宗教の世界で、神仏を信じたお陰で病気が治ったとか良縁に恵まれたなどの信仰体験を語ることを、「証し」、「証」、ときには「証詞」と表記されることがあります。私はクリスチャンですが、教会では「証し」が使われることが多いようです。ところが、旺文社の標準漢和辞典によれば、「証」の訓読みに「あかし」とあり、「し」の送り仮名の必要は無いようです。

そこで、質問です。「あかし」の正しい表記を教えてください。言葉は生きものだから、多く使われている用法が正しい、との回答は辞退します。広く流布している用法が、語源、語学的に正しいか否かを知りたくでの質問です。辞書、文献をご紹介頂ければ、検索アドレスはなくても結構です。

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  • 終了:2009/08/03 14:58:40
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ベストアンサー

id:u1p No.3

回答回数455ベストアンサー獲得回数6

ポイント60pt

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%BC_(%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99)

こちらの注釈には「送り仮名を付けることもある」とありますね。

ちなみに、医学用語としてのあかしも「証」です。

「あか・し」と言う送りがなは、動詞である「証・す」からの誤用と思われます。

名詞としての「あかし」は「証」で良いのでしょう。

id:Ohse

医学用語としてのあかしも「証」です、との回答に励まされます。キリスト教会では「証し」が優勢ですが、私は名詞の「証」が正しいと感じています。名詞としての「あかし」は「証」で良いのでしょう、

は正に私の理解を支持してくれます。ありがとうございます。

「証し」の論拠にも謙虚に耳を傾けたいと思います。

2009/08/03 14:49:53

その他の回答6件)

id:fuentebella No.1

回答回数269ベストアンサー獲得回数30

ポイント22pt

送りがなの付け方(内閣告示)は文部科学省のサイトに出ています。

http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/k19730618001/k1973061800...


しかし常用漢字表では「証」に「あかし」という読みが記されていません。

http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=show&id=1000003885&clc...


「証」を「あかし」とよむことはNHKをはじめ一般におこなわれていますが、規定外の読み方なので絶対的な送りがなの規則は存在しません。

「証し」で検索すると 新聞記事の見出しとしても出てくるので「証し」は誤りではないと思います。

http://www.kanpyo.net/xwords+category.categoryID+4.htm

http://www.kanpyo.net/

id:Ohse

有り難うございました。

2009/08/03 14:54:49
id:MEI-ZA-YU No.2

回答回数4756ベストアンサー獲得回数767

ポイント50pt

辞書では「証」が多く、新聞では「証し」など、どちらでもいいようです。

(ハッキリとした基準がないようです)

http://mayanagi.hum.ibaraki.ac.jp/paper04/secom10.htm

証は音がセイで、「いさめる」の意味の用例が前400-200年ころの『戦国策』からあった。

セイ・ショウの音では「あかし」が643年の『晋書』から出現。

そしてショウの音で「病候」の用例が元・関漢卿(1230-80)の元曲台本『拝月亭』に、

「病人に変証はなく、ゆっくりと陰陽に伝わる」という文章で初めて出てきた。

しかも『拝月亭』の別伝本では、「変証」が「変症」となっている。

この作者の関漢卿が元の皇帝の侍医で、太医院尹という位にあったことは興味深い。

 

 さて以上のように、もともと證の音はショウであり、「つげる」「あかし」「病候」の順で意味を拡大していた。

また別字である証の本来の意味、「いさめる」も吸収したことが分かる。

一方、証の音はもともとセイで、訂正や是正の正「ただす」から派生した「いさめる」の意味だった。

それが7世紀以降になって證に代用され始め、その音のショウと意味の「あかし」と「病候」を吸収していったのである。



http://www.kanpyo.net/

日本語に書き方の統一基準はない!?

お手持ちの国語辞典の巻末あたりに載っていると思いますが、内閣告示・訓令の形で出されている

「常用漢字表」は強制力のない目安的存在であり、「法令、公用文書、新聞、雑誌、放送など、一般の社会生活において」

と適用範囲を示しているものの「科学、技術、芸術その他の専門分野や個々人」は対象外とされています。

内閣告示「送り仮名の付け方」についても、適用範囲は常用漢字表と同じであり、

常用漢字表にある訓読みのことしか書かれていません。常用漢字(1945文字)以外の「表外字」については、

読み方や送り仮名のつけ方のよりどころ、目安さえもないのです。


国語辞典にしても、例えば「身のアカシを立てる」「イヤシ系」などに当てる表外字は、

新聞協会が「証し」「癒やし」と書くように決めていますが、「証」「癒し」と表記している辞典も多く、

とても統一されているとは言えません。たとえ常用漢字であったとしても、NHKでは「気持ち」を「気持」と書き、

速記協会では「手続き」を「手続」と書くなど、身近な言葉でも細かいところで違いがあります。

id:u1p No.3

回答回数455ベストアンサー獲得回数6ここでベストアンサー

ポイント60pt

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%BC_(%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99)

こちらの注釈には「送り仮名を付けることもある」とありますね。

ちなみに、医学用語としてのあかしも「証」です。

「あか・し」と言う送りがなは、動詞である「証・す」からの誤用と思われます。

名詞としての「あかし」は「証」で良いのでしょう。

id:Ohse

医学用語としてのあかしも「証」です、との回答に励まされます。キリスト教会では「証し」が優勢ですが、私は名詞の「証」が正しいと感じています。名詞としての「あかし」は「証」で良いのでしょう、

は正に私の理解を支持してくれます。ありがとうございます。

「証し」の論拠にも謙虚に耳を傾けたいと思います。

2009/08/03 14:49:53
id:kn1967a No.4

回答回数356ベストアンサー獲得回数7

広辞苑には併記されているわけだが、これは「間違い」だとでも言うつもりか?


それに、「証(し)」は宗教用語じゃないぞ。

・愛の証(し)

・身の証(し)を立てる

id:rsc96074 No.5

回答回数4502ベストアンサー獲得回数437

ポイント50pt

 「証」と「証し」の違いについての問題とよく似た問題に、「話」と「話し」の違いについての問題があります。これから類推すれば、ふつう、名詞なら「証」となりそうです。

 しかし、2番目のURLのような説もあるようです。これから、類推すれば、

「証し」は「証す」という動詞の連体形から名詞に転じたもの。証す行為自体を示す。

となるのでしょう。

●「はなし」を漢字で書くと「話」?「話し」? | 6mgの豆知識

http://6mg.net/357

●「話」と「話し」の違いについて | 裏表(Phinloda のもう裏だか表だか ...

>「話し」は「話す」という動詞の連体形から名詞に転じたもの。話す行為を示す。

http://phinloda.jugem.cc/?eid=1629

id:Ohse

>「証」と「証し」の違いについての問題とよく似た問題に、「話」と「話し」の違いについての問題があります。これから類推すれば、ふつう、名詞なら「証」となりそうです。

分かりやすい、回答に感謝します。

2009/08/03 14:53:19
id:yofukaci No.6

回答回数306ベストアンサー獲得回数10

ポイント22pt

類義語辞典では、「証」「証し」の両方出てますが、

用法が出てるのは、「証し」です。

http://thesaurus.weblio.jp/content/%E8%A8%BC%E3%81%97

id:Ohse

類語辞典で分かることはお訊ねしません。

証 、証し は  話、 話し と同類です。「日本昔話」 を 「日本昔話し」とは書きません。

送り仮名の「し」を付すのは、「話す」という動詞の連用形を、名詞として使っています。

名詞の「はなし」は一文字で「話」です。この用法が「あかし」に通用するかをお訊ねしています。

2009/08/03 14:41:30
id:adlib No.7

回答回数3162ベストアンサー獲得回数243

ポイント10pt

 

 あをによし ~ あらずもがなの送りがな ~

 

 「話」は「はなし」と読めるので、「話し」と書くと「はなしし」と

見えてしまいます。「証」も「あかし」「しるし」とも読めるために、

「証し」は「あかしし」「しるしし」に見えて、わずらわしいのです。

 

 「話」も「証」も、決して「はな」「あか」とは読まないので「し」

を付ける必然性は、どこにも見あたりません。

(新潮文庫では「みだりに送らない」と(巻末に)注記しています)

 

 ふつうの文章で「よみ」を特定するには、はじめに「証(あかし)」

あるいは「証(しるし)」と書いておくのが無難です。

 それにしても「話(はなし)」など、不自然ではないでしょうか。

 

 ではどうして、このように無用な「し」が多用されるか、といえば、

特定の業界や集団における“隠語”のように定着したからでしょう。

 指導者の方言や、誤った用法も、有力な原因になり得るのです。

 

 あるいはまた、どうしても文法的に意味づけたいなら、終助詞的用法

(文末に来て詠嘆・強調を表す例外的仮名遣い)の一種かもしれません。

 つぎのように回りくどいウンチクを、面白いと思う人が絶えないので。

 

── 詠嘆・強調(古代)「あなにやし、えをとこを」

(訳:お~、良い男じゃないか!)── (古事記:国産み神話より)

http://homepage3.nifty.com/rosetta_stone/wissenshaft/suffix2.htm...

 「アイ ラヴ ユー」の比較言語学

 

── さらに驚くのは日本語では意味不明の以下の言葉がヘブライ語で

次の意味があったことである。*注1「あなにやし」はヘブライ語「私

は結婚する」の意味。── 日本版天地創造物語

http://dateiwao-id.hp.infoseek.co.jp/izanagiizanami.htm

 

── しるし【印/▽標/▽証】1 他と紛れないための心覚えや、他

人に合図するために、形や色などで表したもの。目じるし。「非常口の

―」「持ち物に―をつける」 ── 大辞泉

http://dic.yahoo.co.jp/search?stype=1&ei=UTF-8&dtype=2&p=%E3%81%...

 

 伝聞記憶 ~ 五臓六腑と喜怒哀楽 ~

 

 さる新興宗教では「嬉しイ、悲しイ、楽しイ」など、すべて「イ」で

終るため、とくに「胃袋」が大切だと主張しました。そこでイジワルな

国語教師が、喜怒哀楽の「怒」の説明を求めると、黙りこんだそうです。

 

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