資産運用目的の上場株式について、評価益が期末にある場合、有価証券評価益を計上しないといけないのでしょうか?

また、次期に洗替えしないといけないのでしょうか? 洗い替えは任意でしょうか?

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  • 登録:2009/05/08 14:55:19
  • 終了:2009/05/08 16:31:46

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id:mare_caldo1 No.1

mare_caldo1回答回数3ベストアンサー獲得回数22009/05/08 15:25:46

ポイント100pt

まず、問題の株式は下のいずれに該当するかを検討します。


  • 売買目的有価証券
  • 子会社株式及び関連会社株式
  • その他有価証券

資産運用目的ということなので、売買目的有価証券となるでしょう。そうであると、金融商品会計基準では、時価評価が求められその評価差額は損益となります。したがって、評価益が出る場合には、これを計上しなければいけないことになります。


洗替については、原則は洗替ですが、切放しも容認されています。


http://www2.neweb.ne.jp/wd/miuracpa/kinyushohin-hyouka.htm


なお、法人税法も61条の3で同様の処理を求めています。ただし、税法は洗替しか認めていないため、切放しではダメです。

id:RX7FD3S

ご連絡ありがとうございます。

大変参考になります。

税法は洗替しか認めていないため、切放しではダメ ということは、通常、企業は洗替で処理しているのでしょうか。

2009/05/08 15:40:20
  • id:mare_caldo1
    いるか、ありがとうございます。いただけると、少しはお役に立てたという気がしてなかなかうれしいものです。

    普通、どのような処理をしているかという点についてですが、ご推察の通り、税法で洗替しか認められていない以上、会計も洗替せざるを得ないですね。ただ、通常は、売買損益と評価損益の入りくりになるでしょうから、結果的に切放しをしたとしても、申告調整までは必要ないはずです。

    おすすめは、やはり素直に洗替です。有価証券台帳をいじらずに、決算時に仕訳一本(翌期の洗替でもう一本)入れれば済むわけですし、楽だと思います。
  • id:newmemo
    金融商品会計基準が強制適用されるのは上場会社です。上場会社は、売買目的有価証券・満期保有目的の債券・子会社株式・関連会社株式以外の「その他有価証券」も時価評価しなければならないです。その他においても企業会計基準として税効果会計なども強制適用ですが中小企業ではそこまで要求されておりません。

    売買目的有価証券を期末において時価評価しなければならないかどうか、言い換えますと義務付けられているかどうかに関しては「強制適用」とはなっていません。また、税務上においても、時価評価することはできますが取得原価をもって貸借対照表に表示することは可能です。

    質問者さんが、簡便的な方法で税務を処理したいと希望されるのでしたら、売買目的有価証券という勘定科目を使わずに単に有価証券という勘定科目で処理していましたら期末の評価損益の計上及び翌期首の洗替は不要となります。

    但し、中小企業の会計に関する指針に基づいて処理をお考えでしたら、売買目的有価証券という勘定科目を使うことにより時価評価された方が宜しいです。
  • id:RX7FD3S
    ありがとうございます。
    大変分かりやすい回答を頂き非常に助かりました。
    感謝致します。

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