以下のような条件で考えています。
・できれば有名な作品で、読んだことが自信となる
・ある程度読み応えがある
・ストーリーテリングがうまく、夢中になれる
・人生を考えさせるような深みがある
・日本のものでも、海外のものでもOK
今のところ思いついたのは、
・『次郎物語』下村湖人
・『しろばんば』以後3部作 井上靖
・『出家とその弟子』倉田百三
・『大いなる遺産』ディケンズ
・『果てしない物語』ミヒャエル・エンデ
・『大地』パール・バック
・『レ・ミゼラブル』ヴィクトル・ユーゴー
・『モンテ・クリスト伯』アレクサンドル・デュマ
これは難しすぎるんじゃ…というご意見もお待ちしています。
正直、自分が中学2年生の時に何を読んでいたか、忘れてしまいました。
大人向けの本格的なものはまだ読めず、かといって児童文学では物足りない、読書難民の時期だった気もします。
「中学2年生の男子生徒」の読書経験によっておすすめも変わってきますから難しいですね
読みやすさを重視するなら,
中学生に親しみやすい青春小説やセンス・オブ・ワンダーのあるSFや山田風太郎の時代小説なんかはどうでしょうか
ディオゲネスは午前三時に笑う (1977年) (講談社文庫)
脱走と追跡のサンバ (角川文庫―リバイバルコレクション エンタテインメントベスト20)
「読んだことが自信となる」ということでしたら
中学生には少し骨が折れますが,
「西遊記」や「千夜一夜物語」のような古典もおすすめです
バートン版 千夜一夜物語 第1巻 シャーラザットの初夜 (ちくま文庫)
ありがとうございます。
確かに、原点ですね。
ただ、中学2年生には、文体が馴染まないのではと心配です・・・
短めの作品
五重塔
一人の職人の話ですが、かなり芯の有る作品
名文だと太宰治がほめていたような記述を見たことあります。
潮騒
年齢的にも近い話だと思うので、読みやすいかもしれない。
夜間飛行
勇気だとか、男だとか、そういった話で、
本物とはといった感じ。
一冊としては有名すぎる、
長さもそれ程ないし、文章が直線的で、それだけに深いところも多い。
男だったら誰でもはまる。
自分の中でもこれは一番です。
車輪の下
受験間近に此れもありかもしれません。
長めの作品
死の家の記録
犯罪を犯す人達の生も、普通の人との違いはわずかなこと。
色々な人の人生や人間性が垣間見えるような作品です。
怒りの葡萄
今の世界状況と重なる点も多い、底辺の人達の写実的な作品。
此れも文章がストレートなので、読みやすいです。
中学時代は進められて読むのは苦手だった記憶があります。
短い作品のほうがやっぱり読みやすいのかも。
なるほど!参考になりました。
老人と海はいいかもしれないですね・・・
大人向けが難しければ、ジュニア向けの本がありますので、そこから探してみるといいと思います。(岩波少年文庫、講談社青い鳥文庫など。)難しそうな古典的な文学でも、若者向けにわかりやすく書いてあります。
自分が中学のころに読んだタイトルですと:
そうですね、坊ちゃんは定番でしたね。
ドン・キホーテは、私自身がいまいち受け付けないので、漏れていました。いいかもしれません。
>>『モンテ・クリスト伯』アレクサンドル・デュマ
これは若干難しいような・・・?普段読書家の子ならいけそうですが。
ああ、でも中学二年生って難しいですね。うむむ。
お薦めを載せておきます。
わたしはナディア世代だったので特に海底二万マイルは真剣に読みましたね。懐かしい。
しかし、宝島も海底二万マイルも若干中学生にはやさしすぎるでしょうか?
個人的に、uchagiさんのピックアップの中では、しろばんばとレ・ミゼラブルが好みでお薦めではあります。
ああー、なるほど!
その辺がありましたね。
よく考えたら、ハックルベリー系も、ちゃんと文庫で読むのはこの頃かもしれません。
貴重なアイディアをありがとうございました。
『楡家の人々』北杜夫
http://www.amazon.co.jp/%E6%A5%A1%E5%AE%B6%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%...
むずかしければ『どくとるマンボウシリーズ』
『海底二万里』『月世界旅行』ジュール・ヴェルヌのSFもの
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E5%BA%95%E4%BA%8C%E4%B8%8...
なんかはどうでしょうか。
お恥ずかしながら、楡家の人々読んでないです・・・読んでみます。
おお、未読です。スタインベックは「怒りの葡萄」でどうしても暗い、重たい気がしてしまって。読んでみます。
中学生ぐらいなら、「孟子」がおススメです。これくらいの時期から中国の古典に親しんでおいた方がいいかも。どれでもいいですが、たとえば、こちらはいかがでしょうか。
●孟子 (中国の思想) (単行本) 今里 禎 (著)
●孟子 (中公クラシックス) (新書) 貝塚 茂樹 (翻訳)
●あざやかな弁論術・孟子 (知的な創造のヒント (1)) (単行本(ソフトカバー)) 明治書院第三編集部 (編集)
新しいですね。
楽しんで夢中になって読んでくれるか若干不安がありますが、ちょっと本屋で見てみます。
「ぼくは勉強ができない」
山田詠美
個人的にこの年代に読んで良かった本です。
教育上いいか悪いかはわかりませんが、
高校入試にも出てたはずです。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%AF%E5%8B%89%E5%...
現代のものはよく知らないので、助かります。ありがとうございます。
「中学2年生の男子生徒」の読書経験によっておすすめも変わってきますから難しいですね
読みやすさを重視するなら,
中学生に親しみやすい青春小説やセンス・オブ・ワンダーのあるSFや山田風太郎の時代小説なんかはどうでしょうか
ディオゲネスは午前三時に笑う (1977年) (講談社文庫)
脱走と追跡のサンバ (角川文庫―リバイバルコレクション エンタテインメントベスト20)
「読んだことが自信となる」ということでしたら
中学生には少し骨が折れますが,
「西遊記」や「千夜一夜物語」のような古典もおすすめです
バートン版 千夜一夜物語 第1巻 シャーラザットの初夜 (ちくま文庫)
西遊記いいですね!うん、ちょうどこのころにいい気がします。
千夜一夜物語は、自分が読んだのがマルドリュス版のせいか、性的表現が中2の男子にどう影響するか、ちょっと危惧してしまいますね。気にしすぎ?
むつごろうさんはいいかも。
ええーっと、すみません、「大奥」ですか?マンガの?
マンガは大好きだし高度に知的な文化芸術だと思っていますが、
このマンガには、文学作品として中学2年生に紹介するほどの深みを感じません。
1冊立ち読みした程度だからでしょうか?
意図がわかりかねます。
こちらはどうでしょうか。
黄金の羅針盤〈上〉 ライラの冒険 (文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E9%BB%84%E9%87%91%E3%81%AE%E7%BE%85%E9%...
ファンタジーですね。
そして、私が子供のころにはなかったシリーズですね(笑)
いろんな賞を取っているようですし、評判も高いようなので、ちょっと見てみます。
あの年頃は、ファンタジーの世界に行けるギリギリの年齢かもしれません。
ありがとうございます。
既にあげられている、レ・ミゼラブルはかなりいいですよ。
読んだ後に色んな感情が残りました。
それ以外では、走れメロスがよいかなと思いますhttp://q.hatena.ne.jp/1247071791
レ・ミゼラブルが人気ですね。
でも、全訳は大作すぎるか、一抹の不安があります。
少年少女向けに出されているやつのほうがいいかな…。
走れメロスは学校の授業で取り扱いそうです。
ライトノベルになってしまうんですが
僕が、中学生2年生のころ読んで結構共感できたりした本は
イリヤの空、UFOの夏ですね
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840219443/httpdhaten0f...
主人公たちの年齢とだいたい同じくらいだったのである程度共感できるところがあり、
一冊目で引き込まれてしまい一気に全巻読んだ記憶があります
やっぱり、主人公の年齢と近いというのは、夢中になる条件なんでしょうね。
おまけ紹介グループにいれておきます。
ありがとうございました。
西遊記いいですね!うん、ちょうどこのころにいい気がします。
千夜一夜物語は、自分が読んだのがマルドリュス版のせいか、性的表現が中2の男子にどう影響するか、ちょっと危惧してしまいますね。気にしすぎ?
むつごろうさんはいいかも。