そこで素朴な疑問なのですが、このまま財政赤字傾向が継続すると何が起こる事が懸念されるのでしょうか。
日本あるいは国民にとってどんな悪影響なのか、またそれはどんな状況になったら健在化するのか、教えてください。
内部(財政)的には
・財政の硬直化
目的が借金を返すために借金をすることとなり、必要なところに柔軟に予算をまわせなくなる
外部(経済)的には
・国の信用力が低下する
必要なときには国債を引き受けてもらって資金を外国から調達、ということができなくなる。また、信用力が低いと利払いの額も大きくなる
政策的には
・インフレになる。
そのままだと(調達するお金の価値)=(払うお金の価値)なので、(調達するお金の価値)>(払うお金の価値)にしないといけない。デフレだと(調達するお金の価値)<(払うお金の価値)なので、いつまでたっても借金を返せない。
どんなところで顕在化するか
(今回の景気対策もそうですが)国債を増発する。初期症状
無利子非課税の国債を発行する。中期症状
政府が国債の日銀引き受けをしだす。末期症状
>このまま財政赤字傾向が継続すると何が起こる事が懸念されるのでしょうか。
経済破綻。
中国かアメリカの属国ぐらいになるんじゃないかな。
>またそれはどんな状況になったら健在化するのか、教えてください。
景気がよくなって少しインフレ傾向になっていけば、いまある借金は紙くず同然となり
めでたしめでたし。
ありがとうございます。
インフレです。
国家の予算は足りなくなっても無尽蔵に生産して社会を維持することが出来ますが、生産すればするほど金の総量が増えるためインフレが過剰に進み続け、一般人は貰った給料があっという間に数分の1~数十分の1の価値になってしまい、多くの企業は他国との取引が出来ず倒産、それに伴い失業者も激増。
といったようなことが起こります。
ありがとうございます。よくわかります。
内部(財政)的には
・財政の硬直化
目的が借金を返すために借金をすることとなり、必要なところに柔軟に予算をまわせなくなる
外部(経済)的には
・国の信用力が低下する
必要なときには国債を引き受けてもらって資金を外国から調達、ということができなくなる。また、信用力が低いと利払いの額も大きくなる
政策的には
・インフレになる。
そのままだと(調達するお金の価値)=(払うお金の価値)なので、(調達するお金の価値)>(払うお金の価値)にしないといけない。デフレだと(調達するお金の価値)<(払うお金の価値)なので、いつまでたっても借金を返せない。
どんなところで顕在化するか
(今回の景気対策もそうですが)国債を増発する。初期症状
無利子非課税の国債を発行する。中期症状
政府が国債の日銀引き受けをしだす。末期症状
ありがとうございます。財政的な問題は勉強になります。
日本がいわゆる赤字国債を発行し始めたのは、1970年代初頭からのことでした。
国債はいずれ財源(≠税収)の中から返済しなければなりません。
財政収入は、財政支出に廻されて資源配分という名の生活の基盤となります。
国債は財政収入をより多く水増しする事ができるため、我々の世代に大きく寄与してくれますが、
私たちの子孫の世代になる頃には、その財政収入から返済しなければなりませんので
財政支出というの名の国民への寄与は望まれなくなってしまいます。
とすると、世代間の衡平性は失われるので、子は納税に見合わない境遇を手にすることになります。
特に、少子化の時代ですから一個人の負担は大きくなる事でしょう。
今のうちに、財政赤字を返済して置くのが妥当でしょう。
ありがとうございます。次の世代(数十年後)に降りかかるのですね。
将来の世代の負担と社会保障費の減額、保険料の増額(じょれは進行中ですが)に拍車がかかるでしょうね。
でも実際は何百兆円も借金があるといっても、それは現保有資産の特別会計を除いた話なので、現実的には300兆円ぐらいしか、純赤字はないらしいですよ。消費税を増税させるために財務省の官僚が念仏のように唱えてるだけです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。財政的な問題は勉強になります。