THEME:「新緑を愛でる」「初夏の味覚」「衣替え・模様替えに」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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プレゼント変更ご案内
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※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は6月1日(月)正午で終了させて頂きます。
初夏の声が聞かれると登場し始める味覚のひとつにラッキョウがあります。最近はハウス栽培もあるようですが、ほとんどの国産のラッキョウは自然の気候に会わせて作っていく砂丘栽培ですから、それらは5月に出荷が始まり6月中旬を過ぎるころには一斉に店頭から姿を消す、季節限定の味覚になっています。
もちろんラッキョウは漬け物としては一年中食べられますから、そちらは珍しくとも何ともありませんが、生のラッキョウは店頭に出回っている時にしか味わえない貴重な味覚です。
まず生でそのまま。味噌でも付けてかじれば絶好の酒の肴です。シャキッとした歯触りがたまりません。
洋風の炒め物にもラッキョウは意外なうまさです。まずベーコンをカリカリに炒め、そこに小口切りというのでしょうか、うどんの薬味のネギのように切ったラッキョウと絹さやを加えて手早く炒めて塩コショウで完成です。
ネギチャーハンのネギの代わりにラッキョウを使うのもお勧めです。ネギチャーハンの場合はネギを過剰に近く炒めて風味を出しますが、ラッキョウの場合は炒めすぎないのがコツです。前述のベーコン絹さやラッキョウ炒めの仕上げ際にご飯を入れて炒め合わせてもいいですね。
天麩羅にしてもうまいです。そのまま揚げても良し、ラッキョウをネギのように使って掻き揚げにしてもおいしいです。
煮物にしてもいけます。ラッキョウをダシ、砂糖、塩、醤油、みりんで薄味に煮含めます。ホクホクした食感。タマネギを加熱すると甘味が出るのと同じ理由でラッキョウにも現れる独特の甘味。これは新発見のうまさです。
なお、野菜類の話題が出ると決まって触れられる輸入についてですが、最新のデータはちょっと探しただけでは見つかりませんでしたが、H10年で国産が1万3千トンなのに対して、輸入はそれを上回る1万9千トンという数字が見つかりました。
http://www.pref.tottori.jp/kouhou/mlmg/topics/35_1.htm
輸入物は多くが漬け物加工用だと思われます。ということは、ここでご紹介したような生鮮野菜としての活用方法が普及すれば、日本のラッキョウの市場がぐんと拡大することになります。皆さんも、漬け物のラッキョウとは違う生鮮野菜としてのラッキョウを、この季節に楽しんでみてください。
なおラッキョウは食べ過ぎると胃に負担がかかりやすいという話もありますが、それはどのような食品でも同じだと思います。他の食品と合わせてバランス良く楽しんでください。