THEME:「どんなマチを創りたい?街ひとつ丸ごと設計プランコンテスト」
日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿下さいね!
「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
テーマ詳細とアイデア例
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プレゼント変更ご案内
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※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は6月29日(月)正午で終了させて頂きます。
生活をする場であるイエをしっかり大切にしながら暮らしていき、それが街の景観をつくり、雰囲気を深めていくというのはスゴク素敵な話だと思います。
イエが長持ちできたら、景観も落ち着くことでしょうね。
日本本来の生け垣や砂利、みんな本来は長持ちできる、あるいは身近な材料で創り出せる生活用品なのです。
イエはその街の貴重な一部、自分が暮らすマチだと思うときっと大切なイエだと感じずにはおられません。
木の家だけでなく、洋風の建築、アパートでもその土地土地の歴史的背景、伝統をイエから守ることでマチを創り出すことができたら、と思います。
家を買うことが人生にとっての最大の支出。
しかし、海外では家、しかも家具付きの住宅を中古で安く買うことができます。
日本の住宅では、住むことに支払うお金が大きすぎると思います。
住宅費にお金がかかるから、旅行や遊興費にお金を回すことができなくなってしまう。
一番、マチで大切なのは、いつまでも使えるイエを作り出すことではないでしょうか?
イエに支払うお金が少なくなれば、もっと消費が増える。
それに、景観も歴史や伝統に従って、徐々に落ち着いてくる。一石二鳥ではありませんか!
我が家は父が設計したイエなんですが、父曰く、イエの寿命というのはとても短いものだといいます。というのも、大きな買い物であるはずのイエに住む人は、昔はけっこう年長者の方が大半で、今現在ご近所さんを見まわすだけでも、住民の高齢化がかなり進んでいます。
最近は以前の1/3くらいの出資でイエを立てられる時代になりました。ですから、30代くらいの方々でもイエを結構建ててらっしゃるようです。
さて、問題としては、住民の高齢化による空き家が増加していることと、若い方でも家族が増えたりしてイエを改築・造り直しするケースが見られることです。つまり、住宅の寿命というのは随分と短い・・・。
空き家になっても間貸しするとか、最初から作り直すのでなくリフォームを想定して最初から作ることを、今後は増やしていくのがいいと父とよく話します。
リサイクルできるマチ、自然と共生できるマチ、自然の摂理にのっとったマチはいいですね。本来、おむすびも笹の葉で包んだものだから、破れたり腐ってしまっても庭に捨てることができる。野菜も余ったら、牛馬の餌にすることができる。
豊穣な自然のサイクルの中で人間は生きている。農村だけでなく、この自然のサイクルを都市で実現できるとしたらどうしたらいいのでしょう?
やはり、部品を交換でき、長持ちできるものを作り上げることが一番のマチづくりだと思います。
そのためには、まず少なくとも100年はもつ住宅を造るように規制をつくってもらいたいです。人生で一番大きな買い物はおそらく自宅か生命保険です。人生をかけたイエを長持ちにできることこそ、マチづくりに一番不可欠な要素なのではないでしょうか?
日本で一番長持ちしているイエは和風建築、木の柱がイエをどっしりと支えている。
自分だけでなく、何世代も、あるいは家族とは異なる人でも愛着持てるイエをつくることが、マチを創るうえでも、歴史あるマチの雰囲気を醸成するためにも一番だと思います。