THEME:「どんなマチを創りたい?街ひとつ丸ごと設計プランコンテスト」
日々の暮らしとイエの中で、こんな時どうしてますか? “イエコト・ミシュラン” は、暮らしに楽しいサプライズアイデアを語らい、★(一ツ星)~★★★(三ツ星)のミシュラン評価をしていくコーナーです。ハウスキーピング、ハンドメイド、エコロジー、ヘルスライフ…毎回の質問に、あなたのアイデアをご投稿下さいね!
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
テーマ詳細とアイデア例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20090622
プレゼント変更ご案内
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080729
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は6月29日(月)正午で終了させて頂きます。
昔は天然の薪燃料や自然肥料で食料を得ています。
自然農法は自然のリサイクル。
これを忘れかけている現代、昔を思い出して欲しいものですね。
watenaさんのこちらの書き込みを読んで、私も薪ストーブに憧れています。
http://q.hatena.ne.jp/1233118479/201753/
街の作りも家の作りも薪や炭の利用に特化させ、薪や炭でエアコン並みの利便性と安全性を追求していく街。これはある意味、ソーラ発電や風力発電などを積極的に取り入れていく街に負けない、先進的なエネルギー革命の街と言えると思います。しかもソーラ発電や風力発電などに比べて、すぐにでも着手可能な現実性の高い計画です。
地域共同の広場に様々な興味深い竈を設置して貸し出すというのもいい計画ですね。住人が100%薪炭利用者とは限らないでしょうから、こういうところで薪炭の良さを体験してもらうことも、大切な街作りの一環ではないかと思います。
薪の匂いが漂ってくる街には古き良き時代の色々なものが集まってくる、というコンセプトも魅力が大きいです。家と家との間に緑を多く配置したり小川を流したりする自然豊かな街並みと相まって、すばらしい景観と環境をもたらしてくれそうです。こういう街の子供たちは、きっと伸び伸びと育っていくでしょうね。
薪や炭でエアコン並みの利便性と安全性を目指していくマチは、他の新エネルギー活用のマチに負けないエネルギー革命のマチというご意見、私も同感です。
また、本当にこうしたバイオマス・エネルギーの活用を本気で目指すマチが誕生したら、エネルギー消費に関わる経済の動きも変わってきますね。現在、エネルギー消費よって生み出される利益は、小売りの利益を除くほぼ全てが、大企業に独占されています。
しかし薪や炭の消費が増えると、その利益は森林組合であるとか、林業従事者といった人たちの所に向かうようになります。こういう新しい経済の動きを積極的に創出していくのが、地方の時代であるとか、地方分権であるとかを作り出す政治なんじゃないですかね。そう思いませんか、橋下さん(おっとw)。
とにかく、薪や炭を使う暮らしが普及すると、マチや暮らしが変わるだけでなく、経済や産業構造も変わってくるんだと思うんです。こういうのが本当の改革と呼べる政策だったんだろうと思います。
こういうエネルギー革命のマチ、ぜひ作りたいですね。このマチは色んな意味で、日本全体を変えていくくらいの力を発揮していくと思います。
薪や炭を最大限に利用するマチ。これまた具体的なマチプランですね!共同地域にある、バーベキューやパンやピザまで焼けるかまどがあるのもポイント。共同区域を利用することで、向こう三軒両隣と言われたご近所さん付き合いも、自然体でお付き合いできる気がします。
そうそう、江戸時代も薪とかまどの暮らしでしたね。当時の家庭から一番出たゴミが、かまどの灰なんだそうです。そして当時は、お風呂屋さんから各ご家庭まで、灰を買う業者さん(灰買い)がいました。買われた灰は、カリウム、カルシウムが多く含まれ、藍染の色の定着や、焼き物のうわ薬、また肥料としても優れていたとか。
というわけで、この薪や炭を最大限に利用するマチプランは、農業や作物づくりをするときに、残った灰を肥料としてリサイクルできます。また、藍染めや焼き物といった趣味にも使えますので、なかなか理にかなったマチになりそうですね。
薪や炭などの燃料を最大限に活用できる街作りです。昔はどこの家でも、お風呂を沸かす煙突の煙などが普通にたなびいていたものでした。
この街では、温暖化防止、省資源の見地から、再生可能エネルギーであり、CO2排出量を差し引きゼロと見なすことができる薪や炭などの古典的燃料を、最新の技術で、便利に、かつ安全に活用していく暮らしを目指します。
そのために、まず家屋と家屋の距離が十分取れる街作りをします。一軒一軒の敷地面積が広いことも大切ですが、それよりも家と家との間に植え込みを作ったり小川を通したりして、宅地と宅地の間に贅沢な緩衝帯を配置することが重要です。これが万が一の火災の場合の防火帯の役割を担います。
家屋は、しっかりとした耐火構造、広くゆとりのある室内設計、火災やヤケドなどの事故を未然に防ぐ各種対策、一酸化炭素中毒を確実に防ぐ換気機構などを重視して設計されるものとします。薪や炭でもエアコン並みの安全性がキャッチフレーズです。
もちろん全家庭には夢の暖炉や薪ストーブが標準装備。最新型のペレットストーブなら燃料ペレットの自動供給で長時間連続燃焼。温度調節も楽々で石油ストーブ並みの扱いやすさです。
街にはガソリンスタンドならぬ薪スタンドがあり、森を守ることに熱心な森林組合と提携して、薪や木炭、ペレットなどのバイオマス燃料を豊富かつ安価に供給してくれます。
地域共同の広場には、常設のバーベキュー用かまどや、非常炊き出し用飯炊きかまど、薪でパンやピザが焼けるかまどなども用意されていて、個人や地域の様々なコミュニティに貸し出されます。
夕方になるとお風呂を沸かす薪の匂いが漂ってくるような街には、古き良き時代の色々なものが集まってきます。たとえば薪を燃料にして大豆を煮るお豆腐屋さん。夕暮れの街に、ラッパの音がこだまします。