http://www.bunka.go.jp/oshirase_other/2009/mediageijutsu_090514.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E8%8A%B8%E8%A1%93%E7%B7%8F%E5%90%88%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC
お台場に当座の予算だけで117億円かけてマンガの資料館・博物館を造ろうという文化庁の構想です。
たぶん著作権が引っ掛かりそうな気がします。
ネットで無料の立ち読みが無制限に出来ちゃう事になるから。
著作権ごとの買い取りだと天文学的な数字の予算が必要になってくるでしょうね。
主要出版社を全て丸ごと買収するとか・・・。
アニメーション技術やマンガの工程を解説したり、体験したりするのではないでしょうか。30分アニメを見てもらうと入場者の回転が鈍くなるので、国がガンダムの作者などに4,5分程度のアニメーションや10ページ程度のマンガを作ってもらって、それをみてもらうことになるのだと思います。なので、著作権料はあまり掛からないかと思います。
こち亀やドラえもんが学習用の書籍に登場して、マンガを見ながら勉強ができるというものが良く売られていますが、そんな感じなルンじゃないかなと思います。
見学とかじゃありません。
観光拠点ではなく、資料館としての機能です。
だから数多ある出版社丸ごとの買収になる。
そうでなければ無制限の閲覧が出来ませんから。
といったところでしょうか。
まだ漫画・アニメの歴史って60年ぐらいですしね。
けど大事なのは歴史的価値ではなく、観光スポットとしての存在感ではないかと思います。
例えば、アメリカで自由の女神見たって「へー」って感じじゃないですか。
美術品もモナリザ見たってほとんどの人は「ふーん」ぐらいですよね。
でもアメリカへ行ったらやっぱり自由の女神とかエンパイアステートビル見ておきたいと思うし、フランス行ったらミロのビーナスやモナリザを見ておきたいと思うものですよね。
ですから、
「日本といえば漫画。だから芸術総合センター行ってみたいな。」
この程度の感情を与えられれば十分だと思います。
日本は世界に通用する物をいくつも持っているのに、そのスポットが少ないと思います。
漫画、ゲーム、車、ロボット
このあたりは国をあげて観光スポットを作ってもいいんじゃないかな?っと。
地理的なものを考慮すれば、年間7億かそこら辺の補助金で採算が取れると思います。
予算100億組み込んでも赤字になるわけでもないので、争点は運営方針にあるようですね。
美術の場合、絵画から歴史や心情を読み解くことができますが、読者に対して何らかの創造的な価値や夢を賦与するマンガが果たして、長期的なスパンで利益を生み出してくれるか判りません。アニメやマンガ自身も美術のように、埋蔵されることで歴史的背景やこれに基づく筆者の考えという文化的な評価を最大化できると思います。・・・要するに、まだ造るのは早いんじゃないかな?っと。