THEME:「字」「対のモノ」「週末の夜に」+「縁起物」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、FORTUNEバージョン。FORTUNEとは「幸運・幸せ」。毎回のテーマに沿って、イエと暮らしに幸運を呼ぶコト、ハッピーにするコトを思いとともにメッセージ下さいね。
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
テーマ詳細とサプリ例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20090617
プレゼント変更ご案内
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080729
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は6月22日(月)正午で終了させて頂きます。
色んな物に文字を入れていく楽しみですね。特に工房を開いたつもりになってその工房名のロゴをステンシルにするアイデアにひかれました。
まず工房名を決める。これだけでもうワクワクします。文字をデザインしてステンシルを作る。この作業も胸が躍ります。そして工具箱や作業台などに文字を入れていく。いいなぁいいなぁ。今すぐにでもやりたくなってきました。私の工房名は何にしよう。今夜はそれを考えながら眠りたいと思います。夢の中で専用工作室が持てそうです。
昔は今のようにPA機材が発達していませんでしたから、大きなスピーカーボックスなどはPA会社の手作りだったそうですね。化粧なしの合板をそのまま組み合わせて、ただ黒く塗っただけのスピーカー。でもそこに誇らしげに表示されているステンシルのロゴ。そういうのにも憧れます。
溝引きというテクニックにとても興味をおぼえました。
深くはっきりした溝が刻まれている物差しを見たことがありますが、あれが溝引き用の物差しだったんですね。
直接物差しを当てられない筆で真っ直ぐな線を引いていくために考え出された、お箸を持つのと同じ手つきで棒と筆を持って書いていく技術。
これってきっと外国にはない技術ですよね。
ちょっと「溝引き 外国」で検索してみたら、外国の人が見てびっくりしていたといったようなことが書かれているページを見つけました。
ある意味、こういう技術を使いながら書かれる日本のレタリングは、
長い文化の土台を持つ書道にも匹敵する日本文化の一つではないかと思いました。
私にもできるかなぁ。あとで溝引き用の定規を探しに行ってみようと思います。
レタリング(lettering)とは、活字のような文字、あるいはデザインされた文字を手描きする技法です。昔はマンガの題字も、POP広告も、看板の文字も、垂れ幕も横断幕も、たいていの文字が手描きでした。
今では大抵の文字がPCとプリンタやカッティングマシンの組み合わせで間に合ってしまう時代ですが、それでも手描きレタリングの良さが生きる場面はたくさんあります。
まず、ターゲットとする素材に直接描き込めるという利点。玄関のウエルカムボードに、植物の種類を記した札に、手紙などに添える手描きのイラストの中・・・・等々。貼り込むのではなく、直接描き込んでいける利点は大きいです。
また、手描きレタリングの歴史を活版印刷時代に遡ると、レタリングの目的の中心は、活字印刷によらない文字をあたかも活字で打ったように見せる、といったことに置かれていたと思いますが、さらに歴史を遡ると、文字を装飾する、書体をデザインする、といったことに主眼が置かれていたことが分かります。
大正レトロや昭和モダンな雰囲気のこんな文字たち。こういうのを手描きして遊ぶのもまた楽しい物です。
http://d.hatena.ne.jp/shinju-oonuki/20070822
レタリングは、ペンで描いていける素材なら、下書きをしてそれをペンでなぞっていけばいいので簡単ですが、ペンが通用しない場面、たとえば絵の具で書くとか、プラスチックや木やブリキの表面にペンキで書くとか、布に書いていくような場合は、「引き筆」あるいは「溝引き」と呼ばれる技法を使って書いていきます。
http://ateliermasaki.cool.ne.jp/how2-1.html
こんなふうにお箸を持つように溝引き棒と筆を持ち、溝引き棒を専用定規の溝に当てて、それをガイドに筆で直線を引いていくという技法です。これはお箸の国ならではのテクニックですよね。これが出来るようになると、手描きレタリングの活躍の場がグンと広がります。
また、ステンシル・テンプレートによる文字入れも楽しいです。こちらはほとんど特殊な技術は要りません。プリンタで文字を打ち出し、切り抜くと抜け落ちてしまうような部分をうまくつないだら、あとはこんなデザインカッターを使って切り抜くだけです。
オルファ:OLFA デザインナイフ
上手く切り抜けたら、文字入れしたい素材の上にテンプレートを置いて、ペンキを染み込ませたぼろ布でポンポン叩いて色を付けるとか、スプレー塗料を吹き付けるなどしていきます。
これは素朴な素材に対して、とてもいい味が出ます。たとえばカンナのかかっていないザラザラの杉板とか。ギターケースやギターアンプなどにバンド名を入れたりするのもいいですよね。テンプレを一枚作れば、みんなでお揃いのロゴを入れられます。さらにそのテンプレにプリントゴッコ布用インクを組み合わせると、布製のソフトケースとかTシャツなどにもお揃いロゴが入れられます。
昔はステンシル作りを簡単に行う専用ツールもありました(米国製)。
http://shop.abs.fm/177_1525.html
とにかくこんな風に、文字を色々デザインして、色んな所に文字入れをして楽しむと、とても面白いと思います。物作り好きの人は、自分の工房名などを決めて、そのステンシル・テンプレートを作ったりすると楽しいですね。工具箱や大きな工具などに、それで文字入れするんです。もちろんそれを使って、いつか専用の工作室が作れたらそこに掛けるプレートなんかも作ります。夢が広がります。