじゃないかな。
逆説的かもしれないけど、外国語の上達感っていうのは必要のない(興味のない)話を軽く聞き流せるようになったときに実感できるのかも。
>関心がある内容の会話はスピードが早くても90%以上聞けますが、
>そうでない場合には30%以下に落ちることもあります。
の箇所を読んで、全般的なボキャブラリ不足かも、と思いました。(「そうでない場合」で使われるボキャブラリの不足)
あと、「理解できている」の理解力がどのぐらいのものでしょうか?
日本語で喩えますが、(日本語で書かれた)難しい論文や学術書は、あなたは日本人ですからもちろん「読めます」よね。そして、その一文がなんと書かれているか一応は「わかります」よね。
でも、その論文・学術書の内容を「理解する」まではさすがにそれなりの素養・知識がないとできません。
狭義の意味での「文章」は何を言っているか聞き取れるけど、話者が何を言わんとしているか「理解」している、そこまでのレベルには到達していますでしょうか?
英語で考える、というレベルをクリアされているのであれば、あとは会話の場数を踏み、
「シチュエーションに、より適した表現を覚える」ということでしょうか。
ポイントとしては、単語を覚えてボキャブラリを増やす、というより、文章を丸ごと
覚えるようにして、使う時に単語を置き換えて話す・書く、という感じでしょうか。
VOAを聴いてひたすら英語に慣れました。
ありがとうございます。
英英辞典ですね。ついalcなどのオンライン英日辞典に頼ってしまいます。
発音に関しては、英語の発音は練習でなんとかなるような気がします。
しかし音の聞き分けに関しては、大人になってから練習しても厳しいという話も聞きます。
実際、riceとliceを単語だけ聞いて聞き分ける自信はありません。
何か効果的な聞き分けの練習方法はありますか?
私も、メモは、日本語で取ろうと思う時も時々あるんですが、漢字を思い出せなかったりしたり、英語の思考が止まってしまうので英語のレクチャーなどは自然と英語で取ります。
英語の学習歴は、中高6年間プラス大学での教養2年間程度です。
その後は、旅行・業務などで米国に滞在したことはあります。
私の場合、英語を聞いてから頭の中で日本語に翻訳して理解する、という段階から
英語を聞いて英語のまま理解する(頭の中では英語で考えている)状態になってから
ヒアリングなども1段レベルアップした気がします。
ある程度以上の速さの英語を聴きながらその要約メモを作成する、という練習を
してみて下さい。ある程度以上のスピードになると、日本語のメモを書くのは、
スピードが追いつかなくなります。私は会議に参加した時にこれを実感しました。
これを持ち歩いて勉強しました。
最初は苦痛ですが、慣れてくると意味が分かるようになります。
音は繰り返し聞くしかないですね。
ネイティブの子供は勉強しなくても喋れるようになります。
ありがとうございます。
最近感じるのは、やはりPhonicsが大事なのかなと思います。
というのは、
関心がある内容の会話はスピードが早くても90%以上聞けますが、
そうでない場合には30%以下に落ちることもあります。
今のレベルは、聞いた瞬間には理解していなくて、次の会話の内容などから推測して理解しているような感じが有ります。
内容をほとんど理解できているのに、いきなり質問をされると意味が取れなかったりすることがあります。
(内容を理解するレベルと、質問に答えるために質問を理解するレベルが違うのもあると思います。)
また、意味が分からない単語を調べようと思ってもスペルが分からないことが多いです。
やはり音として聞けていないのが問題なんでしょうか?
あと、学習時間というのは一つの目安として分かり易いんですが、その内容とか効率もあるのでは?と思ってしまいます。
書くのも話すのも、相手が普通の(ネイティブの)知り合いですと、ついつい自分のボキャブラリの中の簡単な単語・構文で済ませてしまいます。
それで意味が通じてしまいますから。
ですから、「自分が英語力を付けざるを得ない」場に身を投じることが必要だと思います。
http://www.eigozai.com/STUDYG/STUDYG_D/STUDYG_5.pdf
をご覧ください。
中学から大学卒業まででだいたい1,000時間ぐらいですよ。
私の場合、できるだけ原文にあたるとか、英語でのディベートのトレーニングを受けるとかですね。
家族連れなんで、家庭では日本語です。
でも実はこれはけっこう大きいファクターのような気がします。
不思議なもので、慣れてくると、垂れ流しも聞き流すようになっている気がします。
もっと、Active listeningが必要なんではないかと思っています。
taka27aさんの場合、CNN垂れ流しでいつ頃から変化を感じましたか?
教えていただけるとありがたいです。
もちろん、中学校から勉強を初めているので、2000時間はとっくに超えていると思います。
出来れば、kumeuchiさんご自身の英語力成長の経験などをお聞きしたいです。
実践してみたいと思います。ありがとうございます。
書くのは、辞書や、インターネットで表現を探して書けるので苦になりません。
他の方の回答で、一度自分が書いたものを発音するというのは良い方法なのかもしれません。
ありがとうございます。
現在は、週に2−3回は、一日6時間以上、かなり濃厚に英語を聞きます。書くこともしばしば要求されます。
大人になってから学習する場合には、これじゃ少な過ぎると思います。
元・読売新聞の記者さんで、退職後にニューヨークのビジネス系の大学院に留学し学位を得られた方によれば、毎日3時間以上必要だという事です。
ダイヤモンド社から出されてる本に書いてありました。
それから個人的な体験を言うと、ライティングが意外にもスピーキングの役に立つと感じました。
「発信」という点では同じなので、其のせいだと思います。
一度通った思考回路は、二度目は簡単なので。逆にいえば、その道を通っていなければ、口からも出てこない。
書く→言う
書く→言う
をやってみるといいでしょう。発音もしっかり調べておいたらいいでしょう。
ネイティブレベルの英語力を身に付けるには2,000時間の英語学習が必要と言われています。
「一年間、週に2−3回、一日6時間以上」ではまだ足らないですね。
がんばってください。
kumeuchi「2,000時間の英語学習が必要と言われています。」
nobnob3「2000時間はとっくに超えていると思います。」
kumeuchi「中学から大学卒業まででだいたい1,000時間ぐらいですよ。」
nobnob3「最近感じるのは、やはりPhonicsが大事なのかなと思います。」
あれあれ? 学習時間の話はどこに行った?
他スレでも「学習時間が足りない」系にはスルーですね。
言葉は(英語も日本語も)、人の思考の表現手段の一つです。
相手の発した言葉から、相手の思考を理解し、それに対して自分の反応や思考を言葉を使って表現し、相手に伝える。
「言葉」の前段階の、「相手の思考を理解して、自分の反応や思考を組み立てる」ところで詰まっている、などということはありませんか?
直レスをいただいたYUUH32さんへのコメントですが、
>日本人同士でさえ「話が見えない」ことは(中略)「ああ、そうそう」って流しちゃうわけで、
その通りですね。大勢に影響がなければ「あ・うん」の呼吸で流しちゃっても問題ないかと。
そのままではちょっとまずいかもと思ったときは「それってこういうことですね?」と確認取ればいいですし。
余談ですが、日本人と比べてアメリカ人ははっきりさせたがりますね。あと、自分の知っている限りではドイツ人。
>逆説的かもしれないけど、(中略)(興味のない)話を軽く聞き流せるようになったときに実感できるのかも。
まさにそのとーりー。
重要なところとそうでないところを聞き分けれるようになれば(どこにフォーカスをおくべきかわかるようになれば)、その言語の習得の一つだと思います。
全くの余談ですけど、昔「アメリカの大学に留学していました」人に翻訳(英文和訳)を頼んだことがあるんだけど、誤訳と意味不明の文章のオンパレードで、結局ほとんど翻訳しなおしたことがあるなぁ。