推定:21億4千万円
協会けんぽの被保険者は約2000万人、被扶養者が約1700万人います。一人1枚の保険証が配布され、被保険者宛に郵送されるものと想定します。
個々の経費は、協会けんぽの契約締結状況から推算しました。システム利用費や人件費は除きます。
項目 | 単価(円) | 個数 | 費用(円) |
---|---|---|---|
カードケース | 1.4 | 37,000,000 | 52,447,500 |
保険証作成 | 13.5 | 37,000,000 | 501,165,000 |
個人情報保護シール | 1.5 | 37,000,000 | 54,001,500 |
封筒費 | 1.7 | 20,000,000 | 34,000,000 |
郵送料 | 75 | 20,000,000 | 1,500,000,000 |
合計 | 2,141,614,000 |
すなわち、すべての被保険者にカードを配布する経費は約21億4千万円という結果になりました。
実際には、全戸に郵送されるわけではないでしょうから、これよりは安くなると思いますが、システム費や人件費を合わせたら、いずれにしても莫大な金額ですね。
次回の更新の際に徐々に切り替えるというような、やり方はできないものなのでしょうか。
保険者が変わった(社会保険庁→協会けんぽ)ため、法律ないしは厚生省令によって切り換えなければなりません。
(1)とりあえず会社に送れらはず
(2)カードケースなんかない(あったら無駄遣い。公務員もサラリーマンもカードケースなんか配布されてませんよ)
(3)保険所のカードはぺらぺらでもっと薄い(公務員の方がぺらぺら。協会けんぽもぺらぺら何じゃないかなと思うけど)
(4)個人情報保護シールなんか使われない(私が知る限りでは使ってるところはないですね)
(5)(1)封筒費とか郵送料はもっと安い(会社にまとめて送ればよいのでね)
>次回の更新の際に徐々に切り替えるというような、やり方はできないものなのでしょうか。
折半の会社負担の保険料を滞納してるところがあるので、そういう会社他愛策
確か健康保険は2年更新だったと思うので、次回の更新をまってもあまり意味がないし、コストの面で考えても
無駄遣いにはならない。徐々に切り替えると、人件費もコストも逆にかかる。大量生産のほうが結局は安い。
いろいろ参考になりました。ありがとうございます
とても詳細にお答えいただいてありがとうございます。結構な数字でした。しっかり参考にさせていただきます。法律ないしは厚生省令という部分は、理解はできるのですが、結局は法律も、根本でいえば国民の為にあるわけですから、ここはそうだなとしっかり納得はできませんでした。とにかく、大変参考になりましたありがとうございました