マクロ経済的に考えて、ブックオフやリサイクルショップなどの中古市場の存在はどうとらえるべきなのでしょうか?自由市場の考え方からすれば、需給関係が一致するのでそのような中古市場は存在すべきなんでしょうが、生産量全体との兼ね合いでどのようにマクロ経済学上は認識されているのでしょうか。

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  • 1人2回まで
  • 登録:2009/07/21 11:27:40
  • 終了:2009/07/28 11:30:02

ベストアンサー

id:mare_caldo No.1

mare_caldo回答回数205ベストアンサー獲得回数532009/07/21 12:02:09

ポイント23pt

ざっと考えて、以下の3つの要素があると思います。


  • 中古市場の媒介を行っている企業は、雇用を創出し付加価値を生んでいるので、GDPにプラスの貢献をしています。小売業と同様の位置づけになるかと思います。

  • 一方、同一の商品を2回、3回と取引するわけですから、生産量は増えません。そして、生産量が増えずに需要を満たしているわけですから、生産を抑制するマイナスの効果をもちます。

  • 同時に、中古市場の存在が新たに生産される商品の需要を喚起するプラスの効果も見逃せません。例えば、今乗っているクルマを下取りしてもらえるから新車を買える、読み終わった本をブックオフで売れるからまた新刊を買える、といった具合です。


これら3つの要素を合計したものがGDPに対する影響額ということになると思いますが、実際にこれを計量した研究は残念ながら知りません。感覚的には、財の種類によってプラスになったりマイナスになったり随分違いが出るような気がします。

id:hakob

中古売却益による需要喚起の側面もありますね。気づきませんでした。

第三世界等に流れ着くこともできる自動車と、言語障壁がある書籍ではGDPに対する影響もまた違うでしょうね。

中古車でないと絶対に買えない人が世界中にいる一方で、日本語書籍を中古でないと買えないひとは少ないでしょうし。

2009/07/21 13:41:01

その他の回答(3件)

id:mare_caldo No.1

mare_caldo回答回数205ベストアンサー獲得回数532009/07/21 12:02:09ここでベストアンサー

ポイント23pt

ざっと考えて、以下の3つの要素があると思います。


  • 中古市場の媒介を行っている企業は、雇用を創出し付加価値を生んでいるので、GDPにプラスの貢献をしています。小売業と同様の位置づけになるかと思います。

  • 一方、同一の商品を2回、3回と取引するわけですから、生産量は増えません。そして、生産量が増えずに需要を満たしているわけですから、生産を抑制するマイナスの効果をもちます。

  • 同時に、中古市場の存在が新たに生産される商品の需要を喚起するプラスの効果も見逃せません。例えば、今乗っているクルマを下取りしてもらえるから新車を買える、読み終わった本をブックオフで売れるからまた新刊を買える、といった具合です。


これら3つの要素を合計したものがGDPに対する影響額ということになると思いますが、実際にこれを計量した研究は残念ながら知りません。感覚的には、財の種類によってプラスになったりマイナスになったり随分違いが出るような気がします。

id:hakob

中古売却益による需要喚起の側面もありますね。気づきませんでした。

第三世界等に流れ着くこともできる自動車と、言語障壁がある書籍ではGDPに対する影響もまた違うでしょうね。

中古車でないと絶対に買えない人が世界中にいる一方で、日本語書籍を中古でないと買えないひとは少ないでしょうし。

2009/07/21 13:41:01
id:papavolvol No.2

papavolvol回答回数1074ベストアンサー獲得回数1982009/07/21 17:44:01

ポイント23pt

中古市場が形成されることにより、新たな経済活動を生むので、経済効果はプラスになります。


中古品を買うことにより、新品を買わなくなった、と考えると、その分の経済効果はマイナスだと捉えられがちです。


しかし、最近では、中古市場が健全に成長することにより、例えば本の購買層の裾野が広がり、経済的にプラスだと考える例が増えていると思います。


眠っている商品が、経済活動を活性化すると考えられます。

id:hakob

GNPなどの総量で考えればプラス、という考え方ですね。

取引総量が増えているので、そちらの可能性の方が蓋然性は高いような気がしますが、昨今のブックオフ株式を大日本印刷等が購入した話を見回ると、そうではない意見(古本市場が新刊を圧迫している)が散見されるような気がします。

>中古市場が健全に成長することにより、例えば本の購買層の裾野が広がり、経済的にプラスだと考える例が増えていると思います。

よろしければどの辺界隈で増えているか教えていただけますか?

中古車市場の意見を聞くと、新車と中古車は実質的に購買層があんまりかぶらないところもあり、ディーラー・メーカーとも新車市場側が中古車市場を敵視したりはしていないようですね。むしろディーラーが中古車事業も行っています。

2009/07/24 09:17:16
id:yofukaci No.3

yofukaci回答回数306ベストアンサー獲得回数102009/07/24 23:12:05

ポイント22pt

こんばんは、hakobさん。

>マクロ経済的に考えて、ブックオフやリサイクルショップなどの中古市場の存在はどうとらえるべきなのでしょうか?

本の流通と言う視点で考えるとブックオフの市場と言うのは無視できるほど小さいです。

ということで、マクロ経済的には、無視できる存在です。

ブックオフの市場規模はインターネットのどこかで確か公開されてました。

リサイクルショップはわからないですが、日本のものが日本で消費されるよりも、どちらかというと海外に主質されるケースのほうが規模が大きいので、日本と言う閉じた市場では無視できます。

id:hakob

市場規模から考える、というのは確かに抜けていましたね。大日本印刷がブックオフ株式取得をしていたりして、よほど大きいのだろうと調べもせずに考えていましたが、中古市場の市場規模が新品のそれと比較して小さければ影響は少ないでしょうね。

>日本のものが日本で消費されるよりも、海外に~

車や古着などではそうだと思いますが、書籍の場合は国内消費しかできないので(家具も単価的にどうなのかな。運搬の手間が大きいのでは)、閉じた市場という意味で影響幅は大きいかもしれませんね。ありがとうございます。

2009/07/27 11:56:11
id:adlib No.4

adlib回答回数1961ベストアンサー獲得回数1222009/07/25 19:09:40

ポイント22pt

 

 公私の経済学 ~ マクロは税源、ミクロは私財 ~

 

 TVドラマ《刑事コロンボ》で、高名な女流作家にお世辞を云います。

「うちのカミさんは、先生の愛読者なんです」「どうもありがとう」

「ただし、いつも図書館でね」「……それはどうも……」

 

 池田万寿夫の版画は、むかし1万5000円で限定枚数を売りました。

 のちに芥川賞作家となって30万円に高騰、つい愚痴をこぼします。

「ボクは画商の手数料を引かれて、ほとんど受取ってないよ」

 

── ゴッホは、生前に一枚も売れなかった。ゴーギャンは、生前に一

枚だけ売れた。モディリアニは、死の直後に、すべて買いしめられた。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1725986.html

 

 オークションでは数十億円が飛び交って、オランダの財政に影響する

勢いですが、国立ゴッホ美術館は、弟テオの孫が館長を務めています。

 彼の年収では、大ゴッホの絵を買いもどすことは不可能でしょう。

 

 ゴッホの著作権は死後50年間は遺族に認められますが、いつ彼らが、

いかほど受取ったのでしょうか。世界中の教科書に印刷されているので、

夏目漱石の数十倍の印税(数百億)に相当するはずです。

 

 いまの自由市場の考え方では、私有財産を保護するのか、納税義務を

優先するのか、とてもあいまいです。電化製品・自動車・土地の順に、

政府と資本家が、生産者ぬきに奪いあいを続けるのではないでしょうか。 

  • id:hakob
    「どう認識されているのか」→経済の好転要因と考えられているのか、悪化要因と考えられているのか、程度の意味です。もう少し詳しい話や、諸学派で意見の相違があるようであれば、そういったことについても書いていただけるとうれしいです。
  • id:hakob
    中古市場とされるのは、よく考えると耐久消費財ですね。これらは経年劣化するものの、複数年にわたり使用可能であること、新品のほうが高いことがあると思います。
    (新品の方が価値が高いと、みんなが認識しているわけですよね。)そのために、新品の流通市場と中古市場が別個に形成されている。
    債権、証券、お金や貴金属などは、それがないので新品と中古が同じ市場で流通しているのですね。新株=価値が高い、なんてことはないですし。新株も市場に出たりしますし。
  • id:hakob

    確かに、新刊では買わないけれど古本であれば買う、といった書籍は何種類かあります。感覚的には、古書店禁止になったとして、それらの本を新刊で買うかというと微妙ですね。逆に新刊で買う本は必ず見つかる新刊書店で買うことも多いですね。
  • id:mare_caldo
    日経ビジネスオンラインに、大日本印刷の森野鉄治常務取締役へのインタビューが掲載されています。

    http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090615/197667/

    なかなか興味深い内容なので、ご一読をお勧めします。ひょっとしたら、会員登録しないと読めないのかもしれませんが。

    これを読むと、中古市場が新品市場を圧迫しているというよりは、自動車と同じように中古市場と新品市場の相関性が強くなっており中古市場のルール作りが必要と考えているようです。「『ハリー・ポッター』が発売日にブックオフの店頭に並んでしまったり、万引きの換金の場となっていたりすることは、それは勘弁してよ」ということらしいです。

    また、こんな話もされています。「推定ですが、今、出版物の販売部数が年間7億〜8億冊ぐらい。図書館は1割だから7000万冊か8000万冊。でも、だいたい1冊平均で10回貸し出しがあるから、読者の数は同じです。だから、新刊で読んでいる人が延べ7億〜8億人、図書館も延べ7億〜8億人。

     それからブックオフだけでも年間約2〜3億冊の取り扱いがある。これも考えてみれば、紙メディアの大事な顧客であって、延べ7億人+7億人+2億人の市場があるということです。」
  • id:papavolvol
    hakobさん、
    >よろしければどの辺界隈で増えているか教えていただけますか?
    amazon.comが新品の本の販売と併設して中古本のオークションに力を入れている例、
    日本でも、村上春樹の新品を販売している書店が、併設して村上春樹の中古本を販売している例、
    があります。
    「新品では手に入りにくい本を中古で入手する、新品で入手できる本は新品を購入する」という客層から、「中古で入手できる本は中古で入手する、中古でな手に入らない本は新品で購入する」という客層まで広く囲い込む戦略だと思います。
    さらに、中古本で村上春樹にはまった読者が、新品の購入層になる可能性にも期待しているでしょう。
    一方の新古書店(中古書店)も、新品の市場に参入しようとしています。
    http://waga.nikkei.co.jp/enjoy/book.aspx?i=MMWAe1016023082007

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