THEME:「自分を育ててくれたアイツと友情…宿命のライバル物語」を教えて下さい
「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきた“イエ・ルポ”の続編コーナーです。“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか?毎回のテーマに沿って、あなたのルポをご投稿下さいね!
豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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「Welcome to イエはてな」
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テーマ詳細とルポ例
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※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
※質問は7月9日(木)正午で終了させて頂きます。
サッカー派でした。今ではどちらも好きです。
陸上でよい成績を残していたりしたので、まけるものかとがんばりましたね。
長距離走や、試合形式の練習など負けたくない相手がいることで頑張れた場面が多かったように思います。
しっかりコツコツ働いてきた父は、ある意味生活のライバルですね。
その頃私は、左手の腱をひどく痛めてしまっていました。ギターを弾くことが出来ません。バンド活動ができなくなり、表現手段を断たれた私は、もう人生の全てが断たれたみたいに悲嘆にくれるしかありませんでした。
たかが左手一本。しかしギターに全てを賭けていた私にとって、それは音楽生命が断たれたことと同義であり、音楽に全てを賭けていた私にとって、それは人生その物が断たれたのと同義だったのです。少なくともその当時は、本当にそう思うしかない状況でした。
病院の帰り。友が私を迎えてくれました。真っ赤な髪をして、ほぽ上半身裸。道端でしゃがんでタバコをくわえています。うひゃ~、ガラ悪ィい。道行く人達が避けて通っています。真夏の炎天下。明るい光の中でしたが、ライブハウスそのままの友の姿に、私の心は少し曇りました。ギターの弾けない私にはもう、そんな彼の姿が遠い存在に思えてしまったのです。
「よう、どうだ、手は」
「・・・・」
彼は別のバンドのギターでした。ポジションがかぶりますから一緒のバンドになったことはありませんが、よくセッションなどで楽しんだ仲でした。しかし、彼は私より何倍も高度なテクニックに長け、いつプロになってもおかしくないと思われていた存在だったんです。
私はいくら練習をしても、彼のギターにはかないませんでした。彼も私も愛用のギターは同じモデルです。しかし、同じギターなのに。彼が持つと、なぜか小さく見えるんです。そのくらい彼はギターを、自由自在に扱いこなしているということです。私はそんな彼を目標に、毎日暇さえあればギターを抱えて練習に励み続けていました。その矢先の障害の発生でした。
そんな彼が私に言いました。
「セッションやろうぜ」
は、はぁ? ギターの弾けない私に何と言うことをと、一瞬その無神経さにカチンと来ましたが、彼は道端にしゃがんだまま私を見上げて、「俺はお前が羨ましいんだよ」と言うのです。
「なんだよそれは」
「もし俺がお前みたいに手を痛めてしまったら、もう何も表現することが出来なくなる。俺にはギターしかないから」
「・・・・」
「だがよ、お前にはボーカルがある、作曲も出来る、俺とは持ち物の数が違う」
ありがとう。こんなふうに励ましてくれる友の心に、私は感動を覚えました。でも、人間って、何か一つを断たれてしまうと、それと連動して全てが停滞してしまうんです。私だってこれを機会にギターが弾けない時間をボーカルトレーニングに当てようとか、これからは曲作りに力を入れていこうと、そんなふうに前向きに考えたこともありました。でも、ギターが弾けないという障害が、全ての物の前に立ちはだかってしまうんです。私の心はもう、完全に折れていました。
「セッションやろうぜ、今ここで」
彼は再びそう言うと、小さなハーモニカを取り出しました。別名ブルースハープ。ロックやブルースの演奏に適した特殊な音階のハーモニカです。
「病院近いからソフトな曲な」
彼が吹きはじめたのは、なんとブルースではなく、文部省唱歌「ふるさと」でした。
ド~ド~ド~レ~~ミレ~ ミ~ミ~ファ~ソ~~~・・・・
哀愁のある音色が響き渡ります。ああ、これなら病院前通りでもOKです。もっとも人々は、この風変わりなパフォーマンスを避けて通りますが。
ハーモニカの演奏がメロディから和音に変わりました。私に歌えということです。
兎追ひし かの山
小鮒釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき ふるさと
促されるままに、私は一番を歌いました。ハーモニカがリズムを刻み始め、ブルースに変化していきました。普段ならここで彼は「O-kay、○×ちゃん」と私のニックネームを叫びますが、今日はハーモニカで口が塞がっているので、視線で私を促しています。普段なら私はここでギターを取って、即座にブルースの常套句と言えるフレーズを弾きはじめますが、今日はギターがありません。彼の視線が、そのフレーズを歌えと促しています。私はスキャットでギターのフレーズを歌いました。
いつもならここから、二人のギターの掛け合いが始まります。短いフレーズを交互にぶつけて挑発し合い、返ってくるフレーズをまた相手に新しいフレーズにして投げかけていく。そんなスリリングなやりとりです。これがギター同士のセッションの花。それと同じことを、ハーモニカと肉声で行います。彼のハーモニカは素晴らしく、私は道端であることも忘れて、このセッションに酔いしれてしまいました。
終わって顔を上げると、なんと周囲に人だかりが出来ています。うはは、拍手なんかもらっちゃいました。あ、ども、ども、お騒がせしました、ばびゅ~~ん!!(その場を逃げる音w)
「あははははは」
「うわはははは」
私達は離れた場所に腰を下ろして、お腹を抱えて笑い転げました。ひとしきり笑った後、彼が言ってくれました。
「俺のハープは人を避けて通らせた、だがお前のボーカルが入ると人は足を止めた」
「・・・・」
「お前の歌はロックに縁もゆかりもないような人の足さえ止められる、ギターが弾けないくらいで音楽を諦めるなよ」
そう言って彼は、私の痛めた左手を握ってくれました。
ギターでは超えることが出来なかったライバル。人間の器も、こんなふうにデカイ奴です。そんな彼のおかげで、私は失いかけていた音楽の喜びを取り戻すことが出来ました。こうして今も、アマチュアながら音楽と共に歩んでいける私がいます。彼も私よりずっと先の所で、今も音楽と共に歩み続けています。
町内の仲間はイベントや行事が同じグループになる事が多かったので
当然親同士の情報網も敏感。
あそこの子はああで、そこの子はどうでと
家に変えると毎日のように比べられ。
小さい頃はうんざりでしたが
競争心を持たないと人は成長しませんもんね。
近所の同学年は親同士も皆仲がいいのでよく比べられてましたね。
飛び抜けて劣等生な私は怒られる事ばかりで
テストの結果が嫌で嫌で。
いまでも、誰が結婚してとかありますが
成長する上で多少の比べられる対象がいるのは刺激になりますね。
日々成長!という意味では
昨日の自分にはいつも勝っていたいですね。
何か1つでも成長出来れば小さな事でも、こつこつと続けていけは昨日の自分よりも成長出来てると思います。
同い年の女優さんは、見ていて憧れの対象です。
同い年なのにあんなにキレイなんだ〜とか
肌の状態やオシャレの参考になります。
特にお肌は日々の努力で少しは近づけるものですから
同い年の有名人は参考になります。
正にこれなんでしょう。羨ましいです。
頭の回転悪いからです・・・
出来の悪いがきでしたから・・・親戚の子供と比べられちゃ・・・
書く時は心確かに穏やか
するほどの歳です、中日の落合なんてコドモみたい 笑
同い年のスポーツ選手や芸能人を見て、負けてられるかって気持になる。
早慶戦は昔ほどではないけど面白いし、因縁があったほうがスポーツは良い
わりと出来すぎ君だったから、負けてばっかだったなぁ。
こっそり業績を比べて一人で満足してる
自分の中でこっそり決めてた。
これが一番大変ですよね、きつい時も、サボったときもスグに自分では分かってしまいますし。