今、医学部医学科学士編入学の推薦書を大学院の指導教官に依頼しているのですが、自分で書いてくれとのこと。

面妖な質問ですね。

学士編入をやっている医学部なら、募集要項に書いてあるわけで‥‥⇒（参考）高知大学の募集要項

学士ともなれば、テレビ、新聞、書籍などで報じられる医療問題について、医療サイドの意見を分析しているのは当然ですよね。そこから出てくる、ご自身の考えというのもお持ちのはずですし‥‥。

そもそも、指導教官が推薦書を書いてくれなければ、受験資格は無いのですが‥‥。

大学の学生課に相談してみましょう。

このあたりで、なんとか「医学部医学科学士編入学の推薦書」を書いた事例を調べだして

その教官に聞いてみましょう。

でも、最終的には、指導教官に書いてもらわなければなりません。

なぜ書くのをためらってるか理由が分からないですが、

どう書いたらよいのか不明というのなら、過去の実績を調べだして

提示してあげればよいかと思います。

最悪、医学部に１から入りなおしてもよいかと思いますがね。

学士入学者に求められるのは、大抵、基礎研究をやってくれることですが、臨床医として・・・というのであれば、無難に「努力家かつ勉強家であり、人格的に温厚かつ実直」程度で十分かと考えます。推薦書は、内容ではなく「誰が書いたか」が重要です。

次の点が表現されていれば良いと思います。

・あなたと指導教官の関係（どれくらいあなたを評価する時間があったか、どうやって一緒に仕事をしたか）

・あなたの成績や学業の態度

・どうして医学部に入りたくなったか、私（指導教官）はこう聞いていて、是非応援し推薦したい。

・オプションで、彼（あなた）は、将来医師になってこういう仕事をしたい、こういう研究をしたいと言っていて、貴重な人材である。

などでしょう。

学士入学の場合、採用側が心配するのは、人間性、協調性、精神的な安定さでしょう。

学力は、試験の結果で判断できます。

しかし、同僚や患者さんとコミュニケーションが上手くでき問題を起こさないかということを示す必要があります。