それは、医療法人の枠組みを超え、首都圏に散在する多くの病院の売店で販売したいということですか。であれば、売店へ納品している卸さんを訪ねるのが一番かと思います。
商品の性質にもよりますが、医療寄りのものであれば、医療用品卸に相談してみてはいかがでしょう。東京医療用品卸商協同組合、スズケンなどにアクセスするといいかもしれません。
また、7/15~17、ビッグサイトで「国際モダンホスピタルショウ2009」を開催しているので、ここでも業者が見つかるかもしれません。
ある卸なり、団体に営業の相談をし、一括してある商品を病院の売店で取り扱いをしてもらいたいという趣旨と受け止めました。
私も窓口が一元化していれば楽だと思ったことがありましたが、相当探しましたが、ありませんでした。
なので、現在のところ、病院売店同士がネットワークを作った全国横断的あるいは地域包括的な業界団体組織は、親睦目的でも仕入れコストの低廉化の目的としても、首都圏にはありません。病院売店に納品したい製品を一括して扱う納品や営業の窓口は無いといえましょう。
病院の売店は病院直営と病院関連組織が経営と、民間委託に分かれています。
国立大学病院の場合は同大学が設立した関連財団法人が経営しておりそこから再委託しているようです。
その他、公益法人、コネなどなんらかの関係で古くから院内売店を設置する権利を持っている近所の個人商店、公募で入札によって入っている民間事業者、福祉関連のNPO法人、社会福祉協議会、難病連や身体障害者団体など多彩です。
民間の法人で、複数の売店を経営している首都圏の会社としては以下が挙げられるかと思います。
食堂委託事業からレパートリーを広げた会社(シダックスアイ)、TVリースからレパートリーを広げた会社(総合メディカル)、コンビニ(ホスピタルローソン)、医療用品から広げた会社(光洋)などがあります。
そのため、雑貨や医療用品や食品それぞれの卸問屋から帳合いで仕入れをしているのだと思います。
ただ、医療用かつらや、特定の患者様用途のアイデア商品などであれば、本部のバイヤーや、個人売店責任者がOKをだせば、直販(定価の7掛けなど)で仕入れをしてくれるかもしれません。
質問者さまの納品したい物が何であるかはわかりませんが、私が営業マンであれば、まず、複数売店をお持ちの会社のバイヤーや担当部署に話しを持ちかけて数病院に置いてもらいます。
その成果を持って、他の病院(病床数300以上、あるいはその商材に関する診療科、例えば産婦人科や小児科があるところ)へ一箇所一箇所、足で出向いて直販で置いていただくようにします(ただし、病院数が増えると納品・集金業務管理が煩瑣になりますのでコストパフォーマンスも考慮する必要があるでしょうね。送料、振込手数料、集金経費)
商材によっては病院・診療所出入りの業者様とコラボレーションすることも視野に入れられるかも知れません。
ここまで書いて下さり本当にありがとうございます。参考にさせて頂きます。感謝申し上げます。
貴重なご意見感謝します。