ザボンの皮の砂糖漬けというのがありますが、ザボン以外にも色々な種類の柑橘類の皮が砂糖漬けで楽しめます。使えるのは無農薬が保証されている果実だけですが、外皮がぽってりと厚いタイプのものなら何でも砂糖漬けにできますよ。酸っぱくて食べられないから観賞用、とお庭で育てている柑橘類の実も、もしかするとこの方法で楽しめるかもしれません。
分量は夏みかん2個分としてグラニュー糖が500gくらいです。
まず皮を洗いますが、柑橘類の皮には自然のワックスが付いていますから、塩で擦ってから、熱いお湯でよく洗い流してください。もちろん皮に塩気は残しません。
次にピーラーで皮の表面をまだらに削ぎます。表面積の1/4くらい削げばいいと思います。これはあとで乾燥を早めるための下ごしらえです。
皮を実から外します。房に白い綿みたいなものが残らないように、つまり白い綿みたいなものは皮の方に付くように、ていねいにむいてください。中身は普通に食べるか、酸っぱくて食べられないような庭先ミカンなら、絞って柑橘酢に使います。焼き魚とかにかけるとおいしいですね。
鍋は金気のないものを用意してください。たとえばホーローとか、耐熱ガラス製などです。皮を一口大にちぎり、鍋に入れ、全体がかぶるくらいの水を注いで煮立てます。沸騰したら一度水を捨ててください。
もう一度水を注いで煮立て、沸騰したら中火にして、柔らかくなるまで茹でます。柔らかくなったら冷水に取り、5分ほどさらして水を切ります。
煮沸消毒した瓶に皮を入れ、水と同重量のグラニュー糖を煮溶かしたシロップを煮立った状態で注ぎます。初回注ぎ分はだいたい水150ml、グラニュー糖150gというところでしょうか。蓋をして常温で3日ほど寝かせます。
4日目になったら瓶からシロップだけを取り出し、ホーローや耐熱ガラスの鍋で煮立て、沸騰したらグラニュー糖150gくらいを煮溶かします。そして同じように煮立った状態で瓶の中に注ぎ入れ、蓋をして再び常温で3日ほど。
さらに4日たったら、また瓶からシロップだけを取り出し、グラニュー糖100gを加えて同じように。さらに4日たったら同じように…と500gの砂糖を全て使い切った4日後に、ミカンの皮は晴れて空気の中にデビューします。
バットに貼り付き防止としてオーブンシートを敷き、そこにシロップを良く切った皮を並べ、時々裏表を返しながら乾燥させていきます。かなり時間がかかりますが、数日すると、白く粉を吹いたような感じになります。これでできあがり。手間も時間もかかりますが、手作りのおいしいオレンジピールの砂糖漬けの完成です。長期保存はチャックつきポリ袋などに入れて冷凍庫に入れると、砂糖の保存力で一年は楽に持ちます。
あ、最後に残ってしまったシロップについて。ここにはお砂糖が500gも入っていますから、捨てたらもったいないですね。フルーツなどを煮込んでジャムにするとか、ちょっとずつ飲み物のガムシロップ代わりに使うなどして有効利用してください。ほのかにオレンジの香りがしておいしいです。
ザボンの皮の砂糖漬けというのがありますが、ザボン以外にも色々な種類の柑橘類の皮が砂糖漬けで楽しめます。使えるのは無農薬が保証されている果実だけですが、外皮がぽってりと厚いタイプのものなら何でも砂糖漬けにできますよ。酸っぱくて食べられないから観賞用、とお庭で育てている柑橘類の実も、もしかするとこの方法で楽しめるかもしれません。
分量は夏みかん2個分としてグラニュー糖が500gくらいです。
まず皮を洗いますが、柑橘類の皮には自然のワックスが付いていますから、塩で擦ってから、熱いお湯でよく洗い流してください。もちろん皮に塩気は残しません。
次にピーラーで皮の表面をまだらに削ぎます。表面積の1/4くらい削げばいいと思います。これはあとで乾燥を早めるための下ごしらえです。
皮を実から外します。房に白い綿みたいなものが残らないように、つまり白い綿みたいなものは皮の方に付くように、ていねいにむいてください。中身は普通に食べるか、酸っぱくて食べられないような庭先ミカンなら、絞って柑橘酢に使います。焼き魚とかにかけるとおいしいですね。
鍋は金気のないものを用意してください。たとえばホーローとか、耐熱ガラス製などです。皮を一口大にちぎり、鍋に入れ、全体がかぶるくらいの水を注いで煮立てます。沸騰したら一度水を捨ててください。
もう一度水を注いで煮立て、沸騰したら中火にして、柔らかくなるまで茹でます。柔らかくなったら冷水に取り、5分ほどさらして水を切ります。
煮沸消毒した瓶に皮を入れ、水と同重量のグラニュー糖を煮溶かしたシロップを煮立った状態で注ぎます。初回注ぎ分はだいたい水150ml、グラニュー糖150gというところでしょうか。蓋をして常温で3日ほど寝かせます。
4日目になったら瓶からシロップだけを取り出し、ホーローや耐熱ガラスの鍋で煮立て、沸騰したらグラニュー糖150gくらいを煮溶かします。そして同じように煮立った状態で瓶の中に注ぎ入れ、蓋をして再び常温で3日ほど。
さらに4日たったら、また瓶からシロップだけを取り出し、グラニュー糖100gを加えて同じように。さらに4日たったら同じように…と500gの砂糖を全て使い切った4日後に、ミカンの皮は晴れて空気の中にデビューします。
バットに貼り付き防止としてオーブンシートを敷き、そこにシロップを良く切った皮を並べ、時々裏表を返しながら乾燥させていきます。かなり時間がかかりますが、数日すると、白く粉を吹いたような感じになります。これでできあがり。手間も時間もかかりますが、手作りのおいしいオレンジピールの砂糖漬けの完成です。長期保存はチャックつきポリ袋などに入れて冷凍庫に入れると、砂糖の保存力で一年は楽に持ちます。
あ、最後に残ってしまったシロップについて。ここにはお砂糖が500gも入っていますから、捨てたらもったいないですね。フルーツなどを煮込んでジャムにするとか、ちょっとずつ飲み物のガムシロップ代わりに使うなどして有効利用してください。ほのかにオレンジの香りがしておいしいです。