現在はCentOSにてソースコンパイルによるインストールやconfファイルの設定などを学習してきました。最終的に自社サーバーを運営するにあたり、さくらインターネットをはじめとするホスティングサービス会社や、大手インターネットサービスのサーバー環境に見習いFreeBSDやRedHatを導入したいと考えております。しかしRedHatは高価なため、やはりFreeBSDが着地点ではないかと考えました。
そこでFreeBSDの参考資料等を書店やインターネットで探しまわりましたが、代表的な書籍のほとんどが2002年などの書籍で参考にはならないように感じました。また周りにはサーバー関連の知識をもっている人も少なく、学習方法がほとんどないために行き詰まっております。
そこでご質問です。FreeBSDは大学で情報工学などを専攻した専門家が愛好するディストリビューションのようですが、そうではない方がーから学習をはじめた方はどのような学習をしてきましたでしょうか。
おすすめの専門学校、現在でも通用するおすすめの参考書、あるいはサーバー管理に必要な学習集方法、手順等のアドバイスを御願い致します。※会社に勤めるという方法を除く
意外と知られていませんが、FreeBSD公式サイトのハンドブックが有用です。(日本語)
http://www.freebsd.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/index.html
常に最新版に対応していますし、内容的にも網羅性があり日常的運用には必要十分な内容です。少なくとも入り口の手掛かりになります。
FreeBSDはLinuxのようにディストリビューションが乱立していませんから、昔から日本語のオンラインドキュメントが一貫してしっかりしています。(実は、Linuxの日本語ドキュメントの一部はFreeBSDからの転用です)
その他のオンラインドキュメントも、必要に応じて目を通してください。
意外と知られていませんが、FreeBSD公式サイトのハンドブックが有用です。(日本語)
http://www.freebsd.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/index.html
常に最新版に対応していますし、内容的にも網羅性があり日常的運用には必要十分な内容です。少なくとも入り口の手掛かりになります。
FreeBSDはLinuxのようにディストリビューションが乱立していませんから、昔から日本語のオンラインドキュメントが一貫してしっかりしています。(実は、Linuxの日本語ドキュメントの一部はFreeBSDからの転用です)
その他のオンラインドキュメントも、必要に応じて目を通してください。
とても詳しく書かれており、参考書を買う必要もないくらいに感じました。ここまで日本語訳されているとは驚きです。さらにBSDに対して興味を持ちました。ありがとうございます。
コメント欄に書くべき内容なので、ポイントは不要で結構です。
CentOSを学んでいるのであれば、CentOSでサーバを組んではどうでしょう。
FreeBSDとLinuxとでは、システムやディスク管理が異なります。
なぜ、FreeBSD でなければならないのでしょうか?
Yahoo!やさくらインターネットがBSDを使っているからという理由であれば、彼らのサービスは Linux 普及以前からのものであるため、BSDしか選択肢がなかったというのが事実です。今日日、データセンターでBSD系を採用しているところは、むしろ少ないと思います。
どうしても BSD系にこだわるのであれば、むしろ MacOS X Server をお勧めします。
RHLよりメンテナンスが楽ですので。
BSDしか選択がなかったという経緯はなるほどと感じました。BSD系の使用はLinuxの登場とともに少なくなっているというのは聞いておりましたが、BSD系がむしろ少いというのは目から鱗でした。そう考えると2002年あたりから徐々に参考書の出版が衰退している理由もわかる気がします。
MacOSXServerがFreeBSDをベースに作られているのも初見でした。メンテナンスが楽という点についてもう少し詳しくお伺いしたいです。見てみた限り通常のMACのGUIで管理できるという点と、サーバーに必要とされる様な一般的なアプリケーションがすべてパッケージングされている点で、Linuxの利点にも似た、利点をあわせもっているという意味合いで管理がしやすいという事なのではないかと解釈致しました。
2つの情報をありがとうございました。
Yahoo!やさくらインターネットがBSDを使っているからという理由であれば、彼らのサービスは Linux 普及以前からのものであるため、BSDしか選択肢がなかったというのが事実です。今日日、データセンターでBSD系を採用しているところは、むしろ少ないと思います。
うわぁ、すげぇFUDなのか無知なのか。
【レポート】「BSDカンファレンス2002」が開催、*BSDの最新動向に注目(2) | ネット | マイコミジャーナル
1993年
* 11月1日 FreeBSD 1.0-RELEASE
数あるLinuxディストリビューションの中でも特に歴史の長いものの一つであり、その歴史は1992年にまでさかのぼる。
90年代後半にはすでに日本にも Linux 普及してきているし、選択肢としては商用UNIX(Solaris/SunOS とか)を選ぶ方が妥当だろうよ。
FreeBSD が使用されたのは、Windows にも流用された BSD 由来のネットワークスタックが優秀だったりその辺の理由の方が大きい。
余談はおいておくとして、一通り学ぶならこのあたりじゃない?
すでに紹介されている HandBook もよい情報源だ。
OSの設定周りさえ押さえていれば、ユーザーランドは Linux 系とそう変わりはないので、サーバーの設定とかには苦労しないと思う。
とはいえ、特にこだわりが無いなら CentOS あたりでいいと思う。
RedHat クローンだから情報はすべて RHEL の書籍や情報がそのまま使える。
理由はともかく Linux 系各ディストリビューションの方が採用例が多いのは事実だし。
いま FreeBSD を初めとする PC-BSD 系を使っているところは確固たる技術を持っているところが多い。
仕事で使うならそれだけの理由をもって採用した方が良いよ。
ご回答ありがとうございます。過去の経緯についてはそれぞれの会社の事情があり様々な考察があるようですが、現在においてはLinux系が選択されることが多いという点において共通点がある様に感じました。また、リンクいただいたなぜYahooあるいはユーザーがBSDを選択するのかという記事は面白かったです。
本を紹介していただいてありがとうございます。たしかにこの本は他の似た質問でもこの本を薦めている方も居て、アマゾンでの評価も高いようです。若干デスクトップ環境中心という点とバージョンが古いという点で心配点がありますが、インストールマニュアル的な意味合いで導入時には参考にはなりそうです。
FreeBSDの優れている点は(と同時に劣っている点も)、ウェブサーバー用途において見いだすことは難しいようですね。実際の使用をしてみた上でCentOSと比較をして、結論を出してみる事にいたしました。
ありがとうございます。
コメントいただいたように、MacのGUIを介して必要なパッケージのアップデートを Apple に依存できるという点がメリットです。
データセンタの運用を前提に考えると、64ビット環境やマルチコアへの対応など、カーネル部分のアップデートをベンダに依存できるというのは楽です。セキュリティもそうですね。
カーネルのカスタマイズについていえば、確かに FreeBSD の方が Linux系より優れていると思うのですが、逆に考えると、カーネルに関わる知識がないと FreeBSD の運用は難しいという気もします。
なお、MacOS X Server を稼働させるには、ハードウェアとしての Mac が必要だというデメリットはあります。
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RHLを選択する費用を考えるとMacOPXServerという選択はよい選択だと感じました。また、ハラハラするであろう(未経験なためわかりませんが)カーネルアップデートや、ハードウェアの相性問題でトラブらないという点で魅力的です。しかも、MacServerを買うのではなく、通常のMacハードウェアにインストールできるという点もいいですね(初めて知りました)。私自身がMacユーザーであるため、その点においても魅力的です。
対して、CUIによる軽い動作と、余計な環境あるいはサービスを一切入れずに、必要なものだけを入れていって、すべてを自分の捉えうる範囲下における(ブラックボックスを作らない)という点でFreeBSDをはじめ、CentOSに(CentOSもその傾向があるようで)魅力を感じています。
極論ですが自分の結論としては、
・管理を時間コストと考えるかスキルアップや管理改善の機会と考えるか、
でMacOSXServerに成るのか、FreeBSDになるのかが変わってくると感じました。
FreeBSDを学習した上でMacOSXServerを実運用するという流れが私には理想的なようです。
再度、ご回答いただきましてありがとうございました。
FreeBSDの優れている点は(と同時に劣っている点も)、ウェブサーバー用途において見いだすことは難しいようですね。
んーまぁそんなこともないんだが、少なくとも見いだせないうちはメリットも引き出せないので手は出さないでいいと思う。
ちなみに、MacOS X/MacOS X Server は確かに FreeBSD のユーザーランドは利用しているが、
カーネルは完全に別物なので、別のOSとしてとらえて欲しい。
あと、純粋に疑問だが apple の不具合対応・セキュリティ対応って遅くない?
あと、単一の企業にHWもSWも頼りっきりなのは今時どうかという点もある。
っていうかこのあたりはコメントにでも書けばよいことなので解放しておいて欲しい。
ありがとうございます。違いがわかるレベルに成れる様にスキルアップしたいと思っております。これにて終了させていただきます。みなさまのコメントありがとうございました。
p氏の化けの皮が剥がれたな。無知というより、バカなんだろう。
お勧めはこちら。
FreeBSDビギナーズバイブル (MYCOM UNIX Books)
書籍のご紹介ありがとうございます。流通があまりないようですが、とても評価が高くサーバーに重点をおいているようですね。
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とても詳しく書かれており、参考書を買う必要もないくらいに感じました。ここまで日本語訳されているとは驚きです。さらにBSDに対して興味を持ちました。ありがとうございます。